「微水系」の版間の差分
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従って、全水分の反応に及ぼす影響は使用する酵素量やその酵素の純度によって異なる。触媒活性に直接影響を与える水分は結合水であるが、反応成分や生成物成分としての水は遊離水である。
蛋白結合水分(水和量)は遊離微水分と平衡関係にある(図a参照)。この平衡関係は、水と混和する有機溶媒と水と混和しない有機溶媒とで、著しく異なる。
[[ファイル:Microaqueous system, enzyme-bound water vs. free water.png|微水有機溶媒中に懸濁された粉末蛋白質に結合した水分子と遊離自由水分子との平衡 (a) 平衡の概念 (b1) 水と混和する有機溶媒の場合、(b2) 水と混和しない有機溶媒の合、 (b3) アルカン(alkane)の場合]]
水と混和する有機溶媒の場合はLangmuirの吸着等温曲線を示す(図(b1)参照):
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