「演算装置」の版間の差分

'''演算装置'''（えんざんそうち）は、[[コンピュータ]]（[[プロセッサ]]）の構成要素のひと1つで、。[[論理演算]]や[[四則演算]]などの演算をおこなうする装置である。

== ALUArithmetic Logic Unit ==

'''ALU'''(''Arithmetic'A'''rithmetic '''LLogic'''ogic '''UUnit'''nit、漢字をあてて算術論理演算装置とも)は代表的、主な演算装置で、の1つ。[[論理演算]]と・[[加算]]および・[[減算]]をおこなする。漢字を当て'''算術論理演算装置'''（さんじゅつろんりえんざんそうち）とも言う。略称は'''ALU'''。

<!--↓これは加算器の話、ないしまたはコンピュータ全体の方式の話--><!--

現在のコンピュータのALUは[[2の補数]]表現を使っているう(初期のコンピュータには[[符号付数値表現|1の補数]]を使ったり、[[符号付数値表現|符号-仮数部]]形式を使ったりした)。

コンピュータでは、コンピュータの利用を使う目的としての計算以外にも、アドレスの計算などの目的で加算が多用される。そのため、高速ない[[加算器]]が重要であり、桁上げ先読み加算器が使われる。この時、桁上げ先読みのためには、入力の全桁のそれぞれについて論理和と論理積のゲートが必要であり、出力の全桁について排他的論理和が必要である。

そのため、回路を工夫することでし、高速ない加算器と、任意の論理演算のための装置をうま上手くひとつにまとめることができられる。それがALUである。

74181の場合、2個の4ビットの処理すべきデータ（[[被演算子|オペランド]]と呼ぶ）とキャリー入力を受け取り、[[オペコード]]に基づく[[制御装置]]あるいは[[実行ユニット]]からの5ビットの入力に従って望む演算が行わされ、1個の4ビットの出力と、キャリー出力、高速桁上げのためのキャリー生成とキャリー伝播の出力が生成される（詳細は回路図があるデータシートを参照のこと）。加算器で減算もできることについては[[加算器]]の記事を参照。