「土曜日の夜の虐殺」の版間の差分

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さらにニクソンは司法次官であった[[ロバート・H・ボーク]]を司法長官代理(リチャードソン辞職に伴い)に任命し、コックスを解任するよう命じた。上述のリチャードソンとラッケルズハウスは両人とも、上院司法委員会の任命公聴会で特別検察官の職に干渉しないという宣誓証言をしていたが、ボークは委員会へそのような証言をしていないこともあり、命令に従ってコックスを解任した。
 
その後ニクソンは[[連邦捜査局|FBI]]を動員し、特別検察官事務所を閉鎖させた。その様子はテレビで放送され、国民に「警察国家の再来」「犯罪容疑者が権力で事件をもみ消している」と受け取られたため、抗議の電報・電話がホワイトハウスに数万通押し寄せた(各議員の事務所にも殺到した)。
[[連邦議会]]もニクソンの行為を大統領の権力の乱用と批難し、ニクソンに対する多数の[[弾劾]]法案が議会に提出される事態に至る。