「ラザロ・スパランツァーニ」の版間の差分

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自然発生説の否定実験の記載
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==業績==
はじめ法律を学んだが、自然科学に進み、[[レッジョ・エミリア|レッジョ]]・[[モデナ]]・[[パヴィア大学|パヴィア]]各大学の教授をつとめた。[[生物学]]に実験の必要なことを説き、呼吸、循環・再生などを実験的に研究、[[両生類]]の人工受精にも成功した。また、[[微生物]]の[[自然発生説]]を否定したことでも知られている。
 
== 自然発生説の否定 ==
フランチェスコ・レディの実験により、ハエのような動物が自然発生しないことは証明されたが、[[微生物]]が自然発生しないことは当時証明されていなかった。[[1765年]]、スパランツァーニはフラスコに入れたスープを加熱殺菌し、フラスコの口を溶かして密封する実験を行い、微生物も自然発生しないことを確かめた。しかしこの実験では、密封したことにより発生できなくなっただけだとするニーダムの反論を招いた。これは後に、[[ルイ・パスツ-ル|パスツール]]の実験により確認され、生物の自然発生説は完全に否定された。
 
{{Biosci-stub|すはらんつあに らさろ}}