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[[画像:Narazuke_from_Aichi_by_daveyll_in_Ginza.jpg|thumb|220px|奈良漬け]]
'''奈良漬'''(ならづけ)とは白うり、[[キュウリ|胡瓜]]、[[スイカ|西瓜]]、[[ショウガ|生姜]]などの[[野菜]]を塩漬けにし、何度も新しい[[酒粕]](さけかす)に漬け替えながらできた[[漬物]]である。奈良漬は、元々1300年以上も前より『かす漬け』という名で存在しており[[平城京]]の跡地で発掘された[[長屋王]]木簡にも「粕漬瓜」と記された納品伝票らしきものがある。なお当時の[[酒]]はどぶろくであったため、粕とは搾り粕ではなく[[酒]]の底に溜まる沈殿物のことであったようである。また当時は上流階級の保存食・香の物として珍重されていたようで、高級食として扱われていたという記録がある。