「哲人政治」の版間の差分

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'''哲人政治'''(てつじんせいじ)とは、[[プラトン]]の思索した'''哲人王'''を統治者とする[[独裁政治]]体制の一種。
 
 
== 概要 ==
[[民主主義|民主政治]]がその自浄力を失ったとき、[[衆愚政治]]と化す。
そのため、[[独裁]]制により強大な権力を為政者に付与し、意志決定を速やかに行うことで、強力な改革を行うことが民衆から待望されるようになる。
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== 背景 ==
プラトンの師である[[ソクラテス]]が、民主政治下で不当な裁判によって処刑されたことから、民主政治への疑念を抱くようになった。そして様々な思索を巡らせた結果、哲人政治の思想へたどり着いた。
 
 
== 試み ==
プラトンは哲人政治を実現させようと、いくつかの試みを行っている。
 
*[[アカデメイア]]を創設し、哲人王となる人材を育成しようとした。
*[[シラクサ]]の僭主、[[ディオニュシオス]]1世・2世に哲学を学ばせ、哲人王に導こうとした。
 
だが、この試みはうまくいかず、哲人政治の実現には至らなかった。