「同性愛に対する社会的な態度」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
スタブテンプレート貼り付け |
加筆 |
||
1行目:
{{加筆|この記事は情報量が極めて少なく、出典が全く示されていません|date=2021年6月}}
{{Expand English|Societal attitudes toward homosexuality|date=2021-06}}
{{LGBTサイドバー}}
[[ファイル:LGBT Gay Trans Pride BLM Fist Flag.png|サムネイル]]
'''同性愛に対する社会的な態度'''(英:social attitudes toward homosexuality)では、
== 概要 ==▼
== 歴史 ==
=== 日本
{{Main|日本における同性愛}}2021年3月、[[札幌地方裁判所]]が初めて、同性結婚を認めないのは法の下の平等を定める憲法14条に反するという判決を下したが、政府は「婚姻に関する民法の規定が憲法に反するものとは考えていない」としている<ref>{{Cite news|title=[https://www.bbc.com/japanese/56424717 同性婚を認めないのは「違憲」 札幌地裁が初の判断]|newspaper=[[BBC]]|date=2021-03-17}}</ref>。
{{See also|日本における同性愛}}▼
=== 中華民国 ===
2017年5月、同性結婚を認めない現行民法に違憲判決が下され{{Sfn|田村|疋田|2018|p=2}}、2019年5月、同性結婚が合法化した<ref>{{Cite web |url=https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11302601_po_02800110.pdf?contentNo=1 |title=【台湾】同性婚の合法化 |access-date=2022-08-18 |author=岡村志嘉子 |format=PDF}}</ref>。アジアで初めてのことである<ref>{{Cite news|title=[https://www.bbc.com/japanese/48305927 台湾、同性婚認める法案を可決 アジア初]|newspaper=[[BBC]]|date=2019-05-17}}</ref><ref>{{Cite news|title=[https://globe.asahi.com/article/12572501 台湾のアジア初の同性婚法制化 手放しで喜べない課題も]|newspaper=朝日新聞GLOBE+|date=2019-08-01}}</ref>。
アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)の調査研究報告書では、1987年の[[戒厳令]]解除による自由化の流れと、国際的に孤立した中での[[民主主義]]国家である[[中華民国]]([[台湾]])の存在を示すことを目指した政府の動きが、LGBTの権利拡大につながったと述べられている{{Sfn|田村|疋田|2018|p=2}}。
=== タイ王国 ===
[[タイ王国|タイ]]は、東南アジア諸国の中で唯一、欧米による植民地支配を受けなかったことから「同性愛禁止」という思想・価値観ないし制度が持ち込まれなかった。また、仏教に思想も同性愛や性的指向の受容に影響を与えていると言われる{{Sfn|大塚|2020|p=4}}。
{{加筆|世界のlgbtへの認識について調査して加筆してください。|date=2021年6月6日}}
{{See also|日本における同性愛}}ゲイであることを公表しているジャーナリストの[[北丸雄二]]は「日本で同性婚が議論されない理由の一つ」として「同性婚と言えばセックスなど性モラルの問題だと思われてしまうこと」を挙げ、「だから同性婚の話になると、『なぜ人のSEXの話を聞かないといけないのか』と眉をひそめてしまう人も多い」などと指摘した<ref>{{Cite news|title=[https://www.businessinsider.jp/post-246360 なぜ日本では同性婚の議論が進まないのか? アメリカとの違いから見える日本の現在地]|newspaper=[[BUSINESS INSIDER]]|date=2021-12-01|author=[[横山耕太郎]]}}</ref>。
▲{{加筆|世界のlgbtへの認識について調査して加筆してください。|date=2021年6月6日}}[[ファイル:World laws pertaining to homosexual relationships and expression.svg|サムネイル|同性の性交、結社、表現に関する法律]]
2015年「[[一橋大学アウティング事件]]」が起こる。[[一橋大学]]出身のゲイ活動家、[[松中権]]はこの事件について、[[オープンリーゲイ]]の[[砂川秀樹]]が、[[アウティング]]され自殺した男子大学生について、多くのゲイ当事者が「彼は私だ」と感じていると語っていたことを記したうえで、自身も「まさに、まさに、『彼は私』でした」「一橋大学法学部でゲイ。同じ、くにたち(国立)の校舎で学んでいたひとりのゲイというだけではなく、記事を通して知る、やりとりや状況のすべてが、私でした」などと感じたことを明らかにしている<ref>{{Cite news|title=[https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c74aa46e4b0bf1662026618 「彼は私」でした。一橋大アウティング事件で、電通を辞めて向き合ったひとつの感情。]|newspaper=[[HUFFPOST]]|date=2019-02-27|author=[[松中権]]}}</ref>。
▲== 宗教 ==
==== 芸能界 ====
[[カルーセル麻紀]]は、2021年『[[週刊女性]]』に対し「今は[[マツコ・デラックス|マツコ]]やオネエたちがもてはやされるけど、当時は見世物、化け物扱いよ。自分たちとは違う人間をバカにして笑いものにする演出ばかりで耐えられなかったのね」などと述べた<ref>{{Cite web |url=https://www.jprime.jp/articles/-/20371 |title=LGBTタレントのパイオニア、カルーセル麻紀が戦ってきた「偏見と差別」 |access-date=2022-08-18 |website=[[週刊女性PRIME]] |author=『[[週刊女性]]』編集部}}</ref>。
==== 政界 ====
[[自民党]]の[[杉田水脈]]は、「LGBTには生産性がない」などと発言し、国内外から非難を浴びた<ref>{{Cite web|url=https://www.businessinsider.jp/post-175622|title=杉田水脈発言用語は言論の自由ではない|accessdate=2021-06-06|publisher=BUSINESS INSIDER}}</ref>。また、同党の[[簗和生]]は、「LGBT理解増進法案」を巡り「生物学上、種の保存に背く」<ref>{{Cite news|title=[https://www.tokyo-np.co.jp/article/105856 LGBT「種の保存に背く」 簗議員が自民会合で発言]|newspaper=[[東京新聞]]|date=2021-05-22}}</ref>、[[山谷えり子]]は「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、アメリカなどでは女子陸上競技に参加してしまってメダルを取るとか、バカげたことが起きている」と述べている<ref>{{Cite web |url=https://www.moviecollection.jp/news/85893/ |title=マツコらのブレークで「LGBT」の生きづらさは消えたのか…? |access-date=2022-08-18 |website=ムビコレ}}</ref><ref>{{Cite news|title=[https://www.tokyo-np.co.jp/article/105302 「体は男でも女だから女子トイレに入れろとか…ばかげている」自民・山谷氏がLGBT法案めぐり発言]|newspaper=[[東京新聞]]|date=2021-05-19}}</ref>。
2022年、「[[神道政治連盟国会議員懇談会]]」の会合で配布の冊子に、「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」などといった[[保守]]言論による差別的な記述がみられ、非難の声が上がった<ref>{{Cite news|title=[https://diamond.jp/articles/-/306014 「同性愛は精神障害」冊子にドン引き、人権感覚が100年前の“悪い保守”の大罪]|newspaper=DIAMOND ONLINE|date=2022-07-07|author=[[窪田順生]]}}</ref><ref>{{Cite news|title=[https://www.tokyo-np.co.jp/article/186735 「同性愛は精神障害か依存症」自民会合で差別的文書配布 「性的少数者の正当化は家庭と社会を壊す」]|newspaper=[[東京新聞]]|date=2022-06-30}}</ref>。
{{See|神道政治連盟国会議員懇談会#エピソード}}
=== 中華民国 ===
アジアで最も同性愛に寛容といわれる{{Sfn|田村|疋田|2018|p=2}}。台湾において[[プライド・パレード]]は、2003年に500人という規模から始まったが、2016年10月の[[台北市|台北]]でのパレードには8万人超の参加者が集まった{{Sfn|田村|疋田|2018|p=7}}。
=== タイ王国 ===
タイは、同性愛に比較的寛容といわれる。[[2gether (タイのテレビドラマ)|2gether]]で有名な[[GMMTV]]のディレクターであるノパナット・チャイウィモールは、[[ボーイズラブ]]作品について「最初の試みはあくまで試験的だったが、これがタイ社会から肯定的反応を得」たと述べている{{Sfn|大塚|2020|p=2}}。政界では、2019年に行われた総選挙で、LGBT当事者の議員が4人誕生している{{Sfn|大塚|2020|p=6}}。
しかし当然ながら、偏見や差別は存在する。「前世の行いが悪い人が現世で受ける報いがLGBTである」との言説も存在し、また[[HIV]]に関連したいわれのない偏見もあるという{{Sfn|大塚|2020|p=6}}。
== 法的な対策 ==
=== 日本 ===
=== 中華民国 ===
{{Main|中華民国におけるLGBTの権利|中華民国における同性結婚}}
=== タイ王国 ===
{{Main|タイ王国におけるLGBTの権利}}
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite web |url=http://www.kfaw.or.jp/wp-content/uploads/2018/06/KFAW_workingpaper_2017_1_Tamura_report.pdf |title=アジアにおける性的マイノリティの人権と市民社会 ―台湾、シンガポール、日本の比較研究を中心に― |access-date=2022-08-18 |format=PDF |authorlink=田村慶子 |coauthors=疋田京子 |author=田村慶子|ref={{SfnRef|田村|疋田|2018}}}}
* {{Cite web |url=https://toyokeizai.net/articles/-/374855 |title=タイ発「BLドラマ」が大ブレイクする納得の事情 |access-date=2022-08-18 |author=大塚智彦 |website=[[東洋経済オンライン]] |ref={{SfnRef|大塚|2020}}}}
== 関連項目 ==
{{Portal_LGBT}}
* [[イスラム教におけるLGBT]]
== 外部リンク ==
* {{Cite web |url=https://www.akita-u.ac.jp/honbu/global/ja/abroad/inbound/pdf/report_2018_01.pdf |title=日本社会におけるLGBTに対する認識と透明化のプロセス |access-date=2022-08-18 |author=アマルギオアイレ・ディアナ・エレナ |format=PDF}}
* {{Cite news|title=「帰国すれば終身刑」タンザニアから逃れた同性愛カップル 2度却下も難民申請を切望する理由|newspaper=[[神戸新聞]]|date=2022-07-22|url=https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/0015491985.shtml|access-date=2022-08-18|archive-url=https://web.archive.org/web/20220722030253/https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/0015491985.shtml|archive-date=2022-07-22}}
{{性}}
{{LGBT}}
{{LGBT in Japan}}
{{LGBT-stub}}
[[Category:同性愛]]
{{DEFAULTSORT:とうせいあいにたいするしやかいてきなたいと}}
|