「ブリタニカ百科事典第11版」の版間の差分

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'''ブリタニカ百科事典第11版'''('''1911年版ブリタニカ百科事典'''、1911 Encyclopædia Britannica)は、[[20世紀]]初頭の[[知識]]の集大成である。この版は[[ブリタニカ百科事典]]の中でも最も優れたものであると、現在でも言われることが多い。他の[[百科事典]]と比べて10倍も書き込まれた記事を多く持つとも言われている。
 
いくつかの記事は当時の著名な研究者たちによって書かれている。例えば、エドムンド・ゴス (''Edmund Gosse'')、J・B・バリー (''J. B. Bury'')、アルジャーノン・チャールス・スウィンバーン (''Algernon Charles Swinburne'')、ジョン・ミューア (''John Muir'')、[[ピョートル・クロポトキン]] (''Prince Peter Kropotkin'')、[[トマス・ヘンリー・ハクスリー]] (''T.H. Huxley'')、ウイリアム・ミッチェル・ロゼッティ (''William Michael Rossetti'')、[[アルベルト・アインシュタイン]] (''Albert Einstein'')、[[ヘンリー・フォード]] (''Henry Ford'')らが挙げられ、その他にも現代では無名になってしまった多くの研究者が参加している。執筆者の多くは第9版から引き継いでおり、最小限の変更にとどめたものや大きすぎる記事を見やすいように分割したもの、大きく要約したものも多い。多くの記事は現代の読者や研究者にとってもなお価値が高く興味深いものである。しかしながら、著名な執筆者は、1つの記事か、記事の中の一部分を書いただけである。大部分は[[ジャーナリスト]]、[[大英博物館]]スタッフ、[[大学]]スタッフらによって執筆されている。これらの当時無名だった執筆者の中からは、[[アーネスト・ラザフォード]] (''Ernest Rutherford'')や[[バートランド・ラッセル]] (''Bertrand Russell'')など、後に有名になった人もいる。
 
[[画像:EncycBrit1913.jpg|thumb|left|200px||1913年の宣伝チラシ]]