「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」の版間の差分

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{{TVWATCH}}
{{告知|提案|当番組の批判・問題点の記載について}}
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 24時間テレビ 「愛は地球を救う」<br /><small>{{lang|en|24HOUR TELEVISION<br />"LOVE SAVES THE EARTH"}}</small>
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日本武道館に隣接する[[北の丸公園]]を管理する[[環境省]]では「【お願い】24時間テレビに伴う混雑の緩和にご協力ください」とのお知らせを出している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_93.html |title=【お願い】24時間テレビに伴う混雑の緩和にご協力ください(8月27日、28日) |publisher=環境省 |accessdate=2016-08-27}}</ref>。
 
== 当番組に対する批判・問題点 ==
=== 出演者のギャラ問題 ===
24時間テレビではチャリティー番組にも関わらず出演者にギャラが支払われていることについて、当初より批判が上がっている。2013年7月30日発売の週刊誌「[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]」によれば、メインパーソナリティの嵐に5000万円、チャリティランナーの大島美幸は1000万円、チャリティーパーソナリティの上戸彩と羽鳥慎一にはそれぞれ500万のギャラが支払われたという<ref>[https://wezz-y.com/archives/57745 『24時間テレビ』の出演者への高額ギャラは「おかしい」のか]</ref>。日本テレビは出演者について「基本的にボランティアでお願いしております。しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払いをしております」と公表しており<ref>[https://asajo.jp/excerpt/77074 「24時間テレビ」の疑問、チャリティランナー“報酬1000万円”は本当か?]</ref>、「ジャニーズはテレビ局から1円のギャラも受け取らない」というテレビ局関係者の証言や<ref>[https://friday.kodansha.co.jp/article/321901 「性加害問題」が解決しない中…ジャニーズ『なにわ男子』が24時間テレビ〝メイン〟抜擢の裏事情]</ref>。2023年に出演した[[YOSHIKI]]もノーギャラで出演したことを明かしている<ref>[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000021123.html YOSHIKI『24時間テレビ』で「ノーギャラ」出演発言の物議]</ref>。しかし、本番組の元となった「[[レイバー・デイ・テレソン]]」を初めとした海外のチャリティーイベントや番組では司会者やゲスト等すべての主演者がノーギャラで出演しており<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/16981845/ 24時間テレビはノーギャラにすべきか マラソンもマンネリ化]</ref>、1991年チャリティーパーソナリティーで帰国子女の[[西田ひかる]]も、「まさか出演料が出るとは思わなかった」と番組の方針に唖然としたことを明かしている<ref>[https://www.premiumcyzo.com/modules/member/2009/08/_24/ 外国人も呆れる"エセチャリティ"『24時間テレビ』最大の過ちとは]</ref>。[[ビートたけし]]は、『[[ビートたけしのオールナイトニッポン]]』で「出るなら全員ノーギャラにすべき」「あんな偽善番組は大嫌い」と発言している他<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/16943575/ これまで1度も出演なし! ビートたけしが『24時間テレビ』に出ない理由は?]</ref>、[[デーブ・スペクター]]も、自身の[[Twitter]]上で出演者にギャラが支払われることを批判している<ref>[https://sirabee.com/2018/08/26/20161766132/2/ デーブ・スペクターが『24時間テレビ』のギャラ問題に苦言 共感の声が続出]</ref>。
 
=== 感動ポルノ ===
24時間テレビの障害者を見世物にする企画にも、「感動の押し売り」「偽善商法」という批判がある<ref>[https://otonanswer.jp/post/94211/ 視聴率稼ぎの偽善か、真の人助けか 「24時間テレビ」に対する賛否両論の声]</ref><ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/18262 24時間テレビの“偽善商法”にモノ申す]</ref><ref>[https://smart-flash.jp/entame/247775/1/1/ 「感動の押し売り」とブーイングの嵐…いらないメディア・イベント3位「レコ大」2位「紅白」大差をつけた1位は?【500人に聞いた】]</ref>。先天的に両腕両脚が欠損している障害を持ち、「[[五体不満足]]」の作者でもある[[乙武洋匡]]がかつて24時間テレビでメインパーソナリティーのオファーを受けた際、「『かわいそうな人たちが、こんなに頑張っている』と障害者を扱ってしまうことに違和感を覚えた」「障害者に対する扱いがあまりに一面的だとは思う」という理由で断ったことを明かしている他<ref>[https://www.rbbtoday.com/article/2012/08/28/93616.html 乙武洋匡さんがツイッターで暴露「24時間テレビのメインパーソナリティを断った」]</ref><ref>{{YouTube time|olWrjiNkvSw|【乙武が解説】24時間テレビの問題点とは!?}}</ref>、作家の[[百田尚樹]]も著書『大放言』の「チャリティー番組は誰のため?」において、「テレビ的に『絵になる』」障害者を取捨選択して番組を作る姿勢を批判している<ref>[https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08300620/?all=1 「吐き気がしそう」 百田尚樹氏が「24時間テレビ」を批判する理由]</ref>。前述のデーブ・スペクターも「障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている」と24時間テレビの方針を批判している<ref>[https://www.sanspo.com/article/20190826-Z34NH3FMG5NE5JGRG3DECTSL64/ デーブ・スペクター「24時間テレビは絶対見ない」「本当のボランティアとは何か」]</ref>。
 
2016年8月28日には、24時間テレビの裏番組として放送された[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]]『[[バリバラ〜障害者情報バラエティー〜]]』「検証!『障害者×感動』の方程式<ref name="nhk">[http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=239 検証!『障害者×感動』の方程式]</ref>」が[[感動ポルノ]]を取り上げ、24時間テレビを痛烈に批判した<ref>{{Cite news |title= 全盲記者・岩下恭士のユニバーサロン「感動ポルノ」は要らない /東京 |newspaper=[[毎日新聞]]地方版 |date=2016-09-17 |author=岩下恭士 |url=http://mainichi.jp/articles/20160917/ddl/k13/070/006000c|accessdate=2016-09-17}}</ref><ref>{{Cite web |author=[[今一生]] |date= |url=http://ironna.jp/article/3909 |title=24時間テレビを感動ポルノと批判した「バリバラ」の快挙 |publisher=iRONNA |accessdate=2016-09-17|archivedate=2016-09-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160918010619/http://ironna.jp/article/3909}}</ref>。なお、2017年以降もNHKは24時間テレビを批判する内容で『バリバラ』を裏番組として放送し続けている<ref>[https://biz-journal.jp/2020/08/post_175160.html NHK『バリバラ』が今年も『24時間テレビ』を挑発…障害者を消費する「感動ポルノ」を批判]</ref><ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2021/08/21/0014609726.shtml 「24時間テレビ」裏で今年もバリバラ生放送「2・4時間テレビ」でSDGs]</ref>。
 
=== やらせ疑惑 ===
2002年の西村知美のチャリティーマラソンにおいて、2日目18時の時点で残り30kmだったのに対し1時間後には残り10kmとなっていたことから、「車でワープしたのではないか」という疑惑が発生した。このことが有志によるチャリティーランナーの追跡班が結成されるきっかけとなっている。
 
2011年に放送された海外ドキュメンタリー企画の「あの日、日本が世界からもらった力」では、[[タイ王国|タイ]]で東日本大震災の追悼のために灯篭飛ばしを行ったが、その時に集まった人々は金で雇われただけで住民たちは番組内容も知らされておらず、またその地域では灯篭飛ばしの風習もなかった(そもそも航空管制局により灯篭飛ばしが禁止されているエリアであった。)ことが判明しており、やらせであったことが疑われている<ref>[https://tablo.jp/archives/17116 日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!]</ref>。
 
2019年には、[[EXIT (お笑いコンビ)|EXIT]]の[[兼近大樹]]が元カノと再会する企画で兼近が二股をかけていた現場を元カノが目撃したことで破局し、その後元カノは男性不信になったことが紹介されたが放送後、元カノは「実際に現場を目撃したことはなく、男性不信にもなっていない」と番組内容を否定しており、やらせ疑惑が発生した<ref>[https://joshi-spa.jp/948526 『24時間テレビ』にやらせ疑惑。芸人の元カノYouTuberが涙の訴え]</ref>。
 
=== スタッフの問題行為 ===
2006年のチャリティーマラソンでアンガールズを沿道で応援していた女性に対して番組スタッフが激しく怒鳴りつける様子が中継され、インターネット上で非難が上がっている<ref>[https://npn.co.jp/article/detail/200015380 【放送事故伝説】「24時間テレビ」伝説のアンガールズ事件とは?]</ref>。
 
2012年放送の「義足の少女、縄文杉に逢いに行く」について、本来立入禁止になっている場所にキャンプ地を設営していたことが判明され物議となった。現地のガイドによれば、「環境省対日本テレビのバトルは、日本テレビのごね勝ち」「傷ついたのは世界人類の遺産と他ならない『未来』への遺産です」と強く批判している<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1208/27/news069.html 24時間テレビ、立入禁止の縄文杉裏にキャンプ設営か 屋久島ガイドが告発]</ref>。
 
== 24時間テレビチャリティー・リポート ==