「減数手術」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Guri (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
'''減数手術'''は[[多胎]]妊娠した場合に生まれる前、妊娠初期に一部の子供胎児を[[妊娠中絶]]させる手術。減胎手術とも言う。妊娠3ヶ月までに行われる。
 
減数手術については、対象の選択、母児の身体的、心理的問題に関する検討が十分ではなく、また法的あるいは倫理的問題もあり、社会的コンセンサスが得られていないため、その是非に一定の方向が示されていない。
 
===多胎とは===
[[子宮]]内に以上の[[胎児]]を同時に妊娠している場合を指す。[[排卵誘発剤]]等の影響から増加傾向にある。
===手術法===
* 母体の腹経膣超音波ガイド下に子宮腔切開穿刺する。(子宮)
* 中絶させ子供胎児に[[塩化カリウム]]を注射する。
* 子供胎児の心拍が停止したのを確認する。
* 1人につき15分で終了。中絶された胎児は壊死、融解した後、自然に子宮に吸収される。
 
==問題点==
==この手術に対する批判==
*1.適応:4胎以上とする意見もあるが、まだ一致した見解はない。
腹の中にいる子供は既に生きているものであり、それに塩化カリウムを注射するのは[[殺人]]だと言う人もいる。更にこれは[[堕胎罪]]と主張する団体もいる。
*2.安全性:残存胎児への影響は少ないとされるが、結論は出ていない。
*3.法律:母体保護法、堕胎罪に抵触するおそれがある。
*4倫理的:「どの児を生かし、どの児の生命を絶つか」を医師が決めてよいのか。
 
==参考文献==