「薬害オンブズパースン会議」の版間の差分

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#「通常の医学的見地」をもとに判断し、新しい医薬品では既知の知見では説明できない副作用が起きる可能性があることを無視している。過去の薬害の教訓を忘れたものだと批判した <ref name="Ombudsperson2"/>。またこのHPVワクチンには、実際に接種によって子宮がんの発生を防いだという医学的エビデンスはないと主張した<ref name="Ombudsperson2"/>。2019年現在、スウェーデンやオーストラリアなどから、子宮頸癌の抑制効果があったという報告が出されている<ref name=j-cast21370637/>。2017年、薬害オンブズパースン会議は[[インド医療倫理雑誌]](Indian journal of medical ethics)に英文論文を発表した<ref name="pmid28512072"/>。
:* 事務局長の水口真寿美は[[HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団]]の共同代表を務める。
:* 2018年、HPVワクチンの有効性・安全性を示した[[コクラン共同計画]]の[[システマティック・レビュー]](詳細は[[ヒトパピローマウイルスワクチン#コクラン共同計画]]を参照)について、過去研究の欠落や[[アジュバント]]を投与した対照群との比較、[[利益相反]]などを指摘し批判した<ref>{{Cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20180608/k00/00m/040/097000c|title=HPVワクチン: 有効性評価のコクランを批判|work=毎日新聞|publisher=毎日新聞社|date=2018-6-7|accessdate=2021-10-10}}</ref>。このシステマチック・レビューに対してはコクラン幹部らからも同様の批判がされ、紛糾を生じた(詳細は[[コクラン (組織)#コクラン25年目の半数の理事の辞任]]を参照)。一方、[[明治大学]]情報コミュニケーション学部助手の山本輝太郎と教授の[[石川幹人]]は、こうした指摘について個別の症例報告のような客観性に疑問の残るデータを中心として有害説を主張していると批判した<ref name="Yamamoto2019">{{Cite journal|和書|title=ワクチン有害説を科学的に評価する|author=山本輝太郎; 石川幹人|journal=ファルマシア|volume=55|issue=11|pages=1024-1028|publisher=日本薬学会|date=2019|doi=10.14894/faruawpsj.55.11_1024}}</ref>
:* 2019年、名古屋市の要請による大規模アンケート研究([[ヒトパピローマウイルスワクチン#名古屋スタディ|名古屋スタディ]])を巡り、[[聖路加国際大学]]准教授で当団体所属(当時)の八重ゆかりと[[統計数理研究所]]所長の椿広計が、異なる分析手法による異なる結論の論文を発表し、学術誌の内外において名古屋スタディ主著者で[[名古屋市立大学]]教授の鈴木貞夫と論争を繰り広げた。鈴木による論文取り下げ要求は受け入れられなかったが、鈴木は「明らかに都合のよい結果を出すために不正な手続きが取られている」<ref name=":0" />と批判し、当団体について「反HPVワクチンを唱える」<ref name=":0">{{Cite web|url=http://www.hhk.jp/gakujyutsu-kenkyu/ika/191116-100000.php|title=「HPVワクチン−わかっていることを踏まえてどうすべきか−」講演(1)名古屋スタディとその反響[特別研究会より](2019年11月16日)|accessdate=2021年9月14日|publisher=兵庫県保険医協会}}</ref>としている
:*2020年、当時承認待ちの9価HPVワクチン「[[ガーダシル|シルガード9]]」について、臨床試験において重篤な有害事象が4価ワクチンよりも高率で認められているなどの理由から、承認すべきでないとの意見書を厚生労働省に提出した<ref>{{Cite web|url=https://www.yakuji.co.jp/entry79918.html|title=【薬害オンブズパースン会議】「シルガード9」承認に反対‐安全性と有効性が不確実|work=薬事日報|publisher=薬事日報社|date=2020-6-26|accessdate=2021-10-10}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.yakugai.gr.jp/topics/file/silgard9-pabukome.pdf|title=HPVワクチンに関する「生物学的製剤基準の一部を改正する件(案)について」、及び「HPVワクチンに関する検定告示の改正案」に対する意見(パブリックコメント)|accessdate=2021/10/10|publisher=薬害オンブズパースン会議}}</ref>。
*[[新型コロナウイルスワクチン]]について、接種の努力義務を課すには高い安全性が必要であるとして、新ワクチンの導入初期には任意接種を経るべきとの意見書を厚生労働省に提出した<ref>{{Cite web|url=https://nk.jiho.jp/article/155335|title=コロナワクチン導入、「政治的目標でなく科学的評価で」薬害オンブズパースン|work=日刊薬業|date-2020-10-6|accessdate=2021-10-10}}</ref><ref>{{Cite web|title=「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンに関する意見書」を提出 {{!}} 薬害オンブズパースン会議 Medwatcher Japan|url=https://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=997|website=www.yakugai.gr.jp|accessdate=2021-09-14}}</ref>。