「静止トランスファ軌道」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Masamic (会話 | 投稿記録)
同期軌道に関する記述を追加
Masamic (会話 | 投稿記録)
申し訳ない。一部勘違いあり。差し戻す。Undo revision 12697867 by Masamic (会話)
1行目:
'''静止トランスファ軌道'''(せいしトランスファきどう、Geostationary transfer orbit<ref>厳密には「'''同期トランスファ軌道'''」と訳すのが正しいが、ほとんどの場合「[[静止軌道]]」へ投入するためこのように呼ばれる。因みに「[[準天頂衛星]]」の軌道は「[[同期軌道]]」であり、この軌道に遷移するための一時的な「[[楕円軌道]]」も'''GTO'''である。</ref>, GTO)は、[[人工衛星]]を[[静止軌道]]にのせる前に、一時的に投入される[[人工衛星の軌道|軌道]]で、[[遠地点]]が静止軌道の高度、[[近地点]]が低高度の[[楕円軌道]]である。
 
静止軌道は、地表からの高度が[[赤道]]上約36,000 kmとなる[[円軌道]]である。衛星をこの軌道に投入する際には次のような手順をとるのが普通である。
18行目:
 
なお通常は、上記の軌道変換中に、軌道面も変更する。パーキング軌道は通常打ち上げ地点の緯度に近い軌道傾斜角を持つため、例えば[[種子島宇宙センター|種子島]]や[[バイコヌール宇宙基地|バイコヌール]]などの[[射場]]から打ち上げると、静止衛星に必要な軌道傾斜角0°に変換する必要がある。この意味では射場の緯度は赤道に近いほどよく、[[欧州宇宙機関]]が用いる[[フランス領ギアナ]]の[[クールー宇宙センター]]は北緯6°程度とたいへん立地条件が良い。米国のSeaLaunch社は赤道上からの打ち上げサービスを行っている。この場合、軌道変換という視点からはもっとも効率がよい。
 
== 脚注 ==
<references/>
 
== 関連項目 ==