「ダルトン極小期」の版間の差分

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[[ファイル:Sunspot Numbers.png|thumb|400px|right|400年間の黒点の数]]
'''ルトン極小期'''(ルトンきょくしょうき、Dalton Minimum)は、1790年から1830年まで続いた<ref>Komitov and Kaftan. Archibald says 1796 to 1820, p. 32.</ref>、[[太陽活動]]が低かった期間である。イギリスの気象学者[[ジョン・ドルトン]]に因んで名付けられた。[[マウンダー極小期|モーンダー極小期]]や[[シュペーラー極小期]]と同様に、ルトン極小期は、地球の気温が平均より低かった時期と一致している。この期間、気温の変動は約1{{℃}}であった<ref>[[:File:Temperaturreihe_Deutschland,_Jahr,_30-10.PNG|File:Temperaturreihe Deutschland.png, red line, 1795 to 1815]]</ref>。
 
この期間に気温が平均よりも低かった正確な原因は分かっていない。最近の論文では、火山活動の上昇が気温の低下傾向の大きな原因の1つとなったと主張されている<ref>Wagner and Zorita, as well as Wilson.</ref>。
 
1816年の[[夏のない年]]は、ルトン極小期の間に起こり、この年の気温低下の主原因は、[[インドネシア]]の[[タンボラ山]]の[[1815年のタンボラ山噴火|大爆発]]であった。
 
==脚注==