「アレイスター・クロウリー」の版間の差分

| birth_place = 英国イギリス、[[ウォリックシャー]]州[[レミントン・スパー]]

| death_place = 英国イギリス、[[イーストサセックス]]州[[ヘイスティングス]]

| occupation = オカルティスト、詩人、著述家、登山家

| alma_mater = [[ケンブリッジ大学]][[トリニティ・カレッジ (ケンブリッジ大学)|トリニティ・カレッジ]]中退

| notable_works = 『[[法の書]]』<br/>[[トート・タロット]]<br/>『[[法の書]]』

| spouse = ローズ・イーディス・ケリー、マリア・テレサ・ド・ミラマール

| influences = [[リチャード・フランシス・バートン|リチャード・バートン]]、{{仮リンク|ジェローム・ポリット|en|Herbert Charles Pollitt}}、[[エリファス・レヴィ]]、[[H・P・ブラヴァツキー]]、[[マグレガー・メイザース|マグレガー・マサース]]、{{仮リンク|チャールズ・ヘンリー・アラン・ベネット|label=アラン・ベネット|en|Charles Henry Allan Bennett}}、{{仮リンク|テオドール・ロイス|en|Theodor Reuss}}、[[ニーチェ]]

| influenced = <!--[[イスラエル・リガルディー|イズレエル・レガーディー]]、[[ダイアン・フォーチュン|ディオン・フォーチュン]]、[[ジャック・パーソンズ]]、[[ケネス・グラント]]、{{仮リンク|ジェラルド・ヨーク|en|Gerald Yorke}}、{{仮リンク|チャールズ・スタンスフェルド・ジョーンズ|en|Charles Stansfeld Jones}}、{{仮リンク|チェスワフ・チンスキ|pl|Czesław Czyński}}、[[ロバート・アントン・ウィルソン]]、[[アントン・ラヴェイ|アントン・サンダー・ラヴィ]]、[[ケネス・アンガー]]、[[ジミー・ペイジ]]、[[ジェネシス・P・オリッジ]]（[[サイキックTV]]）、{{仮リンク|ジョン・バランス|en|John Balance}}（[[COIL (イギリス)|コイル]]）、{{仮リンク|デヴィッド・チベット|en|David Tibet}}（[[カレント93]]）、[[キリング・ジョーク]]、Rob “The Baron” Miller（[[アメビックス]]）、{{仮リンク|フィールズ・オブ・ザ・ネフィリム|en|Fields of the Nephilim}}-->

=== 1875 - 19041895年（少年 - 青年期） ===

イタリアを追われた後の、クロウリーとハーシグは、[[チュニジア]]に向かい過度の麻薬った。彼は[[ヘロイン]]依存からの回復を試みたが、上手くいかなかった。1923年に死去した[[東方聖堂騎士団]]O.T.O.の指導者ロイスはクロウリーを後継者に指名し、翌年から団体を受け継いだぎ、全派のトップとなる<ref name="回"/>。クロウリーはドロシー・オルセンに惹かれ、1924年に小説『緋色の女』を書き、ハーシグの元を去った{{sfn|White|2020}}。母国イギリスでは一大バッシングキャンペーンが待ち構え行われていたのでおり、1925年のクロウリーはほとぼりが冷めるまでフランスに滞在する事にし、オルセンと共にチュニジアを発ち、フランス国内各地を転々としつつ、主に東方聖堂騎士団O.T.O.の同志に招かれての活動を続けた。彼の高名ないし悪名が鳴り響く中で、1928年に後の魔術研究家[[イスラエル・リガルディー]]を秘書として迎え入れている。1929年になるとフランス治安当局からも退去を命じられたのでイギリスへ一時帰国し、翌1930年からドイツに活動の拠点を移して東方聖堂騎士団の運営に力を注ぐようになった。セレマ思想の伝道にも取り組み続けた。これらはほとんど収入にならなかったので活動費の捻出を続けるクロウリーの財産は幾度も底を突いたが、その度に彼を信奉する新たなパトロンを見つけ、また繰り返されるバッシングと剽窃を理由にした賠償請求訴訟を起こしてそれも資金源にしている。1933年の[[ナチス政権]]成立による社会統制の強化で東方聖堂騎士団の活動も困難になると、クロウリーはドイツでの後事を{{仮リンク|カール・ゲルマー|en|Karl Germer |label=}}に託してイギリスに帰国した。

* 1904年 - 妻ローズと結婚。ハネムーン中にローズの妊娠が発覚。訪れたエジプトの[[カイロ]]で[[アイワス]]という名の霊的存在に接触しその声の幻聴を書き留める。これが代表作『[[法の書]]』の内容となった。5月には[[マグレガー・メイザース|マサース]]と仲違いする。長女リリスことNuit Ma Ahathoor Hecate Sappho Jezebel Lilith誕生。

*1912年 - [[東方聖堂騎士団]]（OO.T.O.）の指導者テーオドール・ロイスに見込まれて英国支部長となる。

*1923年 - 東方聖堂騎士団 (O.T.O.) の指導者ロイスが死去。その後、クロウリーがO.T.O.の首領職に就任し、その運営と発展に力を注いだ。

*1933年 - カール・ゲルマーにドイツの東方聖堂騎士団O.T.O.を託してイギリスに帰国する。

* {{読み仮名|{{lang|en|Perdurabo}}|ペルデュラボー}}<!--ラテン語だが英語読み併記で特殊なラテン文字も含まないので言語コードを英語に指定--> ({{Unicode|0°&#61;0^&#x25A1;}}, [[黄金の夜明け団|G∴D∴]]) - [[ラテン語]]で「われ耐え忍ばん」。

* {{読み仮名|{{lang|grc|ΟΥ ΜΗ}}|オミクロン・ユプシロン　ミュー・エータ}} ({{Unicode|7°&#61;4^&#x25A1;}}, [[銀の星|A∴A∴]])

* {{読み仮名|{{lang|en|Baphomet}}|バフォメット}}（{{Unicode|X°}}, [[東方聖堂騎士団|O.T.O.]]）

** 『世界魔法大全 英国篇2 魔術 - 理論と実践（上）の書』 [[島弘之他]]・植松靖夫訳、[[国書刊行会]]、1983年、ISBN 978-4-336-0259002438-61

*** 『世界魔法大全 英国篇2 魔術 - 理論と実践（下）の書　増補新訳』 島弘之他植松靖夫訳、国書刊行会、19832022年、ISBN 978-4-336-0259407319-48。普及版・愛蔵版が刊行

** 『アレイスター・クロウリー著作集14 神秘主義霊視と魔術幻聴』 島弘之[[飯野友幸]]訳、国書刊行会、19861988年、ISBN 978-4-336-0261502617-60

** （新装版）『トアレイスタート・クロウリー著作集5 777の書』 榊原宗秀[[江口之隆]]訳、2004国書刊行会、1992年、ISBN 978-4-336-0464703096-52

*** （新装版）『アレイスター・クロウリー著作集3 麻薬常用者777の日記書』 [[植松靖夫]]江口之隆訳、国書刊行会、19872013年、ISBN 978-4-336-0261605781-35

** 『アレイスター・クロウリー著作集4世界魔法大全 英国篇2 魔術 - 霊視理論と幻聴実践（上）』 [[飯野友幸]]島弘之他訳、国書刊行会、19881983年、ISBN 978-4-336-0261702590-06

** 『アレイスター・クロウリー著作集5世界魔法大全 777の書英国篇2 魔術 - 理論と実践（下）』 [[江口島弘之隆]]他訳、国書刊行会、19921983年、ISBN 978-4-336-0309602594-24

*** （合本新装版）『777の書魔術 - 理論と実践』 島弘之・植松靖夫・江口之隆訳、国書刊行会、20131997年、ISBN 978-4-336-0578104043-5

** 『ムーンチャアレイルドスター・クロウリー著作集1 神秘主義と魔術』 江口島弘之隆訳、[[東京創元社]]〈[[創元推理文庫]]〉国書刊行会、19901986年、ISBN 978-4-488336-5520102615-56

** 『アレイスター・クロウリーの魔術日記』 スティーヴン・スキナー編、江口之隆訳、「著作集2 別巻2」国トートの書刊行会』 榊原宗秀訳、19981991年、ISBN 978-4-336-0309703095-95

* [[ランドル・コリンズ|ランダル・コリンズ]] 『[[''The Case of the Philosophers' Ring''（シャーロック・ホームズ対オカルト怪人 - あるいは哲学者の輸事件）』1978年。 日暮雅通訳、邦訳1996年、河出書房新社（[[ジョン・H・ワトスン]]』著 という設定で出版された）

{{Reflist脚注ヘルプ}}

* [[セレマ魔術の復活]]