「Z世代」の版間の差分
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== 概要 ==
生まれた時点で[[インターネット]]が利用可能であったという意味での[[デジタルネイティブ]]世代としては最初の世代となる<ref name="criteo180814">{{cite news|url=https://www.criteo.com/jp/insights/%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AB%E4%B8%96%E4%BB%A3-vs-z%E4%B8%96%E4%BB%A3/ |title=ミレニアル世代 vs Z世代:押さえておくべき4つの違いと特徴|publisher=Criteo|date=2018-08-14}}</ref><ref name="nikkei190606">{{cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44463020X00C19A5000000/ |title=スマホは銃より強し 背後に迫るZ世代 ミレニアルの憂鬱(5)|publisher=日本経済新聞|date=2019-05-06}}</ref>。[[デジタル]]機器やインターネットが生まれた時から当たり前のように存在し<ref name="criteo180814" /><ref name="nikkei190606" />、[[World Wide Web|ウェブ]]を日常風景の一部として感じ取り、利用している世代である。また、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]よりも[[スマートフォン]]を日常的に使いこなし、生活の一部となっている「'''スマホ世代''' ('''iGen''')」でもある<ref name=":0">{{cite news|url=https://www.j-cast.com/2017/09/22308988.html?p=all |title=米国に「iGen(スマホ世代)」が登場 1995~2012年生まれ、精神的不健康が特徴|publisher=J-CASTニュース|date=2017-09-22}}</ref>。さらに、ビデオ通話サービスの[[Zoom (アプリケーション)|Zoom]]を多用することから「'''Zoomers'''('''ズーマーズ''')」とも呼ばれる<ref>[https://www.afpbb.com/articles/-/3285005 「Z世代からベビーブーマーへ」 配達ボランティアで人生学ぶ米国のティーンエージャー] - AFPBB News (2020年6月5日)</ref>。成長期に[[Web 2.0]]を当たり前のように享受し、情報発信力に長けているため、当該世代からは数多くの[[インフルエンサー]]が登場している。
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|website=総務省統計局|date=2020-06-22|accessdate=2020-11-10|language=ja}}</ref>。
Z世代論には俗論が多い。こうした俗論が当事者を、大人が作ったあるべきZ世代の枠に押し込める危惧もある<ref name="arakawa">「[https://comemo.nikkei.com/n/n211090a6fc37 世代論を唱えるのは常におっさん。小さな全体主義の罠に気を付けよう。]」 [[荒川和久]]/日経COMEMO (2022年5月28日)</ref><ref
欧米では[[
== 「Z世代」という表現に対する否定的意見 ==▼
[[メイプル超合金]]の[[カズレーザー]]は「Z世代」という言葉は年配者が作った言葉であり、Z世代という表現そのものが今時の価値観ではないと提唱している<ref name=":1">{{Cite web |title=カズレーザー、2000年代生まれZ世代からの「老害が多すぎて嫌」相談に神回答 「秀逸」「さすが」の声― スポニチ Sponichi Annex 芸能 |url=https://web.archive.org/web/20220913174037/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/12/kiji/20220912s00041000268000c.html |website=web.archive.org |date=2022-09-13 |access-date=2022-09-17}}</ref>。自分自身をZ世代と称する2000年代生まれの人物より相談があり「老害が多すぎて嫌になる」という相談に対し
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ファイル:World population pyramid (2018).jpg|300px|thumb|世界の[[人口ピラミッド]](2018年)
ファイル:Japan population pyramid 10.01.2019.png|300px|thumb|日本の人口ピラミッド(2019年)
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▲欧米では[[Y世代|ミレニアル世代]]と合わせてジェネレーション・レフト([[左翼|左派]]世代)と呼ばれる[[経済的不平等|経済格差]]や[[気候変動]]、[[ジェンダー]]問題、[[ポリティカル・コレクトネス]]、[[ブラック・ライヴズ・マター]]、[[ヴィーガニズム|ヴィーガン]]など左派的活動を行う者が目立つ<ref>[https://www.tokyo-np.co.jp/article/157994/ 「ジェネレーション・レフト」 アメリカで、日本で、若い私たちが政治を変える] - 東京新聞 (2022年2月11日)</ref>。2022年現在の日本では同世代が左派的活動をしていることは少ないが、左派系[[知識人]]や[[マスメディア]]を中心に同じように日本の同世代が「目覚める」ことを期待する声もある<ref>[https://hodanren.doc-net.or.jp/news/iryounews/211205_itv_saito1.html 斎藤幸平氏インタビュー・後編 海外で広がるジェネレーション・レフト―日本での可能性は] - 全国保険医新聞 (2021年12月5日号)</ref>。
▲== 「Z世代」という表現に対する否定的意見 ==
▲Z世代論には俗論が多い。こうした俗論が当事者を、大人が作ったあるべきZ世代の枠に押し込める危惧もある<ref name="arakawa">「[https://comemo.nikkei.com/n/n211090a6fc37 世代論を唱えるのは常におっさん。小さな全体主義の罠に気を付けよう。]」 [[荒川和久]]/日経COMEMO (2022年5月28日)</ref><ref name=":1">{{Cite web |title=カズレーザー、2000年代生まれZ世代からの「老害が多すぎて嫌」相談に神回答 「秀逸」「さすが」の声 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/12/kiji/20220912s00041000268000c.html |website=スポニチ Sponichi Annex |date=2022-09-12 |access-date=2022-09-12 |<!--archiveurl=https://web.archive.org/web/20220913174037/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/12/kiji/20220912s00041000268000c.html |archivedate=2022-09-13 |-->language=ja}}</ref>。
▲[[メイプル超合金]]の[[カズレーザー]]は「Z世代」という言葉は年配者が作った言葉であり、Z世代という表現そのものが今時の価値観ではないと提唱している<ref name=":1"/>。自分自身をZ世代と称する2000年代生まれの人物より相談があり「老害が多すぎて嫌になる」という相談に対し、「Z世代とかY世代って上の(世代の)人(たち)が勝手に作った枠組みなんですよ……今の価値観にアップデートしたいんだったらこういう言葉は使わないほうがいいですよ、古臭く見られます……絶対“Z世代”なんてダサい言葉使わないでください。[[昭和]]だと思われます」と発言し、多くの称賛の声が挙がった<ref name=":1" />。
== 脚注 ==
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* [[谷間世代#新型コロナの影響を受けた谷間|コロナ世代]]
* [[バブル世代]] - [[団塊ジュニア]] (Z世代の親世代)
* [[ON THE PLANET]] - [[ニューヨーク]] 在住の女性ジャーナリストのシェリーめぐみが「[https://ny-future-lab.com/ NY Future Lab ミレニアル・Z世代研究所]」というコーナーで
{{先代次代|アメリカ合衆国の[[世代]]|'''Z世代'''<br />1997年-2012年|[[Y世代|ミレニアルズ<br />(Y世代)]]<br />1981年-1996年|[[α世代]]<br />2013年-2028年 ?}}
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