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'''lacZ'''は[[大腸菌]]の[[ラクトースオペロン]]を構成する[[遺伝子]]の一つ。[[レポーター遺伝子]]の一つとして古くから使用されている。[[開始コドン]]から[[終止コドン]]まで約3 kbpの長さで、
5-bromo-4-chloro-3-indolyl-beta-D-galactopyranoside (X-gal) を[[基質]]とする反応では[[青色]]を呈する不溶性産物ができるため、
lacZ delta M15 (omega fragment) はlacZの[[対立遺伝子]]の一つで、その産物はアミノ末端付近の11-41 [[アミノ酸]][[配列]]を欠失する。この欠失[[蛋白質]]は二量体化できるが四量体化はできないため、
lacZ-alphaはLacZ蛋白質のアミノ末端 50 a.a.程度をコードする。この遺伝子産物はomega fragmentとヘテロ四量体を作ることにより機能を相補できる。
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