「Fiber distributed data interface」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
FlaBot (会話 | 投稿記録)
m robot Adding: eu:FDDI
Melan (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
9行目:
FDDI ネットワークを設計する場合、通常は複数の FDDI リングが階層的に接続された構造にする。FDDI リング同士はいくつかの機器([[ルータ]]や[[集線装置]]の場合が多い)で接続される('''デュアルアタッチ''')。コンピューターはルータや集線装置に'''シングルアタッチ'''で接続される。もっとも単純な構造の FDDI リングは機器が1個の場合である。一般にはコンピューター室程度の広さで FDDI ネットワークが構成されるが、都市内ネットワークのような広域 FDDI が実現した例もある。
 
リング構成のばあい、データ回線は接続された機器全てを必ず通過し、かつそれらの機器全てが常時運用されていなければならないため、 FDDI は複数のリングによる階層構成が必要とされる(通常は光ファイバーによるバイパスも考慮されるが、ネットワーク技術者によれば信頼性に欠けてエラーを起こしやすいと)。[[ネットワーク管理者]]による制御が難しい[[ワークステーション]]や[[ミニコンピュータ]]は FDDI 接続向きではない。
 
デュアルアタッチの代わりに、[[ワークステーション]]を'''デュアルホーム'''(同一 FDDI リング内の異なる2つの機器に接続すること)とし、デュアルアタッチと同程度の信頼性を得ることもできる。片方の接続が有効な場合、もう片方の接続は自動的にブロックされる。最初にコネクションが失敗した場合にはバックアップ用の接続が瞬時に引き継ぐ。