「常染色体」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m adds links
ピピヨン (会話 | 投稿記録)
m +yo
1行目:
'''常染色体'''(じょうせんしょくたい)は[[性染色体]]以外の[[染色体]]のことであり、[[ヒト]]の[[体細胞]]は22対、44本の常染色体を持つ。
 
一つの[[生物種]]では性染色体は多くても二種類であり、X、YあるいはZ、Wと呼ばれる。これに対し、常染色体は一般に数が多く数百を持つ種もあり、通常[[アラビア数字]]あるいは[[ローマ数字]]で呼ばれる。[[漢数字]]を使う例があるかは不明。どの染色体が何番であるかは大きさで決まることが多い。しかし厳密ではなく、例えば、最初に全[[塩基配列]]決定が行われたヒトの染色体である21番染色体は、22番染色体よりも小さい。この理由として、[[ダウン症]]の原因として当初21番と22番を取り違えたトリソミー21という名称が普及してしまったため、この名称に沿って染色体番号を変更したという経緯があるようだ [http://www.carolguze.com/text/442-3-chromosome_analysis.shtml]。また、[[出芽酵母]]の例のように大きさと番号に強い関連性を見いだせない場合もあり、そこには深い謂れがあると人の言う。