「熊田一雄」の版間の差分

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==活動==
風煤社から2005年に刊行した『'''“男らしさ”という病?ーポップ・カルチャーの新・男性学ー'''』で、[[伊藤公雄]]を筆頭とした[[団塊の世代]]が牽引してきた日本の[[男性学]]に対して、[[新人類]]世代に属する著者が昨今の[[ポップカルチャー]]の視座から従来とは違った[[男性学]]を構想した。具体的には、90年代に人気を集めた「[[美少女戦士セーラームーン]]」や「[[少女革命ウテナ]]」、”[[百合]]”的な意匠を纏った「[[マリア様が見てる]]」や[[やおい]]的な作品から現代の日本の若者の[[ジェンダー]]観を分析した。その他にも、マンガ「[[寄生獣]]」を論じたり、熊田が専門とする[[宗教学]]と[[男性学]]の接続を試み、具体的には戦前・戦後の一部の[[新宗教]]の[[男性学]]的な分析を行った。<!--必要な記述でしょうか?-->なお、同書は[[読売ウィークリー]]の「カリスマ書店員のオススメ」で紹介された。<br />
 
ちなみに、熊田は自身の理論には[[左派]]的な色調が濃いと述べている{{要出典}}。また、[[新人類]]世代に属しかつ自身が女性的な価値観をもちあわせているために、[[団塊の世代]]特有の[[マッチョイズム]]的な[[ジェンダー]]観に対しては率直に違和感を表明している{{要出典}}。<br />
 
それ以前には、『ファンダメンタリズムとは何か-世俗主義への挑戦-』では[[三島由紀夫]]論を、『新世紀の宗教-「聖なるもの」の現代的諸相-』では[[オウム真理教]]論を展開している。<br />