「2022年のエムポックス流行における同性愛者への差別」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
改名処理、注記
1行目:
{{Pathnav|2022年のサル痘エムポックス流行|this=同性愛者への差別|frame=1}}
{{改名提案|2022年のエムポックス流行における同性愛者への差別|2022年のMpox流行における同性愛者への差別|t=ノート:サル痘ウイルス|date=2023年9月}}
{{暫定記事名|date=2022年8月}}
{{LGBTサイドバー}}
 
'''2022年のサル痘エムポックス流行における同性愛者への差別'''では、[[2022年のサル痘エムポックス流行]]に起因する、[[同性愛]]者に対する[[偏見]]や[[差別]]、[[ヘイトクライム]]について述べる。
 
なお、[[エムポックス]]は以前は「サル痘」と呼称されていたが、2022年11月の[[世界保健機関]](以下、WHO)が英語名称を「mpox」に改めるとの声明を発表し<ref>{{Cite web|url=https://www.afpbb.com/articles/-/3440871 |title=サル痘を「エム痘」に WHO、名称変更へ|accessdate=2023-09-15|date=2022-11-28|website=[[AFP通信]]}}</ref>、日本では2023年5月に[[厚生労働省]]がこの名称に変更した<ref>{{Cite news|和書|title=サル痘は「エムポックス」に 厚労省が名称変更、国内では感染者増|newspaper=[[朝日新聞デジタル]]|date=2023-05-26|url= https://www.asahi.com/articles/ASR5V76YSR5VUTFL022.html |accessdate=2023-09-15}}</ref>。
== 背景 ==
 
=== サル痘の感染者背景 ===
{{Anchors|サル痘の感染者}}
サル痘の感染者の多くが、[[ゲイ|男性同性愛者]](以下、ゲイ)、[[両性愛者]](以下、バイセクシュアル)、[[男性間性交渉者]](以下、MSM)であることが指摘されている<ref>{{Cite web |url=https://www.cas.go.jp/jp/influenza/pdf/sarutou1_gijisidai.pdf |title=サル痘に関する関係省庁対策会議 |access-date=2022-08-10 |publisher=[[内閣官房]]}}</ref>{{Sfn|感染研|2022|p=1}}。[[日刊ゲンダイ]]によると、MSM「の人たちに多い性感染症ではないか」といった見方も存在する<ref>{{Cite news|title=[https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277765?page=3 サル痘は本当にセックスでうつる病気なのか? WHOが調査開始]|newspaper=[[日刊ゲンダイ]]|date=2022-06-23|page=3}}</ref>。
=== エムポックスの感染者 ===
サル痘エムポックスの感染者の多くが、[[ゲイ|男性同性愛者]](以下、ゲイ)、[[両性愛者]](以下、バイセクシュアル)、[[男性間性交渉者]](以下、MSM)であることが指摘されている<ref>{{Cite web |url=https://www.cas.go.jp/jp/influenza/pdf/sarutou1_gijisidai.pdf |title=サル痘に関する関係省庁対策会議 |access-date=2022-08-10 |publisher=[[内閣官房]]}}</ref>{{Sfn|感染研|2022|p=1}}。[[日刊ゲンダイ]]によると、MSM「の人たちに多い性感染症ではないか」といった見方も存在する<ref>{{Cite news|title=[https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277765?page=3 サル痘は本当にセックスでうつる病気なのか? WHOが調査開始]|newspaper=[[日刊ゲンダイ]]|date=2022-06-23|page=3}}</ref>。
 
2022年7月27日、[[世界保健機関]](以下、WHO)WHOの事務局長[[テドロス・アダノム]]が、感染者についてその98%がゲイであることを示し、「偏見や差別はどんなウイルスよりも危険で、感染拡大を悪化させる可能性がある」と述べた<ref>{{Cite news|title=[https://www.tokyo-np.co.jp/article/192207 同性愛者への偏見戒め サル痘でWHOトップ]|newspaper=[[東京新聞]]|date=2022-07-28}}</ref>。また、[[厚生労働省]]は、「サル痘の大部分は男性で、ほとんどの症例が、ゲイ・バイセクシュアルおよび、その他の男性と性交渉することを自身で認識している男性の間で発生しているとWHOから報告」「『偏見などがないように』と、テドロス事務局長から強くご報告」を受けたことを明らかにしている<ref>{{Cite news|title=[https://news.ntv.co.jp/category/society/02905cea1590420cb3700c052761d923 国内初「サル痘」感染確認 感染者の98.8%は「男性」 症状や感染経路は…]|newspaper=[[日本テレビ放送網|日テレ]]|date=2022-07-26}}</ref>。
 
[[アメリカ国立アレルギー・感染症研究所]]所長の[[アンソニー・ファウチ]]は、「これは[[ヒト免疫不全ウイルス|HIV(ヒト免疫不全ウイルス)]]の初期に見られた状況を彷彿とさせる」と述べている<ref>{{Cite news|title=[https://www.businessinsider.jp/post-257620 サル痘の広がり方は「HIV流行の初期に似ている」…ファウチ博士「今回は事態をコントロールできるはず」]|newspaper=BUSINESS INSIDER|date=2022-08-12}}</ref>。
86 ⟶ 87行目:
{{LGBT-stub}}
 
{{DEFAULTSORT:2022ねんのさるとうえむほつくすりゆうこうにおけるとうせいあいしやへのさへつ}}
[[Category:2022年のサル痘流行|とうせいあいしやへのさへつ]]
[[Category:性的指向と社会]]