「サイクリックボルタンメトリー」の版間の差分

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以下に最も一般的な3電極系における構成を示す。
;作用極:作用極 (working electrode, WE) は実際に物質との電子の授受を行う電極である。[[白金]]やグラッシーカーボン製のものを用いることが多い。最近では導電性ダイヤモンド電極などが注目されている。
;参照極:参照極 (reference Electrodeelectrode, RE) は作用極の電位を決定する際の[[基準電極|基準となる電極]]である。飽和カロメル([[水銀]])電極 (SCE, Hg/Hg<sup>2+</sup>) や[[銀]]電極 (Ag/Ag<sup>+</sup>) などがよく用いられる。
;対電極:対電極 (counter Electrodeelectrode, CE) は作用極で発生するのと同じ電流値を系に返すための電極である。メッシュ状やコイル状の白金を用いることが多く、作用極よりもずっと大きな表面積が必要とされる。
 
測定は溶液を調製し、脱気したあと上記の電極を差し込んで行う。