削除された内容 追加された内容
Ks (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
Ks (会話 | 投稿記録)
9行目:
 
つる植物は、特に温暖な地方に多く、さまざまな種が高木層まで伸び上がって生活している。茎は伸びるだけで太く丈夫にしなくてよいから成長は早い。しかし、支えてもらっている木が倒れると自分も倒れてしまう。その場合、地上に倒れたつるの先は、あらためて上を目指すことになる。したがって、寿命の長い種の場合、樹冠まで伸び上がり、落ちてきてからあらためて上に登りを繰り返すと、つるの長さは樹木の高さをはるかに越える場合が当然出てくる。
 
つる植物の材の特徴として、引っ張りに強いことが挙げられる。一般の樹木のように直立するわけではないから左右に曲がってもかまわないが、長さの割には細い茎で、高い枝で体を支えながらそれ以下の部分を引っ張らなければならない。そのため、材には細長い縦方向の繊維が多い。また、材の主要な構成要素は[[道管]]であり、茎が細いことは水をくみ上げる点では不利である。そのため、つる植物の茎では道管が太い例が多い。
 
== 取り付き方 ==