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GESPENST28 (会話 | 投稿記録)
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{{otheruses||その他の用法|スパッツ (曖昧さ回避)}}
{{出典の明記|date=2023-08-01}}
{{独自研究|date=2023年11月8日 (水) 02:54 (UTC)}}
{{単一の出典|date=2023年12月}}
[[File:Lisa Cant.jpg|thumb|200px|チュニックトップスにスパッツを合わせ[[ランウェイ|キャットウォーク]]を歩く[[リサ・カント]]]]
[[Image:Luxuryleggings.jpg|right|thumb|200px]]
[[File:Denim shirt and leggings.jpg|thumb]]
'''スパッツ'''とは、{{要出典範囲|date=2024年1月|伸縮性のあるアウターウェアまたは[[ボトムス]]に対する日本での呼称}}。英語での'''[[レギンス]]''' ({{en|leggings}}) に相当する。
 
[[木綿|綿]]混などの[[メリヤス]]素材や光沢感のある合成繊維の[[スパンデックス]]など伸縮性のある[[カットソー]]素材の生地を縫製した腰から足首までぴったりと身に沿った[[ズボン]]やズボン下または[[タイツ]]状の[[股引]]に近似した紳士用、婦人用、子供用、スポーツ用などに用いられる衣類の総称である。腰近辺に履くものである。
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[[股引]]に似た形状の[[タイツ]]・[[ストッキング]]と同じような素材で作ったつま先のない下衣で[[レギンス]]と呼ばれることもある。
 
スポーツ以外の日常的な場面で着るためのスパッツは主に[[女性]]向けの衣類であるが、{{要出典範囲|date=2024年1月|[[2008年]]頃にコレクションにて[[コム・デ・ギャルソン]]などのブランドから[[メンズ・スカート]]などと共に男性用の衣料として発表された}}こともある。
 
[[エアロビクスダンス|エアロビクス]]の流行も関連した[[1970年]]代後半に提案と登場がみられ、元はスポーツ衣料としての流通だったが、[[1980年]]代中頃からボディラインやシルエットを強調したボディーコンシャス・ファッション([[ボディコン]])や[[ストリートファッション|ストリート・ファッション]]が流行した。さらに、[[1990年]]代においては、女子小学生の間でスカートのインナーにスパッツを合わせるファッションが流行した<ref name=editors>{{Cite web|和書|date=|url=https://editorsclips.uniqlo.com/jp/80324|title=意外と知らないファッション用語 ~レギンスとは?~|website=EDITOR'S CLIPS|publisher=ユニクロ|accessdate=2019-10-27}}</ref>{{出典無効|date=2024-01-29|title=販売ページTOPに飛ぶため、何を参照したのか不明}}{{独自研究範囲|date=2024年1月|光沢感のある[[スパンデックス]]繊維のスパッツが特に人気であった}}が、[[綿]]素材などのスパッツも生産され、色も黒だけではなくピンクなど明るい色を基調としたものや、ロゴが入ったものなど、さまざまなスパッツが商品化され、大流行した。
 
{{要出典範囲|date=2024年1月|[[2005年]]頃には膝付近までのミドル丈ワンピースやチュニック丈の上衣にスパッツを重ねるコーディネートなども登場し、数年後には全世代で定着した。カジュアルな婦人用[[アウターウェア|アウター]]としても注目を浴びるようになり、普及が進んだ。}}
 
{{要出典範囲|date=2024年1月|日本では婦人服での[[スカート]]やショート丈パンツ(ズボン)の下にスパッツをコーディネートして組み合わせて着ることは、[[1990年]]代には広く定番化した}}。婦人服でのチュニック丈の流行以降は女児向けの子供服にも徐々に広がり、防寒などの実用にも優れているため、さまざまな子供用も販売されている。
 
現在では、[[ミニスカート]]や[[ショートパンツ]]の下に長いスパッツを組み合わせるなど、「見せる下着」に戻った着用法も見られる。一方、下着が見えないように短いスパッツをスカートやショートパンツの下にはく女性も多い。この着用の仕方は、中学生から高校生を中心に10代の女子が制服スカートの下に[[パンチラ]]防止、[[オーバーパンツ]]([[見せパン]])として穿くという用途が最も多い。実際に、学生らの世代向けにスカート下の窃視から身を守る「下着隠し」としての[[防犯|対策]]や機能を謳った製品もある。
 
{{独自研究範囲|date=2024年1月|[[日本]]ではよく見かけるが、今日の[[欧米]]ではそれほど一般的なものではない}}。また、タイツの意味で使われたり、これにオーバースカートつきの「スカッツ」なるファッションが現れたりして、混同しやすい。
 
== 名称 ==
スパッツという呼び方は[[和製英語]]に分類される。英語本来の[[w:spats|spats]]は、磨き上げた靴を土ぼこりや泥水の跳ねから守るために靴の上にかぶせて装着する[[脚絆]](ゲートル)を指す言葉だったが、日本に持ち込まれる際に誤って違うものを指す言葉として導入された。ただし、[[登山]]用のスパッツは足首から膝までを覆い、本来のこの用法で用いられている(靴用[[スパッツ (足首)|スパッツ(足首)]]を参照)。
 
本項で記載しているズボン、パンツ形のものは欧米では'''レギンス''' ({{en|leggings}}) もしくは[[フランス語]]で'''カルソン''' ({{fr|caleçon}}) と呼ばれる(ただし、レギンスは前述の「脚絆」を指す言葉としても用いられる)。日本語で最も近い言葉は[[股引]]である。本来はスパッツも[[レギンス]]も同じ衣類の名称であり、混同されている。{{要出典範囲|date=2024年1月|今日の日本では、裾が膝上以上の短い丈を'''ショートスパッツ'''、裾が膝下から踝丈までの長さのものを'''レギンス'''やロング丈'''スパッツ'''と呼ぶ傾向にある}}
 
すでに普及していた「スパッツ」という呼称に新鮮味が薄れたことから、2007年頃に鴇田章をはじめとする日本の服飾業界が「レギンス」の名称への言いかえを打ち出した。これにより、ニューファッションアイテムとして普及を図った<ref name=editors/>{{出典無効|date=2024-01-29|title=販売ページTOPに飛ぶため、何を参照したのか不明}}。流行する以前に認知度を高めるため、「“スパッツ”は昨シーズンから“レギンス”と呼ぶことになっているのでご注意を(笑)。年齢がバレますよ」といった強引な煽り記事が雑誌やインターネット上に蔓延し、騒動になった{{efn|[[柴崎友香]]は『よそ見津々』([[日本経済新聞出版社]])の2007年のエッセイ"スパッツが「レギンス」に"の中で、ズボン→パンツ、とっくり(セーター)→タートル、チョッキ→ベスト、ジーパン→デニム、シミーズ→キャミソール→スリップというのに驚き記している。}}。{{独自研究範囲|date=2024年1月|同時期、今までスパッツと呼称して流通させていた製品を急にレギンスと名前を変えて売りだしても、一部営業や仕入業者の間には浸透せず取引の際に混乱が起き、当座の間はスパッツという言葉が使われることとなった。2016年以降は本来の「スパッツ」という名称に戻して取り扱う販売店も多い。つまるところ、レギンスとは当時における消費者へ向けた一種のネーミングキャンペーンだったということがうかがえる。}}
 
== スポーツ用途 ==
幾多の製造メーカーの開発努力もあり、伸縮性に富んで吸汗性に優れるなど機能を高めたスポーツのトレーニング用が普及し、広く着用されている。スポーツ医学に基づくテーピングの原理を応用して効果に着目したものも開発が進んでおり、{{要出典範囲|date=2024年1月|下腹部、臀部、膝関節や腰をサポートして引き締め、筋肉の揺れを抑えてケガの防止効果があるとされる}}
 
スパッツは基本的に肌着の上に重ねて穿くものであるが、スポーツ用途においては、水着同様に直に穿く場合もある。具体的には[[自転車競技]]・[[マラソン]]などの[[陸上競技]]では主に競技[[ユニフォーム]]のズボンとして着用し、それ以外の[[サッカー]]・[[ラグビーフットボール|ラグビー]]・[[バレーボール]]などの[[球技]]スポーツでは肌着として直に着たその上から[[ユニフォーム]]を着用することが、男女[[アスリート]]選手にはほぼ広く一般化している。[[野球]]ではスパッツに機能性を持たせた「[[スライディングパンツ]]」というものもある。スパッツは動きやすく通気性に優れ、紳士向け下着の場合は日常生活で着ける肌着の[[パンツ]]([[トランクス]]・[[ブリーフ]]・[[ボクサーパンツ]]など)と比べてスポーティーで着用感も良いとされる。