「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の版間の差分

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| 必要環境 =
| 推奨環境 =
| 開発元 = [[セガ]]<br />[[Craft Egg|Colorful Palette]]<ref name="devpub">{{citeCite web|和書|title=スマートフォン向けゲームプロジェクト『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』本日配信! 配信記念の各種キャンペーンを実施! |url= https://www.craftegg.co.jp/news/1828/|publisher=Craft Egg |date=2020-09-30 |accessdate=2020-12-20}}</ref>
| 発売元 = [[セガ]]{{R|devpub}}
| 開発・発売元 =
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| メディア = ダウンロード
| プレイ人数 = 1人 - 複数人
| 発売日 = {{Flagicon|JPN}}<br />2020年9月30日<br />{{Flagicon|台湾}}{{Flagicon|香港}}{{Flagicon|マカオ}}<br />2021年9月30日<ref name="miku210901">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=77c0d0c1d1cb9fbe48956ca12f342f30b18596f0|title=プロジェクトメッセージ vol.9 海外版のリリース Hatsune Miku: Colorful Stage!|date=2021-09-01|accessdate=2021-09-03}}</ref><br />{{Flagicon|USA}}{{Flagicon|Europe}}(約130の国・地域)<br />2021年12月8日<ref name="miku210901"/><ref name="miku211228">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1468495537137926149 プロジェクトセカイ Twitter 2021年12月8日]</ref><br />{{Flagicon|韓国}}<br />2022年5月20日<ref name="mikukra520">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1527576202013052928 プロジェクトセカイ Twitter 2022年5月20日]</ref>
| 売上本数 = {{Flagicon|JPN}}1000万ダウンロード<br />{{smaller|(2022年6月24日時点)}}<ref name="play1000">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1540294513239130113 プロジェクトセカイ Twitter 2022年6月24日]</ref><br />{{Flagicon|USA}}{{Flagicon|Europe}}100万ダウンロード<br />{{smaller|(2022年3月18日時点)}}<ref name="GV100">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1504677374595543040 プロジェクトセカイ Twitter 2022年3月18日]</ref>
| キャラクターボイス = フルボイス対応{{Efn2|バーチャル・シンガーは一部パートボイス対応。}}
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| ウィキポータル = [[Portal:コンピュータゲーム|ゲーム]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク'''』(Project SEKAI)は、[[セガ]]からリリースされた[[iOS]]・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用ゲームアプリ。2020年9月30日サービス開始。略称は「'''プロセカ'''」<ref name="miku23108">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200923108/|title=[TGS 2020]「プロジェクトセカイ」配信直前SP。アスノヨゾラ哨戒班からはじまる,追加楽曲20曲が全公開|date=2020-09-26|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
 
[[ボカロ (音楽ジャンル)|ボカロ]]楽曲を題材とした[[音楽ゲーム|リズム]]&[[アドベンチャーゲーム]]で、開発はセガ及び[[Colorful Palette]]が担当し、[[クリプトン・フューチャー・メディア]]もプロデューサーに近い立場で深く関与している<ref name="IR2023.3.31">{{Cite web |和書|url=https://www.segasammy.co.jp/ja/ir/individual/interviews/archive/archive_20230331/ |title=2023.3.31 ユーザー数1,000万人を突破した「プロセカ」ヒットの裏側に迫る』 |publisher=セガ |accessdate=2023-10-21}}</ref>。キャッチコピーは「'''一緒に歌おう!'''」<ref name="4G0824">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200819060/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ライブの一体感をスマホで体感できる“バーチャルライブ”体験会レポート|date=2020-08-24|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
 
== 概要 ==
2019年8月30日、[[初音ミク]]関連のイベントの中でも最大級の複合型イベントである『[[初音ミク マジカルミライ|初音ミク マジカルミライ2019]]』にて企画の始動が発表された<ref name="miku14752">{{Cite web|和書|url=https://info.miku.sega.jp/14752|title=「プロジェクトセカイ」始動!&『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』が2020年2月13日発売決定!|date=2019-08-30|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
 
同じ「[[SEGA feat. HATSUNE MIKU Project]]」の『[[初音ミク -Project DIVA-]]』シリーズなどの先行作品とはゲームデザインやコンセプトなどの方向性が異なっており、歌唱ソフトウェアの楽曲を使用した「リズムゲーム」と、初音ミクとオリジナルキャラクターによる物語が展開される「アドベンチャーゲーム」で構成されている。これまでの初音ミク関連作品ではプレイヤーと初音ミクたちが直接向き合い、リズムゲームなどでコミュニケーションを行う形式であった。対する本作では、現代の日本・[[渋谷|シブヤ]]とオリジナルキャラクターたちの『本当の想い』から生まれた場所「セカイ」の2つの世界を舞台に、初音ミクをはじめとした[[ピアプロキャラクターズ]]たち「[[バーチャルシンガー|バーチャル・シンガー]]」が、現実世界で悩みや苦悩を抱えた少年少女たち本作のオリジナルキャラクター20名の本当の想いを見つけ出すサポートをするというストーリー性の強い形式となっている。
 
本作は様々なボーカロイド楽曲をプレイできるリズムゲームパートをメインとしつつも、オリジナルキャラクターたちの物語を描くストーリーに特に力を入れており、初音ミクたち「バーチャル・シンガー」と本作のオリジナルキャラクターである20名の少年少女たちが織りなすそれぞれの青春ストーリーを楽しみながらリズムゲームをプレイしていく、キャラクターコンテンツとしての側面が強い作品となっている。「'''音楽と人間の関わりを支える『初音ミク』という存在を具現化した作品'''」になるという。このような形式になった理由は、本作が「'''若い世代にボーカロイドやインターネット発の音楽をもっと聴いてもらいたい'''」という想いからスタートした企画であったたためで、オリジナルキャラクターを出すことに抵抗感を持つ層がいることも分かったうえで、あえてこのような設定を企画した<ref name="miku512018">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200512018/|title=初音ミクたちと一緒に歌って踊る新作リズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク」の先行プレイレポートを掲載|date=2020-
05-15|accessdate=2020-09-23}}</ref>。また、本作の特徴として後述するライブ機能「'''バーチャルライブ'''」が実装されている<ref name="miku819060">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200819060/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ライブの一体感をスマホで体感できる“バーチャルライブ”体験会レポート|date=2020-08-24|accessdate=2020-09-23}}</ref><ref name="miku20083">{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/200803a|title=『プロジェクトセカイ』は音楽と人間の関わりを支える“初音ミク”という存在を具現化した作品に【開発者インタビュー】|date=2020-08-03|accessdate=2020-09-27}}</ref><ref name="miku23105"/><ref name="miku23108"/>。
 
開発は『[[バンドリ! ガールズバンドパーティ!]]』開発・運営を務める[[サイバーエージェント]]傘下の[[Craft Egg]]と、本作の開発にあたりCraft Egg内に新設された子会社Colorful Paletteが担当。『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の立ち上げから関わっていた同作品の初代プロデューサー・近藤裕一郎が本作のプロデューサー兼ディレクターを務める。企画は2017年にセガより提案され、当初はCraft Eggにて開発を進行させていたが、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に続くヒット作を開発するために後には引けない状況を作る必要があると考えた近藤が、同社内のプロジェクトセカイ開発チームのコアメンバーと共にCraft Egg内にColorful Paletteを子会社として設立した。開発のコアメンバーは、Craft Eggにて初期の『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に関わっていたメンバーで構成される<ref name="cp200129"/><ref>{{Cite web|和書|url=https://bbank.jp/entrepreneur/interview/it-web/7649|title=『サイバーエージェント子会社社長の告白』【第9弾】Colorful Palette 近藤社長「 “好きなこと” が自分を強くする!」|date=2018-09-07|accessdate=2020-09-23}}</ref><ref name="miku23105">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20191023105/|title=「プロジェクトセカイ」は現代の日本と“セカイ”を舞台に物語が展開。ゲームシステムや収録楽曲なども明らかにされた発表会の模様をレポート|date=2019-10-23|accessdate=2020-09-23}}</ref><ref name="miku20083"/><ref name="miku14269">{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1214269.html|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク」の全貌が明らかに!|date=2019-10-23|accessdate=2020-09-27}}</ref>。2021年1月にはCraft EggからColorful Paletteへと事業譲渡が行われた。当初より、企画段階から開発までをColorful Paletteで一貫して行っていたが、当時はColorful Paletteに開発実績がなかったため、Craft Eggとの連名で宣伝をした方が良いという判断が行われた。その後、アプリがリリースされ十分な実績を示せたことから事業譲受はタイミングとしても良いと判断され、2021年1月8日に事業譲渡が行われた<ref name="cp200129">{{Cite web|和書|url=https://app.famitsu.com/20210129_1754080/|title=【インタビュー】『プロジェクトセカイ』の事業譲受とは?開発会社、Colorful Palette(カラフルパレット)が目指すもの|date=2021-01-29|accessdate=2021-03-12}}</ref><ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.craftegg.co.jp/news/2524/|title=『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の事業譲渡に関するお知らせ|date=2021-01-08|publisher=[[Craft Egg]]|accessdate=2021-01-08}}</ref><ref>{{Twitter status2|CPKondoYuichiro|1347445977959972865|4=近藤裕一郎の2021年1月8日のツイート|5=2021-01-08}}</ref>。開発では親会社のCraft Eggの制作スタイルを引き継いでおり、開発以外にもキャラクターデザインのほかキービジュアルやゲーム内のカードイラスト、衣装デザイン、カードイラストやストーリー内の背景美術、各種イベントのロゴデザイン、設定・シナリオ作成などもColorful Paletteチームで内製している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.colorfulpalette.co.jp/recruit/interview/02/|title=イラストチーム|accessdate=2021-03-06}}</ref>。
 
本作には『[[初音ミク -Project DIVA-]]』シリーズより、プロデューサーの林誠司が楽曲・シナリオ監修サポートで参加しているほか、3DMVには『初音ミク -Project DIVA-』シリーズの開発陣が参加。『初音ミク -Project DIVA-』のCG開発を担当したセガの開発チームが3Dモデリングを担当。同作のアニメーション演出・制作や『初音ミク マジカルミライ』、『SNOW MIKU LIVE』などのライブにてアニメーション演出・制作を務めるマーザ・アニメーションプラネットが3DMVのモーションキャプチャ監修・3DMVアニメーション監修・3DMV演出を担当している。また、同じく『初音ミク -Project DIVA-』シリーズや『初音ミク マジカルミライ』の振付・モーションアクターを担当したソリッドキューブが3DMVの振付・モーションアクターで参加するなど、これまで初音ミクに関わってきた企業が企画に協力している<ref name="mikuriyou0930"/>。
 
本作には業界内で活動する[[ボカロP]]が楽曲クリエイターとして参加しており、[[DECO*27]]や[[Mitchie M]]、[[ピノキオピー]]、[[REOL|Giga]]、[[まふまふ]]などのクリエイターが、各ユニットや本作のテーマソングなどのオリジナル楽曲制作を務める<ref name="miku23105"/>。また、一般公募でも楽曲募集を行い、採用されるとリズムゲームパートの2Dモードで遊べる楽曲として登場する<ref name="miku225037">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200225037/|title=「プロジェクトセカイ」,「一緒につくろう!楽曲コンテスト」が本日開始|date=2020-02-25|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
 
ゲーム内ではキャラクター3Dモデルの衣装やアクセサリーを着せ替えることが可能。衣装デザインはボーカロイドにも縁のあるイラストレーターが参加しているほか、一般公募されたデザインも採用されている<ref name="miku01147">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20191101147/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」で,衣装デザインキャンペーン開催中|date=2019-11-01|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
 
== スタッフ ==
=== 開発・運営スタッフ ===
{| class="wikitable" style="font-size:small; text-align:center;"
! colspan="2"|開発・運営スタッフ<ref name="mikuriyou0930">プロジェクトセカイ ゲーム内 各種表記</ref><ref name="miku20083"/><ref name="miku919451">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/202003/09194251.html|title=『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』どこを切り取ってもキャラクターがかわいい3DMVへのこだわりを訊く! 映像制作チームインタビュー|date=2020-03-09|accessdate=2020-09-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.marza.com/works/article/2280/|title=プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク | MARZA ANIMATION PLANET|date=2020-10-13|accessdate=2020-11-03}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.colorfulpalette.co.jp/recruit/interview/03/|title=開発チーム|accessdate=2021-03-06}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.vinc.jp/20201204/436|title=プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク 株式会社ヴィ|accessdate=2021-03-06}}</ref><ref name="miku210413">{{Cite web|和書|url=https://www.inside-games.jp/article/2021/04/13/131850.html|title=ストーリーに寄り添う『プロセカ』の緻密な楽曲作り-キャラの成長に合わせて変わっていく歌い方|date=2021-04-03|accessdate=2021-04-15}}</ref><ref name="miku210420">{{Cite web|和書|url=https://www.cinra.net/article/interview-202104-projectsekai|title=ボカロ文化の歴史を次世代に繋ぐ試み 『プロジェクトセカイ』鼎談|date=2021-04-20|accessdate=2021-04-28}}</ref><ref name="CGW21810">CGWORLD 2021年9月号 vol.277(特集:デジタルで彩るコスチュームのセカイ)P26-47、CGWORLD編集部、2021年8月10日</ref><ref name="prsk2dmv">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20210921115/|title=1周年だし「プロセカ」2DMVの作られ方インタビュー。セガ×初音ミクを長年支える大坪鉄弥氏に,制作の流れを教えてもらおう|date=2021-10-04|accessdate=2021-10-07}}</ref><ref name="prsk1stLt">{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/211005a|title=『プロセカ』ネタバレ全開シナリオチームインタビュー! 苦しくなる展開もあるけれど、不安になりすぎずに見守ってほしい|date=2021-10-05|accessdate=2021-10-07}}</ref><ref name="ps1st2dmv">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/202110/07235465.html|title=『プロセカ』MVチームインタビュー。スタッフ全員のこだわりと感性で生まれた『チルドレンレコード』など、3DMVの制作秘話を訊いた!|date=2021-10-07|accessdate=2021-10-10}}</ref>
|-
! 企画
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== 沿革 ==
; 2014年
* [[セガ]]と[[クリプトン・フューチャー・メディア]]が初音ミクに関するアプリゲームを共同企画<ref name="sg201910">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/201910/23185498.html|title=初音ミクの新作リズムゲーム『プロジェクトセカイ』は、若者にボカロを気軽に楽しんでもらう“入口”を目指す。クリプトン×セガ×Craft Egg/Colorful Paletteインタビュー|date=2019-10-23|accessdate=2021-03-12}}</ref>。
; 2017年
* 企画案が完成せず、協力を求める形で[[Craft Egg]](後のColorful Palette)が企画に参画。Craft Egg側の企画案を元に3社体制で企画が再始動<ref name="sg201910"/><ref name="miku20083"/>。
; 2018年
* 6月1日 - Craft Eggプロデューサーの近藤が同社内のプロジェクトセカイ開発チームのコアメンバーとColorful Paletteを設立。開発体制を移管<ref name="cp200129"/>。
* 9月 - ライブモード(現在のバーチャルライブ)が企画され、開発を開始<ref name="1016miku">{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/201016l|title=『プロジェクトセカイ』のバーチャルライブが目指したのは、リアルの再現ではなく感動のデフォルメ。座席固定式ではなくアバター移動式、ライブ会場だけではなく待合室も用意|date=2020-10-16|accessdate=2021-03-06}}</ref>。
; 2019年
* 2月 - 各ユニットのコンセプトや設定を元にキャラクター原案を作成<ref name="CGW21810"/>。
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* 11月1日 - ゲーム内に登場する衣装デザインを公募するキャンペーンを12月2日まで開催<ref name="miku23105"/><ref name="miku01147"/>。
* 11月17日 - かわさきジャズ2019「まらしぃ with 初音ミク、鏡音リン piano acoustic live」にて本作の3Dモデルがリアルライブで初披露された<ref name="miku23105"/>。
* 12月13日 - ゲーム内に登場する5ユニット総勢20名のプロフィールが公開<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20191213077/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」,ゲーム内に登場する5ユニット,総勢20名のプロフィールと相関図が公開に|date=2019-12-13|accessdate=2020-09-23}}</ref>
* 12月20日 - 初音ミクと[[大塚製薬]]によるコラボ企画「beyond2020」にて、プロジェクトセカイより[[初音ミク]]がポカリスエット・アンバサダーに就任。2020年1月23日には星乃一歌もポカリスエット・アンバサダーに就任した。この取り組みは1年間行われ、その期間中、複数の動画や広告に出演する<ref name="miku70341">{{Cite web|和書|url=https://kai-you.net/article/70341|title=初音ミク、ポカリスエット・アンバサダー就任 YuNiや富士葵らも参加|date=2020-12-20|accessdate=2020-09-24}}</ref><ref name="miku1220">{{Cite web|和書|url=https://www.moguravr.com/pocari-sweat-ambassador-2/|title=初音ミク・ミライアカリら「ポカリスエット・アンバサダー」による特別ムービー公開|date=2020-01-23|accessdate=2020-09-24}}</ref>。
; 2020年
* 1月20日 - WEBラジオ番組「プロジェクトセカイ カラフルラジオ」を全8回にて期間限定でスタート<ref name="miku108046">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200108046/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のWebラジオ番組が本日配信開始|date=2020-01-08|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 2月10日 - かわさきジャズ2019の札幌公演『Live Session!まらしぃ with 初音ミク&鏡音リン Piano acoustic live in SNOW MIKU』が開催。ミクやリン以外に、星乃一歌の3Dモデルも登場し、人間とボーカロイドによる「セカイVer」の歌唱が初披露された<ref name="mayu2020">{{Cite web|和書|url=https://columbia.jp/artist-info/hatsunemiku/live/68600.html|title=2/10(月)、「まらしぃ with 初音ミク、鏡音リン」札幌公演決定!|date=2019-11-29|accessdate=2021-03-20}}</ref><ref name="mayu20200">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1226848319655178240 プロジェクトセカイTwitter公式 2020年2月10日]</ref>。
* 2月25日 - ゲーム内に収録される楽曲を募集する「一緒につくろう!楽曲コンテスト」を開催<ref name="miku225037"/>。
* 3月9日 - 「プロジェクトセカイ ミクの日発表会」にて事前登録情報やゲームモード、3DMVなどの情報が解禁された<ref name="miku309069"/>。
* 5月8日 - クローズドβテストを5月8日18時から5月9日1時まで公募した300名限定に実施<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200501079/|title=「プロジェクトセカイ」のクローズドβテストが5月8日18:00にスタート。参加申し込みを5月2日11:59まで受け付け中|date=2020-05-01|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 6月13日 - 生配信番組「プロジェクトセカイ カラフル放送局」の初回配信が実施される<ref name="miku605036">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200605036/|title=「プロジェクトセカイ」,生配信「カラフル放送局」を6月13日に実施。野口瑠璃子さん&中島由貴さんが出演|date=2020-06-05|accessdate=2020-09-23}}</ref>。放送内にて楽曲コンテストの結果が発表され、応募総数200曲以上の中から市瀬るぽが作詞・作曲を手掛ける「alive」が採用された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200615040/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」,楽曲コンテストの結果を発表。カードイラストも公開|date=2020-06-15|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 6月27日 - 第2回クローズドβテストが6月27日12時から18時まで公募した300名限定で実施<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200617047/|title=「プロジェクトセカイ」の第2回クローズドβテストが6月27日に開催。リズムゲーム初心者から上級者まで,参加者を幅広く募集中|date=2020-06-17|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 7月22日 - 事前登録受け付け開始<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200720104/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の事前登録が7月22日に開始。同日20:00より生放送も実施へ|date=2020-07-20|accessdate=2020-09-23}}</ref>。テーマソングとして新たに書き下ろされた楽曲「セカイ」と「ワーワーワールド」も発表される<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200722091/|title=「プロジェクトセカイ」の事前登録受付がスタート。新たな収録楽曲や3DMVの公開を含む最新情報を紹介|date=2020-07-22|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 8月12日 - 特別企画として9名の作家とのコラボレーション短編マンガ「プロジェクトセカイ応援マンガ」を不定期に順次公開<ref name="miku812082">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200812082/|title=「プロジェクトセカイ」の応援漫画が本日より公開|date=2020-08-12|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
* 9月4日 - 体験版アプリが9月11日正午まで配信。「Tell Your World」「ヒバナ -Reloaded-」「スイートマジック」の3曲の楽曲配信のほか、各ユニットの「バーチャルライブ」が期間中、毎日複数回開催された。期間中は[[中島由貴 (声優)|中島由貴]]とバーチャルライバー・[[社築]]による「ヒバナ -Reloaded-」のハイスコアに挑むユーザー参加型のチャレンジ企画も開催される<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200904073/|title=「プロジェクトセカイ」の体験版アプリが配信開始。リズムゲームやバーチャルライブを一足先に楽しめる|date=2020-09-04|accessdate=2020-09-24}}</ref>。配信初日には「みんなで一緒にバーチャルライブ!生放送」がYouTube Live、ニコニコ生放送、Periscopeにて実施される<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200902102/|title=「プロジェクトセカイ」に収録予定の楽曲,テオ(セカイVer.)の3DMVが一部先行公開。9月4日の生放送ではバーチャルライブを特集|date=2020-09-02|accessdate=2020-09-24}}</ref>。
* 9月26日 - 「『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』リリース直前!新情報発表SP」にて事前登録者数100万人突破を発表。また、20日間連続楽曲追加キャンペーン等が公開。放送終了後には本作収録曲『命に嫌われている。』のfullVer.MVが公開された<ref name="miku23108"/>。
* 9月30日 - '''[[iOS]]および[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用ゲームアプリとして配信開始'''。最終事前登録者数は114万3962人となった<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1311185037639909376 プロジェクトセカイTwitter公式 2020年9月30日]</ref>。公式4コマ漫画の配信も公式Twitterにて開始<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1311214315727273985 プロジェクトセカイTwitter公式 2020年9月30日]</ref>。
* 10月2日 - ユーザー数が100万人を突破<ref>{{Cite web|和書|url=https://app.famitsu.com/20201002_1705729/|title=『プロジェクトセカイ』ユーザー数100万人突破で記念ログインキャンペーンを開催!|date=2020-10-02|accessdate=2020-10-07}}</ref>。
* 10月8日 - ユーザー数が150万人を突破<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1314038587340460032 Twitter プロジェクトセカイ 公式 2020年10月8日]</ref>。
* 11月20日 - ユーザー数が250万人を突破<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1329621028801105920 プロジェクトセカイTwitter公式 2020年11月20日]</ref>。
* 12月1日 - Google Play ベスト オブ 2020 日本版のユーザー投票部門にて最優秀賞に選ばれた<ref>{{Cite web|和書|title=Google Play ベスト オブ 2020 本日発表|url=https://japan.googleblog.com/2020/12/playbestof2020.html|website=Google Japan Blog|accessdate=2020-12-10|language=ja}}</ref>。
; 2021年
* 1月6日 - 公式YouTubeチャンネルの登録者数が25万人を突破。これを記念して5ユニットのボイスドラマの制作も決定した<ref name="tw2116">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1346730076281323526 プロジェクトセカイTwitter公式 2021年1月6日]</ref>。
* 2月8日 - ユーザー数が300万人を突破<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20210208022/|title=「プロジェクトセカイ」のユーザー数が300万人を突破。記念ログインキャンペーンを実施|date=2021-02-08|accessdate=2021-03-08}}</ref>。
* 3月30日 - リリースより半年が経過したことを記念して「プロジェクトセカイ ワンダショちゃんねる ハーフアニバーサリースペシャル」をYouTube公式チャンネル等で生配信。CDのリリースや各ユニットごとの新展開など最新情報が公開された。また、同日より「ハーフアニバーサリー記念 カラフルフェスティバルガチャ」や楽曲「初音ミクの激唱」も配信されている<ref name="miku21330">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/halfanniversary/index.html|title=プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク ハーフアニバーサリー特設サイト|date=2021-03-30|accessdate=2021-04-09}}</ref>。
* 4月18日 - ユーザー数が390万人を突破<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1383616844255268867 プロジェクトセカイ Twitter 2021年4月18日]</ref>。
* 7月21日 - ユーザー数が500万人を突破<ref name="play500">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1417809598568796167 プロジェクトセカイ Twitter 2021年7月21日]</ref>。
549行目:
* 9月23日・24日 - 2周年を記念したリアルステージイベント『プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭』が東京・立川ステージガーデンにて開催。イベント内で声優陣によるリアルライブも実施された。
; 2023年
* 2月12日 - 「Sensor Tower APAC Awards 2022」の日本部門にて、2022年における日本で最も人気のモバイルゲームとして選出された<ref>{{Cite web |和書|url=https://0115765.com/archives/21615|title=”世界一の音ゲー”「プロセカ」が2022年最も人気のゲームに選出:ヘブバン、モンストなども選出|publisher=SubCulture Press LLC. |accessdate=2023-09-27}}</ref>。
* 6月3日・4日 - 2.5周年を記念したリアルイベント『プロジェクトセカイ クリエイターズフェスタ2023』が東京・[[秋葉原UDX]]の3フロアーを使って開催された<ref>{{citeweb |url=https://app.famitsu.com/20230605_2090720/ |title=『プロセカ』2.5周年の祭典!トークショーやボカロPの展示即売会も実施された“クリエイターズフェスタ2023”をリポート |date=2023-06-05 |accessdate=2023-06-09 |publisher=ファミ通App}}</ref>。
 
578行目:
今回、本作に限って20名のオリジナルキャラクターが新規に登場する。そのため、抵抗感を覚えるボカロファンも多いことは当初より予想されていたが、本作はボカロ文化から反するものを作ろうとしているのではなく、本作を入り口にボカロに触れる新規ファン層に目を向けつつ、今までのファンともうまく寄り添える作品バランスを目指している。そして、新規層が原曲を視聴し、さらに歌ったり曲を作ったりするようになってボカロ界隈が盛り上がることを目標としている<ref name="sg201910"/>。
 
男女混合ユニットを設定した理由は、バーチャルシンガーたち自体が男女混合のユニットであり、ボーカロイドコンテンツ自体も男女問わずファンが多いことから、初期段階より想定してコンセプトが作られた<ref name="1124miku"/>。『プロジェクトセカイ』のオリジナルキャラクターに関してはクリプトン・フューチャー・メディアとセガゲームスの監修のもと、Colorful Paletteのスタッフ陣が合宿ミーティング等も実施して協議を重ねて創り上げられている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.colorfulpalette.co.jp/recruit/interview/01/|title=企画・プロモーションチーム|accessdate=2021-03-06}}</ref>。
キャッチコピーは『一緒に歌おう!』。これは、『セカイは広がっていく』という想いが込められており、「一緒に歌おう!」はミクたちとオリジナルキャラクターたちだけではなく、様々なクリエイターやユーザーも含まれている。また、様々なアーティスト、イラストレーターと一緒に楽曲やイラストを作っていくことを目的としており、コラボレーションのほか一般公募も積極的に行っている<ref name="sg201910"/>。
 
604行目:
=== キャラクターデザイン ===
; 制作体制
デザインはアートディレクターの飯塚らColorful Paletteイラストチームと、「初音ミク V3」「初音ミク V4X」「初音ミク NT」のキャラクターデザイナーであるiXimaが協議しながら制作しており、キャラクター全体のデザインのベースはiXimaの絵柄に合わせている。また、デザインに関しては『Project DIVA』シリーズのデザインとは明確に差別化することを意識してデザインが制作されている。デザインの際にはLive2Dや3Dモデルのデザインと齟齬が出ないようにColorful Palette内の各セクションや3Dモデリングを担当するセガと連携している<ref name="1124miku">{{Cite web|和書|url=https://www.inside-games.jp/article/2020/11/24/130118.html|title=『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の衣装デザインに迫るーバーチャル・シンガー&オリキャラの衣装はどう作られたのか|date=2020-11-24|accessdate=2021-03-06}}</ref>。
 
iXimaはクリプトン・フューチャー・メディアの佐々木が「初音ミクが関わる以上成功させたい」と依頼を受けて参加した。iXimaはリリース後もストーリー内やイベントなどの衣装デザインに関わっている。iXimaの参加は2019年4月、企画の方向性がファンタジーから現代を舞台とした内容に変更され、新たな世界観のデザイン原案が完成して間もない時期の参加となった。iXimaはクリプトン側のアイデアやコンセプトを絵に描き起こしColorful Palette側に伝える役割を担当。また、iXimaが参加した時点でColorful Paletteによりオリジナルの5ユニットの原形デザインとキャラクター設定、衣装の一部は既に完成しており、iXimaはこれらのデフォルト衣装案を監修し、時には衣装全体の修正案を作成する役割も担っていた<ref name="CGW21810"/>。
667行目:
ゲームオリジナルの書き下ろし楽曲はイベントストーリーを元に制作するため、Colorful Paletteシナリオチームよりシナリオ完成後に「どのキャラクターがメインのイベントなのか」「どのようなストーリー展開なのか」「どのような曲調のイメージなのか」という情報がセガに提供され、その情報を元にセガを中心にボカロPの選定が行われる。選定の際にはボカロP自身の作風を重視することが多い。また、担当するボカロPがファンから持たれているイメージと乖離した曲にならないように調整されている。ボカロPに楽曲を依頼する際にはシナリオの進行度に合わせて、登場人物の情報や該当イベントまでのストーリー展開などの情報も一緒に提供されている<ref name="miku210413"/>。ただし、ボカロクリエイター自身の持ち味や独自の世界観を表現してもらうため、依頼の際にColorful Paletteシナリオチームより提示される「使用してほしいキーワード」や「楽曲イメージ」は必要最低限のものとなっている<ref name="miku210401"/>。
オリジナル楽曲を一定のペースで追加し続けることは、企画当初から決められており、ボカロクリエイターにコンスタントにオリジナル曲を書き下ろして実装していくためにクリプトンのプロデューサーである佐々木が中心となり各クリエイターと交渉を行っている。リリース後はGigaやDECO*27、Mitchie Mらが『プロジェクトセカイ』の第1波のオリジナル曲を提供したことで、他のクリエイターより「このユニットの曲を書きたい」と声をかけられることも増えたという<ref name="miku210401">{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/210401n|title=『プロセカ』がボカロファンやミクたちに与えた影響 ― ニコニコ動画が果たしていたような役割を担うかもしれない【開発者座談会】|date=2021-04-01|accessdate=2021-04-09}}</ref>。
 
オリジナルキャラクターを演じる声優陣とバーチャルシンガーたちが一緒に歌うという取り組みに関しては、当初から共に歌うことを想定していたわけではなく、当初はボーカロイドVer.と人間Ver.で別々に収録する案も上がっていた。しかし、人間とバーチャル・シンガーが共存している本作で「どう共存するのか?」を協議した結果、最終的に「一緒に歌う」という結論となり、本当にそんなことできるのかクリプトン側と協議しながら同社の技術を駆使して作り上げられた<ref name="miku210401"/>。これまでも、[[BUMP OF CHICKEN]]や[[安室奈美恵]]などのアーティストが初音ミクと一緒に歌う事例はあった。しかし、それは数か月以上の歳月をかけて1曲を作る手法で実現した企画であり、恒常的に量産体制が組めるのかは未知数であった。最終的にクリプトンや音楽制作担当の入江の尽力により量産体制が構築されることになる<ref name="miku210420"/>。
684行目:
当初は待合室などのモードは無く、直接ライブ会場に繋がるシステムであったが、開発中に追加されたアバター着せ替えモードやユーザー同士のコミュニケーションを行える場として、待合室機能が追加された。デフォルトのアバターデザインは、『世界観を崩さないことを前提に、作中の登場人物(人間)のデザインからは離れたデザインにする』ことが最初に決められた。これは、人間の想いの集合体でありながらも作中の世界とは別の次元の存在であるアバター(ユーザー自身)を表現するため<ref name="1016miku"/>。
 
ライブモードでは、当初のコンセプトとして『数万人規模のプレイヤーが同じライブを一緒に見る』という体験が想定されていた。その後、リリース段階では1つのライブ会場に最大で15人まで参加できるシステムが導入された。後に新システムとして「Diarkis」を導入し、人数規模は最大100人までに拡大されている。ライブは一人でもゆっくり鑑賞したいプレイヤー向けに「プライベートルーム」が作成できるようになっている<ref name="1016miku"/><ref>{{Cite web|和書|url=https://media.colorfulpalette.co.jp/n/n3790267401ea|title=“ユーザー体験に直結しない技術は追求しない” カラパレエンジニアの考え方|date=2022-01-21|accessdate=2022-01-21}}</ref>。
 
=== コネクトライブ ===
2021年9月26日に開催された『プロジェクトセカイ アニバーサリーフェスタ 2021』にて、新バーチャルライブ「'''コネクトライブ'''」の開催が発表された。実装は2022年6月11日<ref name="va926"/>。
 
コネクトライブは、『'''バーチャルライブのリアルタイム版'''』となっており、バーチャルライブのようにあらかじめ用意された3Dアニメーションではなく、'''モーションキャプチャーをリアルタイムで収録して本物のライブと同様のライブを行う'''内容となっている。そのため、本物のライブと同様に公演時間は40分から1時間となり、各楽曲もゲームプレイ時の3DMVや2DMV、静止画などの区別なく、披露する全楽曲がフル尺で披露される。その際に、楽曲の区別なく全楽曲に本ライブのみの3Dダンスモーションがフルバージョンで追加される。また、リアルタイムで行うため、ユーザーのコメントにもキャラクターが直接リアクションを返すことも可能となっている。なお、コネクトライブでは一部キャラクターのみ収録音源を使用するが、それ以外はリアルタイムで出演キャラクターによるトークが行われる。これは一日数回の公演が行われた場合でも同様であり、そのためMC内容も異なってくる。本ライブはユニットごとに開催される<ref name="pr1an1004">{{Cite web|和書|url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/211004a|title=『プロセカ』の月間アクティブユーザーは200万人超え!e-Sports展開も本腰を入れた展開に?3DCGの表現レベルの向上など、プロデューサー陣に“攻めの開発姿勢”を訊いた|date=2021-10-04|accessdate=2021-10-07}}</ref><ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1462744100881321985 プロジェクトセカイ Twitter 2021年11月22日]</ref>。本ライブは有償となっており、無償でもライブの途中までは閲覧可能となっている<ref name="va9261">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1442033433610375174 プロジェクトセカイ Twitter 2021年9月27日]</ref>。
 
コネクトライブ開催に先駆け、コネクトライブリハーサル公演が12月22日に開催される。リハーサル公演はユーザーの端末で実際に動作するのか、大人数の接続に対応できるのか、有償ライブと無償ライブの場面切り替えが正常に動作するのか、生ライブ故に発生するであろう機能トラブルや出演者トラブルを想定した緊急停止テストなどのテスト配信を目的としている。リハーサル公演では小豆沢こはねと白石杏、巡音ルカによる生配信ライブが行われ、本番とは異なりゲームサイズ1曲分を披露するほか、全2回の公演でMCパートは異なる<ref name="va9262">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1442034310169522180 プロジェクトセカイ Twitter 2021年9月27日]</ref><ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1462743447157149705/photo/2 プロジェクトセカイ Twitter 2021年11月22日]</ref><ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1462741850968637444 プロジェクトセカイ Twitter 2021年11月22日]</ref><ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1462742636125507585 プロジェクトセカイ Twitter 2021年11月22日]</ref><ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1470356045562540032 プロジェクトセカイ Twitter 2021年12月13日]</ref>。第1回開催時の修正点を踏まえたうえで、第2回目のリハーサル公演が2022年4月6日に開催。MC部分を除き、内容は第1回と同様となっている<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1483746883776368640 プロジェクトセカイ Twitter 2022年1月20日]</ref>。
714行目:
:「すごいな、ミクは。昔からずっと、どんな風にでもなれて、すごく ……自由で」
:彼女が帰宅するとスマホの中に見知らぬ楽曲「'''Untitled(アンタイトル)'''」が入っていることに気付く。その曲を再生すると、一歌は白い光に包まれる。目を開いた一歌の前に現れたのは「初音ミク」であった。心の内に閉じ込めた本当の想い、本当の歌をみつけるため、少年少女たちの物語が始まる<ref>{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/story/index.html|title=STORY プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
; Leo/need(メインストーリー)
: 高校1年生の星乃一歌は中学時代のあるすれ違いから幼馴染の'''日野森志歩'''、'''望月穂波'''と疎遠になる。そんなある日、中学の時から病気療養中だった'''天馬咲希'''が高校に復学する。そして、咲希が一歌たちの前に現れたことで、彼女たちの距離に大きな変化が訪れる。一方、一歌はあるきっかけから「セカイ」と呼ばれる不思議な空間でバーチャル・シンガー・初音ミクと出会う。その現象をきっかけに、一歌と咲希は志歩と穂波に起きた中学時代のある過去と向き合うことになる。はたして一歌たち4人はすれ違いを乗り越えることができるのか<ref name="mikuCHA">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/character/index.html|title=Leo/need CHARACTER プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
 
: 第1章の物語が、ユニットストーリー(2020年9月30日)からイベント「Resonate with you」(2021年4月21日)までのストーリーで描かれる。
741行目:
 
; バーチャル・シンガー
: バーチャルシンガーが主役のユニットストーリーでは、オリジナルキャラクター達のユニットストーリーの裏側で、そこでは描かれなかった「'''各セカイでのバーチャル・シンガーたちの、ユニットストーリーを補足するサイドストーリー'''」がオムニバス形式で展開される。そのため、各ユニットストーリーとバーチャル・シンガー達のストーリーの両方を読むことで、1つのセカイの物語が完成する形式となる<ref name="miku9868">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=ed54bf60be2a679ad2df8f3a3157fbe4ae9868e6|title=プロジェクトメッセージ vol.3 #セカイの質問箱「オープンβテストの予定は?」|date=2020-07-01|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
 
=== 第2章(Journey to Bloom) ===
750行目:
 
== 登場人物 ==
本作にはオリジナルキャラクターが20名登場する。各ユニット4名ずつに分類されており、それぞれ、バンドユニット「Leo/need」、アイドルユニット「MORE MORE JUMP!」、ストリートユニット「Vivid BAD SQUAD」、ショーユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」、正体不明の音楽サークル「25時、ナイトコードで。」に分類される<ref name="miku213077">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20191213077/|title=「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」,ゲーム内に登場する5ユニット,総勢20名のプロフィールと相関図が公開に|date=2019-12-13|accessdate=2020-09-24}}</ref>。
 
セカイはオリジナルキャラクターたちの想いで作られた場所である。しかし、例外として「ワンダーランズ×ショウタイム」のセカイは天馬司、「25時、ナイトコードで。」のセカイは朝比奈まふゆと、それぞれ個人の想いからセカイが誕生しており、他のメンバーはそのセカイに招かれた形となっている。そのため、セカイの変化も司やまふゆの心境の変化によって変わる部分が大きい。一方で、まふゆのセカイでは、絵名の心境の変化によって鏡音リンが姿を現すなど、招かれたメンバーの想いが影響している部分も存在する。
860行目:
: [[声優|声]]:[[野口瑠璃子]]
: 誕生日:8月11日、身長:161cm、学校:宮益坂女子学園、クラス:1-C<ref name="miku213077"/>
: 宮益坂女子学園に通う高校1年生。Leo/needのギター・ボーカル担当。オリジナルキャラクターの中でも本作全体の主人公としてキービジュアルや宣伝広告などに描かれることが多い<ref name="miku228088">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200228088/|title=「プロジェクトセカイ」初音ミクと星乃一歌が登場するWebムービーを公開|date=2020-02-28|accessdate=2020-09-24}}</ref><ref name="miku14269"/>。見た目はクールだが、実際は友人想いの心優しい少女である<ref name="miku213077"/>。
: とある事情から穂波と志歩との関係に溝ができていた。そんなとき、一歌がデバイスに無名の楽曲「Untitled」を見つけたことで物語が動き出す<ref name="miku213077"/>。
: 初音ミクが大好きで、幼いころから父親に譲られたギターでミクの楽曲を演奏しながら歌っていた<ref name="miku228088"/>。名前の由来は歌が好きで出会った両親が「ひとつのうたで出会い授かった子」であったことから一歌と名付けられた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=SXjKFi2WgNU&list=PLTfXrJphTufmZwPQ8izm0RoAr_DznTG40&index=8 【Leo/need】星乃 一歌(CV.野口 瑠璃子) 2020年3月16日]</ref>。
: 「25時、ナイトコードで。」のまふゆは学校の先輩であり、同じく学級委員を務めていることから交流がある。また、「MORE MORE JUMP!」の桐谷遥とは同じクラスの友人同士。「ワンダーランズ×ショウタイム」の寧々の歌声を聞いてから彼女に師事しており、空いた時間で歌唱を教わっている。「Vivid BAD SQUAD」のこはねのことは志歩と同じクラスの女の子という認識であったが、一歌がストリートで歌い始め、人前で声が出ず悩んでいた時に偶然、彼女の路上ライブパフォーマンスを見てどうすればよいのかを相談する。その結果、ストリートで歌うことができるようになり歌にも自身が付いたことでこはねとの交流を持つようになる<ref>一歌『想いよ、届け』 サイドストーリー 後編</ref>。
: 趣味はミクの歌を聴く事と育てているサボテンを眺めること。特技はりんごの皮むき。好きな食べ物は焼きそばパンで嫌いな食べ物はグリーンピース。苦手なことは絶叫アトラクションに乗ること<ref name="miku213077"/><ref name="miku910">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=eb1cea184677880b4e433d57d6baf16aba9eb10f|title=プロジェクトメッセージ vol.2 #セカイの質問箱「他社ボカロ曲は登場する?」「男の子たちも歌いますか?」|date=2020-06-12|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
; 天馬 咲希(てんま さき)
: 声:[[礒部花凜]]
1,055行目:
; イオリ
: 声:[[笹本菜津枝]]
: 志歩のバイト先のスタジオなどで活動しているバンド『STANDOUT(スタンドアウト)』のリーダー兼ボーカリスト。19歳<ref name="prsk210817">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=afcda7004710f8b27e324e780f75dd1ff2410e0d|title=プロジェクトメッセージ vol.8 |date=2021-08-17|accessdate=2021-08-17}}</ref>。音楽に対してストイックに向き合っており、本気で音楽を一緒にやれるメンバーを求めている。メジャーデビューを控えており、新たなベーシストを探していた。そんな時、ライブハウスでバイトをしている志歩のベースを聞いたことにより、志歩をベーシストとして自分のバンドに勧誘する。
: 『プロは「好き」の気持ちだけでは通用せず、聞いてくれるファンを優先し、自分たちの音楽に責任を持たなければいけない』と考えている。そのため、自分たちの音楽だけではなく観客も大事にできることをメンバーにも求めている。一方で、Leo/needについては彼女たちの友情を認めつつも、今後、志歩がプロを目指す際に、これまでのような体制で一緒にやっていけば志歩自身も一歌たちも共に苦しむことになってしまうと危惧していた。
: デビュー発表のために開いた野外ライブでは、Leo/needのメンバーに志歩と同じ夢を歩む覚悟があるのかを聞いたうえで、一歌たちの覚悟を認める。一方で、それでも迷う志歩の背中を押すために、Leo/needのメンバーにライブのオープニングアクトをやってみるように勧める。そこで観客からも認められる演奏を披露できたLeo/needの姿を見て、志歩への勧誘を諦めた。
1,379行目:
== システム ==
=== リズムゲームモード ===
操作方法は画面の奥から手前に向かってくるノーツを判定ラインに来たタイミングでタップ操作するという形式。ノーツにはタップ、ホールド(長押し)、スライド(なぞる)、フリック(弾く)の4種類が存在する<ref name="miku512018"/>。リズムゲームでは様々なボーカロイド楽曲が収録される。楽曲はバーチャル・シンガーのみが歌う「バーチャル・シンガーVer.」とオリジナルキャラクターのみ、または、バーチャル・シンガーとオリジナルキャラクターが一緒に歌う「セカイver.」の2バージョンで収録される。一部楽曲では、どちらかのver.のみでの収録となる<ref name="miku309069">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200309069/|title=「プロジェクトセカイ」の事前登録が4月下旬に開始予定。新たな収録楽曲や参加クリエイターなど最新情報が発表された生放送の模様をレポート|date=2020-03-09|accessdate=2020-09-23}}</ref>。本作では他社製のボーカロイド楽曲も追加され、特にバーチャル・シンガーVer.では「ハッピーシンセサイザ」や「シャルル」など他社のボーカロイドによる楽曲に関して、いくつかは原曲のバージョンのまま収録される。セカイ ver.には多くの楽曲で「アナザーボーカルver」が存在しており、キャラクターランクをアップすることで、キャラクター個人が歌うアナザーボーカルverを入手できる<ref name="miku23108"/>。
 
難度は初心者向けの「EASY」、初心者・中級者向けの「NORMAL」、中級者向けの「HARD」、上級者向けの「EXPERT」、超上級者向けの「MASTER」の全5段階が設定されている<ref name="miku23105"/>。プレイ人数は1人でプレイする「ひとりでライブ」モードと最大5人でプレイする「みんなでライブ」モードがある<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200428084/|title=「プロジェクトセカイ」,アプリ内に収録される楽曲「ロキ」と,5人で楽しめる「みんなでライブ」機能の紹介映像が公開に|date=2020-04-28|accessdate=2020-09-23}}</ref>。また、オートライブ機能も実装されている。
 
モードには2Dライブモードと3DMVモードの2種類が収録。2Dモードでは、楽曲に応じて2DMVが用意される楽曲と背景に曲をイメージしたイラストが表示される楽曲の2パターンがある。2Dモードの映像の中には動画クリエイター・イラストレーターによる本作オリジナルMVが制作される場合もある<ref name="miku580">https://www.youtube.com/watch?v=F7iqxHOth58 命に嫌われている。 / 25時、ナイトコードで。 × 初音ミク YouTube 2020年9月26日</ref>。また、実装時には2Dモードの場合でも、ユーザーの反響を聞いて3DMV化を目指していく方針となっている<ref name="miku309069"/>。3DMVモードのある楽曲にも、楽曲に集中してプレイしたいユーザー向けに、楽曲のイラストのみが表示される2Dモードが用意されている<ref name="miku310025">{{Cite web|和書|url=https://www.4gamer.net/games/476/G047609/20200310025/|title=「プロジェクトセカイ」の新たな収録楽曲や,3DMVなどの情報が公開|date=2020-03-10|accessdate=2020-09-23}}</ref>。
 
3DMVモードではキャラクターの衣装やアクセサリーを自由に変更することが可能<ref name="miku309069"/>。特定の条件下にてヘアスタイルも変更できる<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1363836638472720385/photo/1 プロジェクトセカイTwitter公式 2021年2月22日]</ref>。また、楽曲ごとに各キャラクターの3Dモデルを入れ替えてプレイすることも可能であり、他のユニットメンバーで編成することができる<ref name="miku310025"/>。衣装は、ライブで入手できる素材を集めて衣装ショップで作成できるほか、ガチャでの入手も可能であり、衣装付き☆4メンバーを入手すると該当する衣装も一緒に手に入る形式になっている<ref name="miku512018"/>。2021年10月より3DMV専用の新ステージが追加される<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1442040456058077189 プロジェクトセカイ Twitter 2021年9月27日]</ref>。
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3DMVは2020年12月4日より、YouTube公式アカウントにて順次公開されており、同日以降に実装が始まった3DMVについては実装と同時刻に3DMVがYouTube公式アカウントに投稿されている<ref>[https://twitter.com/pj_sekai/status/1334785747732189184 プロジェクトセカイTwitter公式 2020年12月4日]</ref>。
 
楽曲の追加ペースは1ヵ月あたりおよそ5~6曲の楽曲が追加されて行き、そのうち1~2曲はクリエイターによる各ユニットへの書き下ろし楽曲、残り3~4曲は既存のボーカロイド楽曲の収録となる。また、3DMVは月に最大2個まで<ref group="注釈">基本的に既存曲、イベント曲(書き下ろし曲)それぞれ1曲ずつ。時期によって内容や実装数は変動する場合もある。</ref>の収録となる。さらに、不定期でのキャンペーンによる追加もあり、節目の時期や記念日をメインに不定期で複数の楽曲を一気に追加する。これは、楽曲数の豊富なボーカロイド楽曲を出来うる限り多く収録するための措置である<ref name="miku5388">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=693b0c1b31a9a95cd9f5914703837c5388c3d7d5|title=プロジェクトメッセージ vol.5 楽曲の追加ペースと3DMV比率のバランス|date=2020-09-25|accessdate=2020-09-27}}</ref>。
 
本作では、プロではないアマチュアとして活動するクリエイターの制作した楽曲も、なにかしらの方法で定期的に追加する方向で企画が進められており、その一環として『楽曲コンテストプロセカNEXT』を2ヶ月に1回開催し、一般より楽曲公募を行い、受賞作をアプリ内に追加している<ref name="miku5388"/>。2022年5月からは超高難易度に特化した楽曲を募集する『プロセカULTIMATE』が実施される<ref name="prtw424">[https://twitter.com/pj_sekai/status/1517102859716030464 プロジェクトセカイ Twitter 2022年4月21日]</ref>。
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== 二次創作ガイドライン ==
本作ではリリース開始前日の2020年9月29日に、[[二次創作]]に関するガイドラインが公式サイトにて公開されている<ref name="nizimiku">{{Cite web|和書|url=https://pjsekai.sega.jp/news/article/index.html?hash=4294aa774d50be788fcaed45092491c17f9e163d|title= プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク 二次創作ガイドライン|date=2021-09-29|accessdate=2021-03-12}}</ref>。
 
オリジナルキャラクターに関してはセガ、Colorful Palette、クリプトン・フューチャー・メディアの定めるガイドラインの適用範囲において二次使用が許可されている。具体的には、非営利目的の場合に限り、本作を題材とした同人誌・同人グッズ・イラスト・漫画・小説などの作成・展示・配布や全年齢対象のコスプレ衣装の作成・配布・写真・動画が許可されている。非営利目的には実費程度の対価を受け取る場合も含まれており、その範囲内での販売は許可されている。ただし、本作や他者への権利を侵害する内容などは禁止されている<ref name="nizimiku"/>。
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クリプトン・フューチャー・メディアが権利を持つ「MEIKO」、「KAITO」、「初音ミク」、「鏡音リン・レン」、「巡音ルカ」の[[ピアプロ]]キャラクターズに関しては、本作リリース以前より既に定められている、
「ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)<ref>{{Cite web |和書|url=http://piapro.jp/license/pcl |title=ピアプロ・キャラクター・ライセンス |publisher=クリプトン・フューチャー・メディア |accessdate=2015-09-21}}</ref>」と、それに基いた「キャラクター利用のガイドライン<ref>{{Cite web |和書|url=http://piapro.jp/license/character_guideline |title=キャラクター利用のガイドライン |publisher=クリプトン・フューチャー・メディア |accessdate=2015-09-21}}</ref>」が優先的に適用される。このライセンスの内容に沿ったものであればキャラクターを用いた無償の範囲での二次創作活動が公式に認められている。また、実費程度の対価を受け取る場合には、二次創作物の頒布のため「ピアプロリンク<ref>{{Cite web |和書|url=http://piapro.jp/license/character_guideline#piapro_link |title=ピアプロリンクについて |publisher=クリプトン・フューチャー・メディア |accessdate=2015-09-21}}</ref>」という仕組みが提供されている。また、プロジェクトセカイのオリジナルキャラクターに関しては、ルールに定める範囲内において、ピアプロキャラクターズと同様に「ピアプロ」への投稿が認められている<ref>{{Cite web|和書|url=https://piapro.jp/characters/#data_company|title=投稿可能なキャラクターについて piapro(ピアプロ)|accessdate=2021-03-12}}</ref><ref name="nizimiku"/>。
 
== 評価 ==