「カワゲラウォッチング」の版間の差分

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'''カワゲラウォッチング'''とは、[[川]]に棲む[[水生昆虫]]などの水質[[指標生物]]の調査をし、その種類、数により、[[水質]]を判断すること。
 
河川の中流域以上では、水生昆虫が非常に豊富で、代表的なものにカワゲラの他、[[カゲロウ]]、[[トビケラ]]がある。これらは大きさが手頃で採集が簡単な上、水質に敏感で環境が違えば生息する種群が大いに異なる。そのため、水質汚染の指標生物として利用され、多くの研究がある。実際には細かい種がわかれば多くの情報が得られるのであるが、種数が多い上に判別はさほど簡単ではない。しかし、属や種まで判断できずとも、おおざっぱな判断はできるもので、それを利用したものである。
 
主に、[[学校]]や市町村、[[博物館]]などが実施し、児童生徒に観察をさせることによって、身近なところから[[環境問題]]に関心を持ってもらうことを目的に行っている[[自然観察]]である。本来は、水生昆虫ウォッチングとでも言うのが筋であろうが、親しみやすい名前として[[カワゲラ]]を頭につけている。
 
河川の中流域以上では、水生昆虫が非常に豊富で、代表的なものにカワゲラの他、[[カゲロウ]]、[[トビケラ]]がある。これらは大きさが手頃で採集が簡単な上、水質に敏感で環境が違えば生息する種群が大いに異なる。そのため、水質汚染の指標生物として利用され、多くの研究がある。実際には細かい種がわかれば多くの情報が得られるのであるが、種数が多い上に判別はさほど簡単ではない。しかし、属や種まで判断できずとも、おおざっぱな判断はできるもので、それを利用したものである。