「イプシロンロケット」の版間の差分

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基本型は3段式の固体ロケットで、高い軌道投入精度が必要な場合は液体燃料エンジンを利用したPBSを追加する。誘導制御は1、2段とPBSで行う。
 
== 強化型イプシロンロケット ==
=== 開発経緯 ===
強化型の開発までには紆余曲折があった。次期固体ロケット開発計画当初は、試験期は開発費の抑制と開発期間の短縮を図り、改めて2017年(平成29年)頃に低廉化機体を完成させるという2段階開発計画であった。その後、E-X(試験機)、E-I´、E-Iと徐々に能力拡大と低廉化を進展させていく3段階開発構想が持ち上がったが、これも立ち消えとなった<ref>[https://news.mynavi.jp/article/epsilon_new-2/ 「2号機対応」と「高度化」から「強化型」へ] マイナビニュース 2015年9月16日</ref>。次いで、試験機の開発の後にERG(後に[[あらせ]]と命名)の打ち上げに対応させるために2012年(平成24年)度から打ち上げ能力を増大させた「2号機対応開発」が始められ、これとは別に[[ASNARO|ASNARO-2]]の打ち上げに対応させるために2014年(平成26年)度から打ち上げ能力に加えて衛星包絡域を増大させた「高度化開発」が始められる予定であった。しかしERGの打ち上げが先送りされたため両開発計画が統合されることになり、2014年(平成26年)度から「強化型開発」として強化型の開発が始まった。強化型は2016年(平成28年)度に打ち上げられた2号機から適用された。ERG打ち上げの2号機は強化型基本形態、ASNARO-2打ち上げの3号機は強化型オプション形態のそれぞれ初号機となるため、試験機と同等の打ち上げ費用となる<ref name = "my151222">[https://news.mynavi.jp/techplus/article/20151222-epsilon/ 新しく生まれ変わったイプシロン…「強化型」では何が変わったのか] マイナビニュース 2015年12月22日</ref>。