「グリゴリ」の版間の差分

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グリゴリは200の[[天使]]からなる集団で、リーダーは[[アザゼル]]、サブリーダーは[[シェムハザ]]。
元は[[エデン]]から追われた[[アダムとイブ|アダム]]の子孫達を監視する役目を務めていたが、そのうち人間の娘たちを妻にめとってしまった。
その際、人間に禁じられた知識(武器の作り方や化粧の仕方、[[占星術]]など)を地上の人間たちに教えたが、それによって男は武器で争う事を、女は化粧で男に媚を売る事を覚え、地上には様々な悪行がはびこることになったという。
 
グリゴリと人間との間には身の丈3000キュビト(1350メートル)にもなるネフィリムという巨人が生まれ、彼らは地上の作物はおろか、鳥や獣、人間を食い尽くし、最後には巨人同士での共食いまで始めた。
地上を観察に訪れた四大天使がその凄惨な光景を神に報告し、神は洪水によって地上を洗い流し、リセットすることを決意。この事態の収拾のため、[[ラファエル]]はアザゼルをデュダルの洞窟に閉じこめ、[[ガブリエル]]は堕落した者たちを内乱に駆り立てて滅ぼし、[[ミカエル]]はシェムハザとその仲間たちを別の洞窟に鎖でつなぎ止め、[[ウリエル]]は[[ノア]]のもとを訪れ、洪水のことを知らせた。そしてかの有名な[[ノアの箱舟]]の建造へとつながる。