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新家のほとんどが[[羽林家]]・[[名家 (公家)|名家]]・[[半家 (公家)|半家]]に属しており、[[公卿]]に昇進しても[[非参議]]に終わるケースが殆どであった。ただし、[[八条宮家]]から[[臣籍降下]]した''広幡家''([[正親町源氏]])と[[一条家]](摂関家)から分家した''醍醐家''は、摂関家に次ぐ[[清華家]]に加えられて後には[[左大臣]]にまで昇進した者もおり、他の新家との待遇の差は歴然としていた。このため、この両家を新家として一括りにしてもいいのかについては疑問視する説もある。
 
一方、[[地下人|地下家]]の場合も新たに官位を授けられた者やその家のことを新家と呼んだ。一般に実務官僚たる地下は堂上よりも出入りが頻繁で、特に医療に関する専門知識や特殊技能が求められた[[典薬寮]]では、在野の医師が新たに官位を与えられて新家として地下家になる例が他の官職より多かったようである。
 
[[Category:公家|*しんけ]]