「スラヴ祖語」の版間の差分

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スラヴ祖語では[[母音]]が11あり以下の字で表記される。 ''i, ь, e, ę, ě, a, o, {{Lang|la|ǫ}}, ъ, y, u''
 
* ''ь, ъ'' - [[イェル]]と呼ばれる。おそらく[{{IPA|ɪ], [ɯ}}] に近く短い音であったとされ、''ĭ, ŭ''とも書かれる。
* ''ę, {{Lang|la|ǫ}}'' - e, oの[[鼻音]]
* ''ě'' - ヤトと呼ばれる。おそらく[{{IPA|æː}}]に近く長い音であったとされる。
* ''y'' - 長い[{{IPA|ɯː}}]あるいは[{{IPA|ɯi}}]とされる。
* ''i, a, u'' 長い音
* ''e, o'' 短い音
* スラヴ祖語に[[成節子音]](母音と同等に音節をなすr, l)があったという説は広くは認められていない。成節子音は後代に方言から生じた([[東スラヴ語群]]では成節子音がないとされる)ものとされ、多くの学者はイェルを伴う流音''ъl, ьl, ъr, ьr'' を成節子音{{Lang|la|l̥, ĺ̥, r̥, ŕ̥}}の代わりに仮定している。
 
===子音===