「爆発物探知機」の版間の差分

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*欠点
**爆薬以外の物質を爆薬と誤認する場合が多い
**塩化水素は塩分の多い発酵食品からもよく出るため、韓国で導入した爆発物探知機がキムチ探知機になってしまったという笑い話があるが、これは原理上どうしようもない問題点だった。
**[[トリメチレントリニトロアミン]]や[[トリニトロトルエン]]は常温ではほとんど気化しないためこの方式では検出が困難であるため、[[爆発物マーカー]]「ICAO Taggants」となる揮発成分を添加することが法律で義務付けられており、市販されている爆発物探知機は[[爆発物マーカー]]を特別敏感に感知できるように調整されている。そのため、テロリストなどが自家製で生成した密造爆薬などは探知できない場合がある。
 
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アメリカではテロ対策のために、この欠点を隠して放射線規制外の機材として導入しているとの批判がある。
 
 
 
== 誤認事故 ==
爆発物探知機が反応したために、過剰な取調べや捜索が行われた事例が数多くある。
下記以外にも爆発物探知機が反応したために大騒ぎなった事例が世界中に数多くあり、なにが反応したのか判明していない事例も非常に多い。これは、テロ問題から過剰反応するようになっているという事情も関係している。
 
**塩化水素は塩分の多い発酵食品からもよく出るため、韓国で導入した爆発物探知機がキムチ探知機なっ反応してしまったとう笑い話があるがれは原理上どいらじゅの手荷物に反応ようもなて使問題点だ物にならなくなた。韓国はキムチ探知機を導入したと揶揄された。
 
*二酸化硫黄は硫黄分を含むマッチなどを燃焼させた場合にも発生するため。実際にマッチを航空機の機内で点けただけで爆発物探知機が反応して運休になり全検査になったという事件が起きている。
 
*塗料用シンナーに含まれる[[トルエン]]を誤認したために。街中で爆弾騒ぎが起きたことが有る。これはトルエンが[[爆発物マーカー]]に指定されているためである。
 
*見送り客が焚いた爆竹の残煙が反応して取り調べられた新婚カップルが居る。
 
 
 
[[Category:火薬|はくはつふつたんちき]]