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'''徐寧'''(じょねい)は、[[中華人民共和国|中国]]の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』の登場人物。
 
[[梁山泊]]第十八位。宿星は天佑星。渾名は金槍手(きんそうしゅ)。禁門の金槍法の教頭を勤めていた為についた渾名である。[[鈎鎌鎗]]法の使いにも長けており、何れも徐家秘伝の技とされている。また、弓術にも優れていたと言う
従兄弟に[[湯隆]]が、息子に[[徐晟]]がいる。
 
[[呼延灼]]率いる連環馬の軍を撃退するのに鈎鎌鎗法が必要不可欠であったため呼延灼戦では大いに活躍したのだが、それ以降の活躍はあまり見られない。また、仕方なく梁山泊に降った好漢の一人でもある。
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{{ネタバレ}}
== 生涯 ==
徐家には'''賽唐猊'''(さいとうげい)という[[刀]]も矢も通さない金色の[[鎧]]が先祖から四代も伝えられていた。ある時三万貫積まれたがそれにすら応じず、革箱に入れて[[梁]]に縛りつけ、誰にも見せなかったという。
 
ところがある日、[[徽宗]]皇帝の護衛の為に早朝に家を出た隙に[[梁山泊]]の[[時遷]]に箱ごと盗まれた。夕方、事件を知った徐寧は慌てふためき、一晩悩み続けた。翌日、従兄弟の湯隆と共に時遷を追い、遂に捕らえた。だが、その時には鎧は別の者に運ばれていた。それでも徐寧は湯隆と追いかけたが、途中の酒屋で[[楽和]]、[[薛永]]に謀られ痺れ薬で盛りつぶされてしまった。再び目を覚ますと、そこは梁山泊だった。この一連の盗難事件は全て梁山泊が徐寧を仲間入りさせる為の罠だったのである。[[宋江]]は梁山泊入りを勧め、更に家族を無事に連れてくることと鎧を返す約束をし、同じ禁軍師範であった[[林冲]]の説得もあったので徐寧は了承した。
==関連項目==
*[[水滸伝百八星一覧表]]