「ジョン・W・クリスティー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 節分け
14行目:
このように一見便利なシステムであったが、履帯を付けたり外したりする手間がかかりすぎ不便であり、量産された戦車としてはBTシリーズで採用されたに止まり、続くT-34シリーズや英軍の巡航戦車ではクリスティー式であっても装輪走行はできなくなっている。また、既に大戦前にソ連軍の他の戦車で採用されていたトーションバー式サスペンションの方が路外での機動性や乗り心地により優れており、戦後に開発された量産型戦車でクリスティー式の足回りを持つ物は(英軍のアヴェンジャー等、大戦中に開発された戦車のシャーシを流用したもの以外には)採用されていない。
 
なお、上部支持転輪が無く大型接地転輪を持つ戦車を全てクリスティー式と誤解する人も多い。例えば上部支持転輪の無い[[T-44|T-43、T-44]]、[[T-54]]/[[T-55|55]]、[[T-62]]はクリスティー式ではなくトーションバー式であり、逆に上部支持転輪のある英軍の[[巡航戦車 コメット巡航戦車]]はクリスティー式である。両者は車体側面のコイルスプリングを使っているか、床下のトーショーバースプリングを使っているかで区別される。
 
[[Category:アメリカ合衆国の技術者|くりすていしよん]]