「ヘラクレオポリス」の版間の差分

{{Expand English|date=2023年4月}}{{Infobox settlement

| name = ヘラクレオポリス・マグナ

'''ヘラクレオポリス・マグナ'''（{{Lang-en|Heracleopolis Magna}}）, ギリシャ語: Ἡρακλεόπολις）は、[[古代エジプト]]の首都である市。現在の[[ベニ・スエフ県]]のファヨン湖の辺に位置した<ref name="An Introduction to the Archaeology of Ancient Egypt">{{Cite book |title=''An Introduction to the Archaeology of Ancient Egypt'', 2008 |publisher=Blackwell Publishing |location=Oxford |year=2008}}</ref>。[[エジプト第6王朝|第6王朝]]メンフィスの崩壊後、この地域の支配者たちは徐々に[[ナイル川]][[三角州約100km南ともされる{{Sfnp|デルタ]]とエジプト中部を支配し、松本|1998|p=103}}。[[エジプト第9王朝|第9王朝]]と[[エジプト第10王朝|第10王朝]]を{{Efn|王朝は分けられているが、明確立しな変化があった<ref name="The Princeton Dictionary of Ancient Egypt">わけではない{{Cite book Sfnp|title=''The Princeton Dictionary of Ancient Egypt'', 2008. 松本|publisher=Princeton University Press 1998|locationp=Princeton 105}}}}における首都でもある{{Sfnp|year松本|1998|p=2008103}}</ref>。彼らは、州侯（地方豪族）である[[アシュートケティ1世]]に始まる第9・10の君主ヘラクレオポリス王朝は滅亡したちの支援を受けて、[[テーベ|テーべ]]の[[エジプト第118王朝|第118王朝]]と対峙に代わり王権を主張した。第119王朝は、ヒュート3代目王[[ノモスネフェルカラー7世|ネフェルカラー (エジプト7世)|ノモス]]を倒し、は[[ヘルモヒエラコンポリス]]の協力を得て、州侯[[アンクティニスを占領するなどの一フィ]]と連の行動を通じて徐々に勝利を収め合し、[[メンチュヘテーベ]]・[[コプ2世トス]]の時に各ノモス連合と対抗して争った。この結果、ヘラクレオ・ポリスの第10王朝を制圧はテーベ王朝に敗北した{{Sfnp|松本|1998|p=103}}。一方で、ヘラクレオポリスは古代エジプトを通して重要な都市の歴史は[[エジプト第1中間期|第1中間期]]から[[エジプト中王国|中王国]]期に入るひとつであり続けた。

== 脚注 ==