削除された内容 追加された内容
D.h (会話 | 投稿記録)
-cat 書物のジャンル(「中国の古典典籍」に統一)
編集の要約なし
16行目:
漢籍は印刷方法により、次のような種類に分けられる。
 
*'''[[刊本]]''' - 木版印刷によるもの。多くの漢籍がこれに属する。'''刻本'''・'''版本'''とも言う。
*'''鈔本(抄本)''' - 手書きによって書き写された本。[[写本]]。
*'''活字印本''' - 古活字によって印刷されたもの。古活字には泥活字・錫活字・木活字・銅活字・磁活字がある。
*'''石印本''' - 薬品入りの墨で紙に手書きし、それを石版に転写して印刷した本。
27行目:
*'''景照'''(えいしょう) - 底本を写真撮影し、それをとじ合わせ本にしたもの。学術利用が主である。
*'''景印'''(えいいん) - 底本を写真撮影してオフセット版などを作り、それを大量印刷したもの。縮小・拡大印刷することができ、洋装本のかたちで出版されることが多い。
 
== 装丁による分類 ==
漢籍は装丁法により、次のような種類に分けられる。
*巻子本 - いわゆる[[巻物]]
*帖装本 - 折子本とも。いわゆる[[折り本]]
*冊子本 - いわゆる[[本]]。
**蝴蝶装本 - 粘葉装とも。紙を中折りして重ね、折り目部分を背にして糊付けしたもの。粘葉装。
**列帖装本 - 綴葉装本とも。数枚の紙をまとめて折り、折り目部分に穴を開けて糸で綴ったもの。
**包背装本 - いわゆる[[くるみ表紙]]。紙を二つ折りにして重ね、折り目部分を下綴じの後、一枚の表紙でくるんで表・背・裏全体に糊付けしたもの。 
**線装本 - 袋綴本とも。いわゆる[[和綴]。紙を二つ折りにして重ね、折り目と反対側を下綴じの後、表紙で挟んで糸で綴じたもの。
***明朝綴 - 四つ目綴。
***朝鮮綴 - 五つ目綴。
***康熙綴 - 六つ目綴。
 
[[Category:図書館情報学|かんせき]]