「性役割」の版間の差分

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-Category:性科学 性自認との関わり加筆
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例えば、「女だから、おしとやかにする」「男だから、めそめそしない」などの行動規範に従って行動するとき、その人物は性役割を演じているとされる。[[フェミニズム]]の観点から論じられ、注目されるようになった。これは、特定の性に本人の好むと好まざるとを問わず、一定の役割を押し付けると共に、その役割に応ずる準備や能力、資質、性向がない場合、不要なストレス、コンプレックスを当事者に持たせ、社会的に自分が不完全であり、不適応であるとの疎外感や差別感を持たせることになってしまう。これは、女性に社会的な成功のチャンスを与えないばかりか、男性にマッチョイズム(男性至上主義)のシンボルとして適合しない場合、その権威への落第者といった自己感の低下をもたらすなどさまざまな波紋を投げかけるものでもある。
 
同時に、ステレオタイプな分類がされているため、[[性自認]]を考えるときに、自分を現す用語を並べることでその手助けになることもある。性役割は、その文化によって異なり、例えば裁縫は女の仕事だと考える文化もあれば、男の仕事であると考える文化もある。
 
===関連項目===
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[[Category:性科学|せいやくわり]]
[[Category:ジェンダー|せいやくわり]]