「豊予海峡」の版間の差分

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[[大分県]][[大分市]](旧[[佐賀関町]])の[[関崎]]と[[愛媛県]][[伊方町]](旧[[三崎町]])の[[佐田岬]]によって挟まれる。ここに、[[日本]]最大の[[断層]]である[[中央構造線]]が走る。[[佐賀関港]]と[[三崎港 (愛媛県)|三崎港]]の間に、[[国道九四フェリー]]([[国道197号]])が運航されている。
 
潮流が速いことから、豊予海峡で獲れる魚は身が引き締まり脂がのっており、好漁場となっている。特に、佐賀関港に水揚げされる[[アジ (魚)|アジ]]と[[サバ]]は、一本釣りや活けじめといった漁法や品質管理と相まって「'''[[関あじ]]'''」「'''[[関さば]]'''」として全国的に有名な[[ブランド]]となっている。なお、同じものが三崎側で水揚げされると「'''岬あじ'''(はなあじ)」「'''岬さば'''」と呼ばれ、より安価で取引される。
 
なお[[1980年代]]末頃を中心とした一時期、愛媛・大分両県によって'''豊予海峡トンネル'''の建設構想が明示され、テレビで関連の特別番組が放送されたことがあった([[南海放送]]・[[大分放送]]『豊予海峡~九四トンネルへの挑戦~』=[[1989年]][[12月2日]]放送)。しかし、海峡付近の地質構造や両県の財政規模、さらには「四国~九州間に“陸続きルート”の建設は時期尚早」とする専門家の意見などが障害となり、この構想は棚上げ状態となったままである。