「湖西線」の版間の差分

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[[比良山地]]東麓に吹く[[比良おろし]]と呼ばれる[[局地風]]が発生するため、明かり区間のほとんどが切土、盛土、橋梁、高架などの立体構造で、真風を受ける当路線は減速運転や運休、琵琶湖線への迂回運転が年間20日以上発生している。過去には徐行中の転覆落下事故や停車中の横転事故も発生した。そのためJR西日本は沿線山側に防風柵を設置するなど、強風対策を行っている<ref name="westjr20140917" /><ref>{{Cite press release |和書 |title=湖西線の強風対策を充実させます |url=https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6168.html |publisher=西日本旅客鉄道 |date=2014-09-17 |access-date=2022-06-15 |language=ja}}</ref>。
 
[[北陸新幹線]]の[[敦賀駅]]以南(以西)は小浜市を経由して京都市内へ南下する「小浜・京都ルート」が与党内で正式決定されておりいる<ref>{{Cite news|和書 |title=【北陸新幹線】小浜京都ルート正式決定 与党PT「早期開通へ財源確保」|newspaper=[[産経新聞]]|date=2016-12-20|url=https://www.sankei.com/article/20161220-KYOUFOMR5VP6ZFUKKFO2SLW5MM/|accessdate=2021-03-16|publisher=産経新聞社}}</ref>。整備新幹線規定と米原経由のバイパス目的終了、特急廃止による赤字路線化で、JR西日本は[[在来線#並行在来線|並行在来線]]として当線の経営分離を検討しているが、北陸新幹線は滋賀県内を由しないため、恩恵がないまま負担をさせられる懸念から滋賀県および沿線自治体は反対している<ref>{{Cite news|和書|title=新幹線小浜ルートに落胆と期待 京都・滋賀の反応|newspaper=[[京都新聞]]|date=2016-12-15|url=https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20161215000025|accessdate=2021-03-16|publisher=京都新聞社|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161215052924/https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20161215000025|archivedate=2016-12-15}}</ref><ref>{{Cite news|和書|title=【北陸新幹線】「小浜京都ルート」残る障壁 財源確保は? 費用負担は? 並行在来線は?|newspaper=産経新聞|date=2016-12-20|url=https://www.sankei.com/article/20161220-Z4XOHMHZNBMAXLVOAXBEJ6SZWQ/2/|accessdate=2021-03-16|publisher=産経新聞社}}</ref>。当線が経営分離された場合、大都市近郊区間内で並行在来線が経営分離される初めてのケースとなる。
 
=== 正式な起点駅・終点 ===
本路線は、国鉄時代に制定された[[国鉄・JR線路名称一覧|日本国有鉄道線路名称]]では山科駅が起点で、近江塩津駅を終点としていた<ref name="時刻表 湖西線" >{{Cite book |和書 |author=日本国有鉄道 謹呈 |title=時刻表 全国ダイヤ改正号 |chapter=線名索引 東海道線 |publisher=日本国有鉄道 |volume=秋号 1980 |page=432}}</ref>が、1987年(昭和62)年4月1日からの[[国鉄分割民営化]]により、本路線をJR西日本が承継した際に近江塩津駅が起点、山科駅が終点と国鉄時代とは起点駅・終点駅が逆になった<ref name="鉄道要覧 湖西線" /><ref name="宮脇俊三">{{Cite book|和書|author=宮脇俊三 |authorlink=宮脇俊三|title=鉄道廃線跡を歩くIV |chapter=日本国有鉄道経営再建促進特別措置法・国鉄再建法の区間表示・営業キロの推移 |publisher=JTB |date=1997 |pages=192, 198 |isbn=4-533-02857-8}}</ref>。これは、民営化当時の[[運輸省]]に提出された「事業基本計画」によるもので、そこには「近江塩津から山科まで」と記載されている<ref name="宮脇俊三" />{{refnest|group="注"|宮脇俊三編著『鉄道廃線跡を歩くIV』(1997年、JTB)p.198の「国鉄再建法の区間表示・営業キロの推移」には、湖西線などの区間表記に「〈逆〉」印が付けられ、同書p.192に[[日本国有鉄道経営再建促進特別措置法]]の別表第一と「日本国有鉄道線路名称」とで起点と終点が逆になっている区間に〈逆〉を付記した旨が書かれている。ただし、〈逆〉印を付けたのは同書の「国鉄再建法の区間表示・営業キロの推移」の作成者(の判断)によるもので、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法やその別表には〈逆〉印は付けられていない<ref name="宮脇俊三" />。}}。