「核小体」の版間の差分

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'''核小体'''(かくしょうたい)とは、[[真核生物]]の[[細胞核|核]]の中に存在する、分子密度の高い領域で、[[rRNA]]の[[転写 (生物学)|転写]]や[[リボソーム]]の構築が行われる場所のことで、一般に[[光学顕微鏡]]で観察できる。直径1~3μm程度。'''仁'''、核仁とも言われる。[[生体膜]]によって明確に区分される構造ではない
 
[[細胞周期]]の進行する中で前期には消失して[[核分裂]]中期から後期は消失し備え、[[rDNA]]からの転写とともに再形成される。
[[rRNA]]の[[転写 (生物学)|転写]]や[[リボソーム]]の構築が行われる場所だが、[[生体膜]]によって明確に区分される構造ではない。
 
[[細胞周期]]の進行する中で[[核分裂]]中期から後期には消失し、[[rDNA]]からの転写とともに再形成される。
 
[[電子顕微鏡]]の観察では内部にいくつか存在する繊維状中心部、その周辺の繊維状部、その他全体の顆粒部の三層構造が認められ、[[リボ核酸|RNA]]の転写と[[プロセシング]]は中央二層の領域で行われると考えられているが詳細については議論が残る。