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『'''経済学批判'''』('''けいざいがくひはん''',''Zur Kritik der Politischen Ökonomie'',[[1859年]])は[[カール・マルクス]]の著作であり、[[6編プランから成る経済学]]が用いている[[経済]]的[[カテゴリー]]を批判体系の第1分冊に相当することをつうじて、著作である。F・[[資本主義ラサール]]経済協力により、ドゥンカー書店から[[システム1859年]]を批判することを目的としていに出版された。「序言」「第1章 商品」「第2章 貨幣または単純流通」から成る。
 
[[経済学]]が用いている[[経済]]的[[カテゴリー]]を批判することをつうじて、[[資本主義]]経済の[[システム]]を批判することを目的としている。
 
この本の「序言」によると、資本主義経済のシステムを[[資本]]・土地所有・賃労働・[[国家]]・外国貿易・世界市場の順序で考察することになっていた。そのうち公刊されたのは、第1部「資本について」のうちの最初の2章、[[商品]]と商品[[流通]](から生じる[[貨幣]]の諸機能)についてだけである。続きは上の計画をもとに分冊形式で出す予定だったが、1867年に『[[資本論]]』(副題に「経済学批判」)の形で出ることになった。『資本論』では最初の章に『経済学批判』の内容が要約され、また叙述が改善されているとマルクスは言っている。
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邦訳では補録として、『[[経済学批判要綱]]』から転載された「経済学批判への序説」が収められている。
 
なお『経済学批判』の序言“Vorwort”と、『[[経済学批判要綱]]』の序説“Einleitung”は別物である。
 
==邦訳==