「生理のおじさんとその娘」の版間の差分

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制作背景などを加筆しました。
→‎考察: フィクション記事としては発言主体の明らかでない「考察」ではなく、評論家の名を明らかにした「評価」をまとめるべき。この文章の書き方では出典がついているだけで個人の感想のまとめに見える(WP:NORWP:NOT#OR)。WP:AWWも参照
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* 制作・著作 - [[日本放送協会|NHK]]
 
== 考察評価 ==
{{複数の問題
生理中の女性のために開発された赤い入浴剤<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2211/30/news183.html 物議を醸した「生理中に使える真っ赤な入浴剤」販売元にインタビュー 「社内でも色やキャッチコピーに否定的な意見があった」(1/2 ページ) - ねとらぼ]</ref>など、生理にまつわる問題は何かと騒動を巻き起こすが、『[[30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい]]』や『[[恋せぬふたり]]』などの脚本を書いた吉田恵里香が本作の脚本を書いており、ドラマの終盤のラップ合戦などで「多様性」の本質を表現した<ref name="realsound1289020">[https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1289020.html 『生理のおじさんとその娘』が浮かび上がらせた多様性の本質 脚本・吉田恵里香の熱い願い|Real Sound|リアルサウンド 映画部]</ref>。同性間の恋愛や恋愛にならない男女関係などが自然に盛り込まれているのも吉田の脚本らしい<ref name="realsound1289020"/>。
| section = 1
|独自研究 = 2023年5月
|言葉を濁さない = 2023年5月
}}
生理中の女性のために開発された赤い入浴剤<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2211/30/news183.html 物議を醸した「生理中に使える真っ赤な入浴剤」販売元にインタビュー  「社内でも色やキャッチコピーに否定的な意見があった」(1/2 ページ) - ねとらぼ]</ref>など、生理にまつわる問題は何かと騒動を巻き起こすが、『[[30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい]]』や『[[恋せぬふたり]]』などの脚本を書いた吉田恵里香が本作の脚本を書いており、ドラマの終盤のラップ合戦などで「多様性」の本質を表現した<ref name="realsound1289020">[https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1289020.html  『生理のおじさんとその娘』が浮かび上がらせた多様性の本質  脚本・吉田恵里香の熱い願い|Real Sound|リアルサウンド 映画部]</ref>。同性間の恋愛や恋愛にならない男女関係などが自然に盛り込まれているのも吉田の脚本らしい<ref name="realsound1289020"/>。
 
また[[BE:FIRST]]のメンバーである三山凌輝が演じる橘正樹は主人公幸男の心強い後輩として描かれ、アーティストとしての一面の演技が披露された<ref name="realsound1288171">[https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1288171.html 三山凌輝、『生理のおじさんとその娘』で発揮する後輩力  『ハイロー』とは正反対の役柄に|Real Sound|リアルサウンド 映画部]</ref>。本作は、生理についての正しい知識だけではなく、様々な偏見と無意識の差別に気付きをもたらすセリフも随所にあり、全体がコミカルで軽快な雰囲気の中、人々が健康に過ごせるようにという製作意図が感じられた<ref name="realsound1288171" />。
 
このドラマで問い直されるべきは、「なぜ男性が生理用品に言及すると、異端児扱いされるのか?」である。男性が生理関連の話をするのに違和感を持つのは、どこかに「生理は女性だけのもの」という意識があるからで、そういう扱いを続ける姿勢こそが、生理への認知を社会から遠ざける行為である<ref>[https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakamiho/20230425-00346762 台湾に登場した世界で唯一の月経博物館(2) 若者のめざす「月経の公平」を追う(田中美帆) - 個人 - Yahoo!ニュース]</ref>。