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m 2月16日、医療ジャーナリストの那須優子氏のAsageiplusの記事では、今回の炎上、キャンセル・カルチャーの経緯を「2月13日付のNYTで「日本の政界や経済界の重要ポストを高齢者が占めている現状について、世代交代や構造改革を解決する方法として「結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか」とした過去の比喩表現が取り上げられ、その切り取り発言に、日頃は「反米」「森喜朗は老害」などと自身のSNSに書き散らかしているリベラル系高齢者と普段は政治イデオロギーで対立する日本の若者、育児世代ヘイトスピーチに余念がないネトウヨ高齢者が結託し、高齢者御用達メディア追随、「成田氏が、年寄りは集団自決しろ、と述べた」と成田氏の発言に捏造を加えた記事を発信した」と伝えた上で、「集団自決、集団切腹」のくだりはともかく、成田氏がインフルエンサーとの対談のたびに「日本では高齢者に対する尊敬の念が失われている」という評論は間違いなく、日本の現実である」と述べ、自身が老人医療に長らく携わり、高齢者のオムツ替え、ヨダレを拭いてくれる外国人介護職、女性介護職、看護師への罵倒や嫌がらせの酷さ「おむつ交換をする
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*2月16日、[[FRIDAY_(雑誌)|FRIDAY]]の記事は、「言葉が独り歩き状態で海外でも大きな物議になっている」とし、成田が持論として高齢化する政治家やタレントに事あるごとに「引退するべきだ」と発言していることや、[[田原総一朗]]と共演した際も「世代交代が必要なので、先陣をきって田原さんが引退しては」と発言したことを紹介した<ref name="FRIDAY295891" />。また海外で報道されていることへの反応として、ひろゆきが「比喩で言った話が本気で言ったかのように伝言ゲームが始まってる状況」とツイートしたことを伝えた<ref name="FRIDAY295891" />。
*同日、女子[[SPA!|SPA!]]の記事は、NYTなど海外メディア記事へのTwitter上の反応を紹介し、欧米では、「権力による人間の仕分けが合法的な殺人を可能にしかねないとの危惧」から、「[[:en:Euthanasia_in_Canada|安楽死の適用を拡大しているカナダ]]を思い浮かべる人が多かった」と分析した<ref name="joshi-spa20230216">{{Cite web |url=https://joshi-spa.jp/1224285 |title=イェール大・成田悠輔氏の“集団自殺”発言、世界中で怒られるより笑われた「あなたから切腹どうぞw」 |publisher=女子SPA! |date=2023-02-16 |accessdate=2023-02-19}}</ref>。イギリスの週刊誌『[[スペクテイター_(1828年創刊の雑誌)|スペクテイター]]』の編集者スティーブン・ミラーは、NYTの記事は成田への批判ではなく、世論を誘導する問題提起だととらえていた<ref name="joshi-spa20230216" />。また、経済的合理性からの提言が、生命の尊厳や人権を踏みにじっているのではないかとして、ナチスによる[[ホロコースト]]などの悲惨な過去を思い起こす人も少なくなく、「[[新自由主義|ネオリベ]]版[[ポル・ポト|ポルポト]]の爆誕」というコピーもツイートされていたという<ref name="joshi-spa20230216" />。そして、記事の最後では、成田の「口にしちゃいけないって言われてることは、だいたい正しい」について、「『正しいと思っても、口にしちゃいけないことはある』と悔やんでいるのでしょうか」と述べている<ref name="joshi-spa20230216" />。
*2月16日、医療ジャーナリストの那須優子氏のAsageiplusの記事では<ref>{{Cite web |title=成田悠輔「集団自決論」炎上に見るメディアの「高級食パン店」化 |url=https://www.asagei.com/246877 |website=アサ芸プラス |access-date=2023-03-25 |language=ja}}</ref>、今回の炎上、キャンセル・カルチャーの経緯を「2月13日付のNYTで「日本の政界や経済界の重要ポストを高齢者が占めている現状について、世代交代や構造改革を解決する方法として「結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか」とした過去の比喩表現が取り上げられ、その切り取り発言に、日頃は「反米」「森喜朗は老害」などと自身のSNSに書き散らかしているリベラル系高齢者と普段は政治イデオロギーで対立する日本の若者、育児世代ヘイトスピーチに余念がないネトウヨ高齢者が結託し、高齢者御用達メディア追随、「成田氏が、年寄りは集団自決しろ、と述べた」と成田氏の発言に捏造を加えた記事を発信した」と伝えた上で、「集団自決、集団切腹」のくだりはともかく、成田氏がインフルエンサーとの対談のたびに「日本では高齢者に対する尊敬の念が失われている」という評論は間違いなく、日本の現実である」と述べ、自身が老人医療に長らく携わり、高齢者のオムツ替え、ヨダレを拭いてくれる外国人介護職、女性介護職、看護師への罵倒や嫌がらせの酷さ「おむつ交換をするために中腰になった外国人介護職の顔に向けて、わざと放尿、放屁、下痢便を飛ばして笑う老人」がいる現実と「21年、日本国内の介護職志望の外国人労働者が2100人に留まった」を伝えた。また、「大きな病気もせず過ごしてきた高齢者は、緊急事態宣言中、コロナ陽性が判明した際に何の支援も受けられず、孤独な自宅生活を強いられ、不健康な老人ほど社会保障制度の恩恵を受ける不公平さ」にも言及した。更に「賛否両論の議論も起きず問題が先送りされている間に健康保険制度や年金制度は破綻するだろう」との懸念も示した。最後に「高齢者と現役世代で世代間分裂が深まり、日本人が分断されることで得をするのは、燃料投下した「米国」であり中国、ロシアなど不穏な隣国であり、一部の言葉を切り取って騒ぐ「老害様」はそれすら気が付かなくなったのだろうか。」と締めくくった。(※NYTの記事はリッチ・モトコ東京支局長によるものである)
*2月17日、成田と同じ大学にいた人物が「彼は数十年に一度の逸材で、彼を追いやったら日本の経済学の発展は数十年遅れます」とツイートして大きな話題になった<ref name="getnews20220220" />。そして反響を受けて「私自身は『高齢者の集団自決』を支持しません。それしか解決策がなくなる未来は絶対に避けなければならないと思います。成田さんは同じことを逆説的に言っているのだと、私は捉えていました」と補足した<ref name="getnews20220220">{{Cite web |url=https://getnews.jp/archives/3384678 |title=成田悠輔さんと同じ大学にいた人物「彼が研究を続けられなくなったら日本の経済学の発展は遅れます」 |publisher =ガジェット通信 |date=2023-02-20 |accessdate=2023-02-28}}</ref>。
*2月20日、[[日本ビジネスプレス|JBpress]]で[[伊東乾 (作曲家)|伊東乾]]は、成田の発言がグローバルに許容されない理由を3つの方向から記した<ref name="JB20230220">{{Cite web |url=https://web.archive.org/web/20230220042147/https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74025 |title=「高齢者は集団自決」暴言はどの程度ダメなのか? |publisher =JBpress |date=2023-02-20 |accessdate=2023-02-28}}</ref>。第1に、ナチスの[[ホロコースト]]が、[[:en:Hatred|ヘイト]]を背景としながら「経済的合理化政策」として始まった事実があること<ref name="JB20230220" />。成田の考えは、「ナチスが経済的負担となる可能性がある障害者を殺処分した[[T4作戦|安楽死政策]]と、非人間的な「合理性」が共通しているが、近代の民主主義社会はいかにしてこうした[[非人道的|非人道]]を克服するかが、主要な課題となってきたとする<ref name="JB20230220" />。第2に、基礎的な法思想の欠如で、「国民」に「安楽死を強要」する国家体制は、21世紀の国連加盟国で現実に考えることは困難であり、そうした戯言に左右されかねない子供への影響が心配されるとする<ref name="JB20230220" />。第3に、「情報の対称性」で、相手の立場と自分の立場を入れ替えたとき、それでも良いと思える内容のみを発信することは、[[情報リテラシー]]・ネットワークエチケットの基本原則であるとする<ref name="JB20230220" />。