「子猫の涙」の版間の差分
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配給:[[トルネード・フィルム]]
Story
負けん気と度胸の良さで、アマチュアボクシング界のチャンピオンに君臨した森岡栄治は、68年メキシコオリンピックで銅メダルを獲得。帰国後、華々しくプロデビューを果たすが、たった三戦の後に右目の眼疾を患いアッケなく引退してしまう。
その後は、職に就いても続かず、ほとんど妻のヒモ状態。元来の楽天気質を発揮し、過去の栄光にしがみついて夜ごと飲み歩く日々だ。ハチャメチャな父に頭を悩ませる娘・治子にとって、路地裏で拾った子猫は最も大切な家族だった。
再起をかけて「森岡ボクシングジム」を開設した栄治。ところが、 オーナーが拳銃で撃たれたことを機にジムは閉鎖。さらに偽造株券詐欺を疑われたことが新聞沙汰となり、治子は同級生からいじめられる。不満はついに爆発し、「負け犬」という言葉とともにオリンピックのメダルを投げつけ、治子は家を飛び出したのだが……
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