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{{馬齢新}}{{競走馬
| 名 = ブルーメンブラット
| 画 = [[ファイル:Blumenblatt.jpg|275px]]
| 説 = 2008年11月23日 京都競馬場
|
| 性 = [[牝馬|牝]]<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 英 = {{lang|en|Blumenblatt}}<ref name="JBIS" />
| 色 = [[黒鹿毛]]<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 種 = [[サラブレッド]]<ref name="JBIS" />
| 生 = {{生年月日と馬齢|p=0|2003|2|20}}<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 死 =
| 抹 = [[2008年]][[12月3日]]<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラット引退、繁殖へ |url=https://p.keibabook.co.jp/news/detail/46539 |website=競馬ブック |access-date=2022-09-19}}</ref>
| 父 = [[アドマイヤベガ]]<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 母 = マイワイルドフラワー<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 母父 = {{仮リンク|Topsider|en|トップサイダー|label=Topsider}}<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 産 = [[ノーザンファーム]]<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 牧 = ノーザンファーム<ref name="JAIRS-ブルーメンブラット" />
| 国 = {{JPN}}([[北海道]][[早来町]])<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 主 = [[キャロットファーム|有限会社キャロットファーム]]<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 調 = [[安藤正敏]]([[栗東トレーニングセンター|栗東]])<ref name="優駿-2009-1-51" /><br />→[[石坂正]](栗東)<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 厩 = 濱名浩輔(石坂)<ref>{{Cite web|publisher=Yahoo!|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20190124-00112137|title=武豊の言葉にいざなわれ競馬の世界に入った男は、この春のGIでその4000勝ジョッキーに挑む|accessdate=2022-07-02}}</ref>
| 績 = 24戦8勝<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| 金 = 3億4953万6000円<ref name="JBIS" /><ref name="優駿-2009-1-53" />
| medaltemplates = {{MedalGI|[[マイルチャンピオンシップ]]|2008年}}
{{MedalGIII|[[府中牝馬ステークス|府中牝馬S]]|2008年}}
}}
'''ブルーメンブラット'''
2008年の[[マイルチャンピオンシップ]](GI)、[[府中牝馬ステークス]](GIII)である。史上5頭目となる牝馬のマイルチャンピオンシップ優勝を果たした。
==
=== デビューまで ===
マイワイルドフラワーは、アメリカで生産された父{{仮リンク|トップサイダー|en|Topsider}}の牝馬である。1985年の[[ブリーダーズカップ・マイル]]を制し、アメリカの[[リーディングサイアー]]となった[[コジーン]]を産んだライドザトレイルズの妹だった<ref name="優駿-2009-1-91">『優駿』2009年1月号 91頁</ref>。アメリカとアイルランドで走ったマイワイルドフラワーは、当地でそれぞれ1勝を挙げる15戦2勝という成績を残した<ref name="優駿-2009-1-91" />。競走馬引退後は繁殖牝馬となったが、1991年に日本に輸入される<ref name="優駿-2009-1-91" />。[[北海道]][[早来町]]の[[社台ファーム]]に繋養された<ref name="JAIRS-マイワイルドフラワー">{{Cite web |url=https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=780577324 |title=マイワイルドフラワー(USA) |access-date=2022-9-19 |publisher=公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル |archive-url=https://web.archive.org/web/20220919100403/https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=780577324 |archive-date=2022‐9‐19}}</ref>。1994年の社台グループ再編からは、改称された[[ノーザンファーム]]に繋養された<ref name="JAIRS-マイワイルドフラワー" />。
1992年産の初仔は10戦2勝、翌年の2番仔は未出走<ref name="優駿-2009-1-91" />。トラブル続きで間が空いて1997年に4番仔、ハゲタカオー(父:[[ジェイドロバリー]])は、3勝、稲毛特別を優勝していた。その後、[[サッカーボーイ]]産駒の6番仔、[[サクラバクシンオー]]産駒の7番仔、[[フジキセキ]]産駒の8番仔が続いた<ref>{{Cite web |title=繁殖牝馬情報:牝系情報|マイワイルドフラワー(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000383409/broodmare/info/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref><ref name="優駿-2009-1-91" />。そして2002年は、この年183頭の繁殖牝馬を集めた種牡馬生活2年目の[[アドマイヤベガ]]と交配していた<ref name="優駿-2009-1-91" />。それから約1年後の2003年2月20日、マイワイルドフラワーの9番仔、アドマイヤベガの2世代目となる[[黒鹿毛]]の牝馬(後のブルーメンブラット)が誕生する<ref name="優駿-2009-1-91" />。
兄姉のうち「サクラバクシンオー産駒の6番仔」は、「ジョイフルハート」という名を授かって競走馬として2004年6月にデビューし、新馬戦から11戦連続連対を達成していた<ref>{{Cite web |title=ジョイフルハートが重賞初挑戦 |url=https://p.keibabook.co.jp/news/detail/40633 |website=競馬ブック |access-date=2022-09-19}}</ref>。後にジョイフルハートは、ダートのオープン競走を複数勝利したほか、2008年6月には[[北海道スプリントカップ]]を優勝することとなる<ref>{{Cite web |title=北海道SC、ジョイフルハートが重賞初制覇 {{!}} 競馬ニュース |url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=29163 |website=netkeiba.com |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=ジョイフルハート|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000729119/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>。
[[ファイル:Owner Carrot Farm.svg|サムネイル|[[キャロットファーム]]の[[勝負服 (競馬)|勝負服]]]]
9番仔は、クラブ法人有限会社[[キャロットファーム]]の所有となる。キャロットファームが連携する愛馬会法人株式会社キャロットクラブでは、1口4万5000円の全400口、総額1800万円で出資会員の募集が行われた<ref name="キャロットF-ブルーメンブラット">{{Cite web |title=キャロットクラブ -CARROT CLUB- |url=https://carrotclub.net/horse/lfx-horse-id-440.htm |website=carrotclub.net |access-date=2022-09-19}}</ref>。
9番仔は「'''ブルーメンブラット'''」という競走馬名が与えられて、競走馬となる。母マイワイルドフラワーの「フラワー」から連想した[[ドイツ語]]で「花びら」という意味だった<ref>{{Cite web |title=きょう咲きます!ブルーメンブラット - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル |url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/05/18/kiji/K20080518Z00001290.html |website=スポニチ Sponichi Annex |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref><ref name="キャロットF-ブルーメンブラット" />。またキャロットクラブによれば「薔薇の品種で人気のあるイングリッシュ系スプレー薔薇。GIの舞台で大輪を咲かせてもらいたい。<ref name="キャロットF-ブルーメンブラット" />」という意味も含ませていた。ブルーメンブラットは、[[栗東トレーニングセンター]]の[[安藤正敏]]厩舎に入厩する。
=== 競走馬時代 ===
==== 安藤厩舎時代 ====
2006年1月15日、[[京都競馬場]]の[[新馬|新馬戦]]でデビュー。2戦目、未勝利戦で勝ち上がった。3戦目の条件戦では、[[川島信二]]が騎乗し2着、以後しばらく川島が騎乗を続けることとなる。[[フラワーカップ]](GIII)で重賞初出走を果たし、[[キストゥヘヴン]]、[[フサイチパンドラ]]に次ぐ3着だった。牝馬三冠の一冠目・[[桜花賞]]当日の[[忘れな草賞]](OP)に臨み、1番人気2着。5月初旬には、自己条件の矢車賞(500万円以下)で6馬身差の勝利を挙げた。2勝目を挙げて二冠目の[[優駿牝馬]](GI)出走したが、競走中止した[[コイウタ]]の影響でうまく進めなかった。9着に敗退する<ref>{{Cite web |title=騎手コメント |url=http://smp.sankei.co.jp/docomo/keiba/member/grade2006/5gc.html |website=smp.sankei.co.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>。
夏は[[クイーンステークス]](GIII)6着の後、自己条件の大倉山特別(1000万円以下)では、2馬身逃げ切り、レコードで3勝目を挙げた<ref>{{Cite web |title=【大倉山特別】(札幌)〜ブルーメンブラットがレコード勝ち!秋華賞へ視界良好|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-137345.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。それから秋、三冠目の[[秋華賞]](GI)に臨むも8着に敗退する。クラシック後は、自己条件の1600万円以下に参戦。相次いで1番人気に押されたがいずれも勝てなかった。4歳となった2007年2月、斑鳩ステークス(1600万円以下)にて中団追走から、すべて差し切り優勝し、4勝目、オープン昇格を果たした<ref>{{Cite web |title=【斑鳩S】(京都)〜ブルーメンブラット惜敗続きにピリオド|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-139893.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。その後、牝馬限定重賞、GI級競走に臨むも、上位にはなれなかった。
==== 石坂厩舎時代 ====
===== 重賞好走、好走 =====
5月末、安藤正敏調教師勇退のため、同じく栗東の[[石坂正]]厩舎へ転厩となった<ref name="優駿-2009-1-51">『優駿』2009年1月号 51頁</ref>。石坂は初対面の直感で、さらなる活躍を見込めると感じ取っていた。そのため、時間をかけて錬成される<ref name="優駿-2009-1-51" />。転厩後初の出走は、降級後の夏、自己条件のストークステークス(1600万円以下)となったが、左下眼瞼部[[裂創]]したために[[出走取消]]となった<ref>{{Cite web |title=開催競馬・主な出来事 {{!}} 競馬ニュース |url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=21592 |website=netkeiba.com |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。ここですぐに次走を求めず、石坂は仕切り直しを選択し、放牧となった<ref name="優駿-2009-1-51" />。
出走取消から3か月後の秋、10月には関東遠征を敢行し、東京の白秋ステークス(1600万円以下)では、[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]が騎乗し2番人気に支持された<ref name="ラジオNIKKEI-白秋S">{{Cite web |title=【白秋S】(東京)〜ブルーメンブラット 楽々抜け出す|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-142895.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。中団を追走から直線で抜け出し、後方に2馬身半差をつけて優勝、5勝目のオープン再昇格となる<ref name="ラジオNIKKEI-白秋S" />。続いて11月11日、[[後藤浩輝]]に乗り替わって東京のオーロカップ(OP)に1番人気で参戦<ref name="ラジオNIKKEI-オーロC">{{Cite web |title=【オーロC】(東京)〜ブルーメンブラット 人気に応えて押し切る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-143169.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。中団追走から直線で抜け出し、追い込んで来た[[シンボリグラン]]に半馬身差をつけて優勝、6勝目を挙げた<ref name="ラジオNIKKEI-オーロC" /><ref>{{Cite web |url=http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200711/ke2007111206.html |title=【オーロC】1番人気ブルーメンブラットがオープン初勝利 |access-date=2022-9-19 |publisher=[[サンケイスポーツ]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20071113112901/http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200711/ke2007111206.html |archive-date=2007‐11-13}}</ref>。その後、暮れの[[阪神カップ]](JpnII)では、5番人気に支持され、[[クリストフ・ルメール]]に乗り替わった。道中外々を通って直線で進出したが、GI級優勝馬[[スズカフェニックス]]に約半馬身、重賞優勝馬[[ジョリーダンス]]にクビ届かず、3着となった<ref>『優駿』2008年2月号 80頁</ref>。
年をまたいで2008年、5歳は2月3日の[[京都牝馬ステークス]](GIII)で始動する。再びルメールが騎乗し1番人気に推された<ref name="サンスポ-京都牝馬S">{{Cite web |url=http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200802/ke2008020405.html |title=【京都牝馬S】アドマイヤキッス復活!アンカツ800勝達成! |access-date=2022-9-19 |publisher=[[サンケイスポーツ]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20080206095026/http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200802/ke2008020405.html |archive-date=2008-2-6}}</ref>。外枠から好スタートしながら後方外に控え、直線では外から追い上げた<ref name="サンスポ-京都牝馬S" />。しかし好位追走の[[ザレマ]]、[[アドマイヤキッス]]などには及ばず、[[キストゥヘヴン]]にも先着を許す4着となる<ref>『優駿』2008年4月号 82頁</ref>。続いて4月12日、[[阪神牝馬ステークス]](GII)では後藤が舞い戻り、再び1番人気となった<ref name="優駿-2008-6-104">『優駿』2008年6月号 104頁</ref>。逃げる[[エイジアンウインズ]]に対して中団を追走し、外から追い込んだ<ref name="優駿-2008-6-104" />。その他には3馬身突き放したが、エイジアンウインズにクビ差届かず2着となった<ref>{{Cite web |title=【阪神牝馬S】(阪神)~エイジアンウインズが初重賞制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-148047.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref><ref name="優駿-2008-6-104" />。{{External media|width=300px|video1=[https://www.youtube.com/watch?v=hmVyjr-Ym7M&ab_channel=JRA%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB 2008年 ヴィクトリアマイル(GI)<br />レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画]}}それから5月18日、[[ヴィクトリアマイル]](GI)には、[[ウオッカ (競走馬)|ウオッカ]]、ニシノマナムスメ、[[ベッラレイア]]に次ぐ4番人気の支持で後藤とともに参戦する<ref name="優駿-2008-7-94">『優駿』2008年7月号 94頁</ref>。好スタートから好位の4番手を得て直線に向き、半ばで抜け出し、先頭に立った<ref name="日刊-ヴィクトリアM">{{Cite web |url=http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080519-361690.html |title=ブルーメン陣営上位2頭に脱帽/Vマイル |access-date=2022-9-19 |publisher=[[日刊スポーツ]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20080519190058/http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080519-361690.html |archive-date=2008‐5‐19}}</ref>。しかし終いが甘くなり、エイジアンウインズ、ウオッカに差し切られた<ref name="日刊-ヴィクトリアM" />。エイジアンウインズには4分の3馬身とハナ差、ウオッカにはハナ差及ばず3着となる<ref name="優駿-2008-7-94" /><ref>{{Cite web |title=【ヴィクトリアマイル】(東京)~エイジアンウインズが3連勝でJpnI制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-149734.html |website=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。
===== 府中牝馬ステークス =====
放牧休養、夏休みを経て<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラット放牧、スワンSから始動 |url=https://p.keibabook.co.jp/news/detail/44896 |website=競馬ブック |access-date=2022-09-19}}</ref>、秋は、10月19日の[[府中牝馬ステークス]](GIII)で復帰する。同世代の桜花賞優勝馬キストゥヘヴン、優駿牝馬並びに秋華賞優勝馬[[カワカミプリンセス]]が出走し、2頭で1、2番人気を占めていた。対してブルーメンブラットは4番人気、吉田が舞い戻っていた。8枠16番が与えられたが、スタート直後に出遅れてしまう。おかげで後方追走となった<ref name="優駿‐2009‐1‐52">『優駿』2009年1月号 52頁</ref>。
出遅れを取り戻そうと、内側に拘って道中を追走した<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。外に回さず馬群の中の9番で最終コーナーを通過。直線では、逃げる[[アサヒライジング]]、2番手から抜け出すカワカミプリンセスを目がけて追い上げた。馬群の間を割って末脚を発揮、1頭抜け出していたカワカミプリンセスに迫り、ゴール手前で差し切った。カワカミプリンセスに半馬身差をつけて決勝線通過を果たした。重賞11度目の挑戦で初勝利を挙げる<ref name="優駿-2008-12-109">『優駿』2008年12月号 109頁</ref>。初勝利が府中牝馬ステークスであるのは、2001年[[マルカキャンディ]]以来のことだった<ref name="優駿-2008-12-109" />。また、吉田にとっては、1998年[[メジロドーベル]]以来の府中牝馬ステークス優勝だった<ref name="優駿-2008-12-109" />。
この次について、京都競馬場芝2200メートルの牝馬限定GIである[[エリザベス女王杯]]と、同芝1600メートルの牡馬、牝馬、騸馬が出走可能なGIである[[マイルチャンピオンシップ]]の二択があったが、距離適性を考えて、後者を選択する<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。
===== マイルチャンピオンシップ =====
11月23日、マイルチャンピオンシップ(GI)に臨む。18頭立てのうち15頭が牡馬、騸馬だった<ref name="優駿-2009-1-90">『優駿』2009年1月号 90頁</ref>。重賞3勝、[[毎日王冠]]優勝から臨む[[スーパーホーネット]]、重賞5勝の[[カンパニー (競走馬)|カンパニー]]、重賞2勝の[[ローレルゲレイロ]]に次ぐ10.6倍の4番人気に推される<ref name="優駿-2009-1-90" />。他に高松宮記念優勝馬スズカフェニックスや[[ファイングレイン]]、[[東京優駿]](日本ダービー)2着の3歳馬[[スマイルジャック]]、カナダの[[ラーイズアトーニー]]などが相手だった<ref name="優駿-2009-1-90" />。石坂はこれまでの走りを見て、参戦前に作戦を思いつき、吉田に告げている。これまでは、道中外々をまわり、終いで差し届かずといった内容で惜敗する場面が多かった<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。対して、前走の府中牝馬ステークスでは、出遅れた功を奏して、道中内々をまわり、直線で馬群から抜け出し勝利を挙げていた<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。このことから石坂は勝利するには、馬場の内側を突くべきと考えるようになり、吉田に指示していた<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。
{{External media|width=300px|video1=[https://www.youtube.com/watch?v=3c1Y3V8UROQ&ab_channel=JRA%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB 2008年 マイルチャンピオンシップ(GI)<br />レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画]}}4枠7番という中枠からスタートしたブルーメンブラットは、作戦通り中団の内側を確保。平均ペースを追走する<ref name="優駿-2009-1-90" />。馬場の最も内で待機して最終コーナーを通過した。直線では、先行して抜け出したローレルゲレイロの背後を得ていた。直線半ば過ぎて、ローレルゲレイロの外に進路を得て、末脚を発揮して追い上げ、ローレルゲレイロを差し切り、抜け出した<ref name="優駿-2009-1-90" />。ゴール手前、外からファイングレイン、大外からスーパーホーネットの追い上げがあったが、それを凌いでいた<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。スーパーホーネットに4分の3馬身差をつけ、先頭で決勝線を通過する<ref name="優駿-2009-1-90" />。
GI初勝利を果たす。1986年[[タカラスチール]]、1990年[[パッシングショット]]、1993年[[シンコウラブリイ]]、1994年[[ノースフライト]]に次いで史上5頭目、14年ぶりとなる牝馬によるマイルチャンピオンシップ優勝を果たした<ref name="netkeiba-マイルCS-アラカルト">{{Cite web |title=マイルCSアラカルト {{!}} 競馬ニュース |url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=32558 |website=netkeiba.com |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>。吉田は[[ショウナンパントル]]で制した2004年[[阪神ジュベナイルフィリーズ]]以来、石坂は[[ヴァーミリアン]]で制した2008年[[フェブラリーステークス]]以来のJRA-GI制覇だった<ref name="netkeiba-マイルCS-アラカルト" />。またキャロットファームとしては、2005年[[ハットトリック (競走馬)|ハットトリック]]に次ぐマイルチャンピオンシップ2勝目だった<ref name="netkeiba-マイルCS-アラカルト" />。
マイルチャンピオンシップ敗北の場合、暮れの阪神カップを経て、翌春の高松宮記念を引退レースとすることを計画していたが、勝利したために引退となる<ref name="優駿‐2009‐1‐52" />。「GIホースになった今、もう一度、GIIに使うのはどうかと思うし、GIの高松宮記念とて、この馬にはベストの距離じゃない<ref name="優駿‐2009‐1‐52" /><ref name="優駿-2009-1-53">『優駿』2009年1月号 53頁</ref>」(石坂正)として引退する時期が早まった。12月3日、日本中央競馬会の競走馬登録を抹消する<ref>{{Cite web|publisher=netkeiba.com|url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=32835|title=ブルーメンブラットが引退、繁殖入り|accessdate=2022-04-29}}</ref>。
=== 繁殖牝馬時代 ===
2009年からノーザンファームで繁殖牝馬となる<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラットを訪ねて {{!}} 馬産地コラム {{!}} 競走馬のふるさと案内所 |url=https://uma-furusato.com/column/835.html |website=uma-furusato.com |access-date=2022-09-19}}</ref>。2022年まで11頭の仔を産んでいる<ref>{{Cite web |title=繁殖牝馬情報:牝系情報|ブルーメンブラット|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000761615/broodmare/info/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>。特に7番仔のパールデュー(父:[[キングカメハメハ]])は三陸特別(2勝クラス)を優勝<ref name="JBIS-パールデュー" />、9番仔のフォラブリューテ(父:[[エピファネイア]])は、[[リステッド競走]]の[[紅梅ステークス]]を優勝した<ref name="JBIS-フォラブリューテ" />。
== 競走成績 ==
以下の内容は、[[netkeiba.com]]<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラットの競走成績 {{!}} 競走馬データ |url=https://db.netkeiba.com/horse/2003102993/ |website=netkeiba.com |access-date=2022-09-19 |language=ja}}</ref>並びにJBISサーチ<ref>{{Cite web |title=競走成績:全競走成績|ブルーメンブラット|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000761615/record/?sort=ymd&page=1&order=A |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>の情報に基づく。
{| style="border-collapse: collapse; font-size: 65%; text-align: center; white-space: nowrap;"
! nowrap="" |
!格
!距離
(馬場)
!頭
数
!枠
番
!馬
番
!オッズ
(人気)
!着順
!タイム
(上り3F)
!着差
!騎手
!斤量
[kg]
!1着馬
(2着馬)
!馬体重
[kg]
|-
|[[2006年|2006.]]
|{{0}}1.
|[[1月15日|15]]
|[[京都競馬場|京都]]
| nowrap="" |芝1600m(稍)
|
|4
|8 | nowrap="" |{{0}}3.6{{0}}(2人)
|{{color|darkblue|2着}}
| nowrap="" |{{0}}1:38.1 (35.8)
| nowrap="" |{{0|-}}0.4
|[[小牧太]]
|マヤラブハート
|468
|-
|
|{{0}}1.
|[[1月28日|28]]
|京都
|ダ1800m(良)
|
|1
|{{0}}2.1{{0}}(1人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:55.3 (37.3)
| -0.7
|[[安藤勝己]]
|54
|(ヤマニンリュクス)
|464
|-
|
|{{0}}2.
|[[2月19日|19]]
|京都
|3歳500万下
|ダ1400m(良)
|
|8
|14 |{{0}}2.0{{0}}(1人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}1:25.7 (38.2)
|{{0|-}}0.0
|[[川島信二]]
|54
|ツルミトゥインクル
|464
|-
|
|{{0}}3.
|[[3月18日|18]]
|[[中山競馬場|中山]]
|芝1800m(良)
|
|4
|7 |23.1{{0}}(8人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}1:49.2 (35.7)
|{{0|-}}0.3
|川島信二
|54
|[[キストゥヘヴン]]
|450
|-
|
|{{0}}4.
|{{0}}[[4月9日|9]]
|[[阪神競馬場|阪神]]
|[[忘れな草賞]]
|芝2000m(良)
|
|3
|6 |{{0}}3.1{{0}}(1人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}2:05.2 (35.4)
|{{0|-}}0.2
|川島信二
|54
|ニシノフジムスメ
|452
|-
|
|{{0}}5.
|{{0}}[[5月7日|7]]
|京都
|5下
|芝1800m(稍)
|
|4
|{{0}}1.7{{0}}(1人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:49.7 (36.3)
| -1.0
|川島信二
|54
|(ワイキューブ)
|452
|-
|
|{{0}}5.
|[[5月21日|21]]
|[[東京競馬場|東京]]
|[[優駿牝馬]]
|芝2400m(良)
|
|1
|21.1{{0}}(8人)
|9着
|{{0}}2:27.1 (35.3)
|{{0|-}}0.9
|川島信二
|55
|[[カワカミプリンセス]]
|450
|-
|
|{{0}}8.
|[[8月13日|13]]
|[[札幌競馬場|札幌]]
|[[クイーンステークス|クイーンS]]
|{{JRAGIII}}
|芝1800m(良)
|
|7
|12 |{{0}}6.6{{0}}(4人)
|6着
|{{0}}1:47.5 (36.2)
|{{0|-}}0.8
|川島信二
|52
|[[デアリングハート]]
|464
|-
|
|{{0}}9.
|{{0}}[[9月3日|3]]
|札幌
|大倉山特別
|10下
|芝1500m(良)
|
|5
|7 |{{0}}2.3{{0}}(1人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{color|darkred|R1:27.8}} (34.5)
| -0.3
|川島信二
|53
|(アドマイヤドレス)
|464
|-
|
241 ⟶ 281行目:
|[[10月15日|15]]
|京都
|芝2000m(良)
|
|3
|6 |20.2{{0}}(6人)
|8着
|{{0}}1:59.0 (35.0)
|{{0|-}}0.8
|川島信二
|55
|カワカミプリンセス
|452
|-
|
259 ⟶ 300行目:
|[[11月11日|11]]
|東京
|16下
|芝1600m(稍)
|
|5
|8 |{{0}}2.7{{0}}(1人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}1:35.2 (34.0)
|{{0|-}}0.0
|川島信二
|54
|コスモマーベラス
|458
|-
|
|12.
|{{0}}[[12月2日|2]]
|阪神
|ゴールデンホイップT
|16下
|芝1600m(良)
|
|8
|14 |{{0}}3.5{{0}}(1人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}1:34.1 (34.1)
|{{0|-}}0.0
|[[岩田康誠]]
|55
|[[エイシンドーバー]]
|462
|-
|[[2007年|2007.]]
|{{0}}1.
|[[1月20日|20]]
|京都
|16下
|芝1600m(良)
|
|1
|2 |{{0}}3.2{{0}}(1人)
|4着
|{{0}}1:35.2 (34.6)
|{{0|-}}0.3
|川島信二
|54
|ヒシハイグレード
|460
|-
|
|{{0}}2.
|[[2月18日|18]]
|京都
|16下
|芝1400m(重)
|
|4
|7 |{{0}}2.7{{0}}(1人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:23.4 (35.5)
|{{0|-}}0.0
|川島信二
|55
|(マルターズホビー)
|460
|-
|
|{{0}}4.
|{{0}}[[4月7日|7]]
|阪神
|芝1400m(良)
|
|7
|8 |11.4{{0}}(4人)
|5着
|{{0}}1:21.3 (35.2)
|{{0|-}}0.6
|川島信二
|55
|ジョリーダンス
|458
|-
|
|{{0}}5.
|[[5月13日|13]]
|東京
|芝1600m(良)
|
|6
|12 |91.9(15人)
|8着
|{{0}}1:33.1 (34.3)
|{{0|-}}0.6
|川島信二
|55
|[[コイウタ]]
|458
|-
|
|{{0}}7.
|{{0}}7
|阪神
|ストークS
|16下
|芝1400m(良)
|17
|7
|13
|
| colspan="3" |[[出走取消]]
|[[和田竜二]]
|55
|アンブロワーズ
|計不
|-
|
367 ⟶ 431行目:
|[[10月21日|21]]
|東京
|16下
|芝1400m(良)
|
|3
|6 |{{0}}4.8{{0}}(2人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:20.8 (34.3)
| -0.4
|[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]
|55
|(サンクスアロット)
|476
|-
|
385 ⟶ 450行目:
|[[11月11日|11]]
|東京
|芝1400m(稍)
|
|2
|4 |{{0}}2.7{{0}}(1人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:21.7 (34.2)
| -0.1
|[[後藤浩輝]]
|53
|([[シンボリグラン]])
|474
|-
|
403 ⟶ 469行目:
|[[12月16日|16]]
|阪神
|{{JpnII}}
|芝1400m(良)
|
|8
|16 |14.3{{0}}(5人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}1:20.7 (34.0)
|{{0|-}}0.1
|[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]
|55
|[[スズカフェニックス]]
|470
|-
|[[2008年|2008.]]
|{{0}}2.
|{{0}}[[2月3日|3]]
|京都
|芝1600m(重)
|
|8
|14 |{{0}}2.6{{0}}(1人)
|4着
|{{0}}1:36.6 (34.8)
|{{0|-}}0.6
|C.ルメール
|55
|[[アドマイヤキッス]]
|470
|-
|
|{{0}}4.
|[[4月12日|12]]
|阪神
|芝1400m(良)
|
|4
|7 |{{0}}3.4{{0}}(1人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}1:21.4 (33.5)
|{{0|-}}0.0
|後藤浩輝
|55
|[[エイジアンウインズ]]
|468
|-
|
|{{0}}5.
|[[5月18日|18]]
|東京
|芝1600m(良)
|
|1
|2 |{{0}}8.8{{0}}(4人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}1:33.8 (33.6)
|{{0|-}}0.1
|後藤浩輝
|55
|エイジアンウインズ
|466
|-
|
475 ⟶ 545行目:
|[[10月19日|19]]
|東京
|芝1800m(良)
|
|8
|16 |{{0}}8.0{{0}}(4人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:45.5 (33.2)
| -0.1
|吉田豊
|55
|(カワカミプリンセス)
|476
|-
|
493 ⟶ 564行目:
|[[11月23日|23]]
|京都
|芝1600m(良)
|
|4
|7 |10.6{{0}}(4人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}1:32.6 (33.9)
| -0.1
|吉田豊
|55
|([[スーパーホーネット]])
|486
|}
*タイム欄の{{color|darkred|R}}はレコード勝ちを示す。
== 繁殖成績 ==
{| class=wikitable border="1" style="font-size:
|-
!誕生年
!||馬名 !勝ち鞍
!供用
!出典
|-
|2010年
|初仔||オレアリア||牡||[[黒鹿毛]]||[[シンボリクリスエス]]||石坂正(栗東)<ref name="JBIS-初仔石坂">{{Cite web |title=8R サラ系3歳上 500万下|2015年7月5日(日)1回函館6日|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20150705/102/08/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref><br>→大橋敬永([[笠松競馬場|笠松]])||キャロットF<ref name="JBIS-初仔石坂" /><br>→廣瀬普||16戦2勝
|
|抹消
|<ref>{{Cite web |title=オレアリア|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001125015/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2011年
|2番仔||クリーブラット||牡||[[芦毛]]||[[チチカステナンゴ (競走馬)|チチカステナンゴ]]||石坂正(栗東)||キャロットF||14戦1勝
|
|抹消
|<ref>{{Cite web |title=クリーブラット|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001139806/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2012年
|3番仔||スウィートテイルズ||牝||黒鹿毛||[[キングカメハメハ]]||石坂正(栗東)||[[吉田和美]]||5戦0勝
|
|繁殖
|<ref>{{Cite web |title=スウィートテイルズ|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001154027/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2013年
|4番仔||クラシックリディア||牝||黒鹿毛||[[ハービンジャー]]||石坂正(栗東)<ref>{{Cite web |title=8R サラ系3歳上 500万下|2017年7月30日(日)2回小倉2日|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20170730/110/08/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref><br>→[[斉藤崇史]](栗東)|| rowspan="3" |キャロットF||16戦1勝
|
|繁殖
|<ref>{{Cite web |title=クラシックリディア|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001170703/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2014年
|5番仔||ヴィルデローゼ||牝||[[鹿毛]]||[[エンパイアメーカー]]||石坂正(栗東)||21戦3勝
|
|繁殖
|<ref>{{Cite web |title=ヴィルデローゼ|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001187310/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2015年
|6番仔||ブルーメンクローネ||牝||鹿毛|| rowspan="3" |キングカメハメハ||石坂正(栗東)<ref>{{Cite web |title=5R サラ系3歳 未勝利|2018年5月5日(土)3回京都5日|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20180505/108/05/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref><br/>→角田輝也([[名古屋競馬場|名古屋]])<ref>{{Cite web |title=4R C14組|2019年2月13日(水)25回名古屋2日|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20190213/224/04/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref><br/>→石坂正(栗東)||17戦5勝
|
|繁殖
|<ref>{{Cite web |title=ブルーメンクローネ|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001203324/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2016年
|7番仔||パールデュー ||牝||黒鹿毛||黒岩陽一(美浦)||吉田和美||8戦3勝
|三陸特別(2勝C)
|繁殖
|<ref name="JBIS-パールデュー">{{Cite web |title=パールデュー|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001216172/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2017年
|
|死産
|
|
|
|
|
|
|
|<ref name="JAIRS-ブルーメンブラット">{{Cite web |url=https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=659296316 |title=ブルーメンブラット(JPN) |access-date=2022-9-19 |publisher=公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル |archive-date=2022‐9‐19 |archive-url=https://web.archive.org/web/20220919014752/https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=659296316}}</ref>
|-
|2018年
|8番仔
|ブルメンダール
|牡
|[[青毛]]
|[[モーリス (競走馬)|モーリス]]
|
| rowspan="
|13戦1勝
| |現役 |<ref>{{Cite web |title=ブルメンダール|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001263065/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2019年
|9番仔
|フォラブリューテ
|牝
|黒鹿毛
|[[エピファネイア]]
|
|5戦2勝
|[[紅梅ステークス|紅梅S]](L)
|現役
|<ref name="JBIS-フォラブリューテ">{{Cite web |title=フォラブリューテ|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001304828/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2020年
|
|不受胎
|
|
|[[ロードカナロア]]
|
|
|
|
|
|<ref name="JAIRS-ブルーメンブラット" />
|-
|2021年
|10番仔
|ブルーメンブラットの2021
|牡
|黒鹿毛
|モーリス
|
|
|(デビュー前)
|
|
|<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラットの2021 |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001332276/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|-
|2022年
|11番仔
|ブルーメンブラットの2022
|牝
|鹿毛
565 ⟶ 704行目:
|
|(デビュー前)
|
|
|<ref>{{Cite web |title=ブルーメンブラットの2022 |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001352158/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-19}}</ref>
|}
* 2022年9月
== 血統表 ==
611 ⟶ 753行目:
|ref4 = <ref name="ped"/>
}}
==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
*『[[優駿]]』([[日本中央競馬会]])
**2008年2月号
***「【重賞プレイバック】第2回阪神カップ(JpnII)スズカフェニックス」
**2008年4月号
***「【重賞プレイバック】第43回京都牝馬ステークス(GIII)アドマイヤキッス」
**2008年6月号
***「【重賞プレイバック】第51回サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(GII)エイジアンウインズ」
**2008年7月号
***「【重賞プレイバック】第3回ヴィクトリアマイル(JpnI)エイジアンウインズ」
**2008年12月号
***「【重賞プレイバック】第56回府中牝馬ステークス(GIII)ブルーメンブラット」
**2009年1月号
***津田照之(競馬エイト)「【クローズアップ】第25回マイルチャンピオンシップ優勝馬 ブルーメンブラット 自ら切り開いた、最高のバージンロード」
***「【重賞プレイバック】ジャパン・オータムインターナショナル 第25回マイルチャンピオンシップ(GI)ブルーメンブラット」
== 外部リンク ==
* {{競走馬のふるさと案内所|0000761615|ブルーメンブラット}}
{{マイルチャンピオンシップ勝ち馬}}
{{デフォルトソート:ふるうめんふらつと}}
[[Category:2003年生 (競走馬)|日ふるうめんふらつと]]
|