「ガイウス・ウァレリウス・カトゥルス」の版間の差分

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'''ガイウス・ウァレリウス・カトゥルス'''('''Gaius Valerius Catullus'''、[[紀元前84年]]頃 - [[紀元前54年]]頃) は古代[[共和政ローマ|ローマ共和国]]時代の[[抒情詩|抒情詩人]]。恋愛詩に優れた。『歌集』(Carmina)が残る。
 
カトゥルスの恋愛詩は多く[[サッポー]]の異名であるレスビアという女性にあてられているが、これは偽名であるとされており、実際にこの女性がだれであったかは不明である。ギリシア詩壇の影響を受け、精緻な修辞を用い、遊戯的な手法により軽妙な筆致で恋情を歌う詩風により、初期[[ラテン文学]]における恋愛詩の分野を開拓した。