「織田信乗」の版間の差分

'''織田　信乗'''（'''おだ のぶのり'''、生没年不明）－明和9年9月16日（1769年））は、[[上野国|上野]][[小幡藩]]の第4代藩主・[[織田信就]]の三男。通称は数馬。

享保12年（1727年）3月27日、父信就の嫡子になった。兄信房の廃嫡にともなうものであった。享保15年10月16日、眼病が治らないため、廃嫡された。代わって、弟信右が嫡子になった。明和9年（1769年）9月16日、死去。

正室はいない。『[[寛政重修諸家譜]]』によれば、ニ女あり。長女は[[滝川利端]]妻。次女は[[織田信邦]]室。ただし、「御代々様・御連枝様方御事跡」によれば、次女（織田信邦室）は養女（実父[[織田信右]]）としている。おそらく、信右が部屋住のときに生まれた娘であり、嫡子になった信乗が引き取ったのであろう。