「ヘンリー・リーランド」の版間の差分

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* GMの社長となった[[アルフレッド・スローン]]が、[[ハイアット・ローラー・ベアリング]]社の社長の時代に、リーランドの精密機械についての講習を受ける機会があり、そのときの会話が、大量生産のあるべき姿を導き出すきっかけとなったとスローンがいっている。
 
* [[キャッシュレジスター|電動レジスター]]を発明した[[チャールズ・ケタリング]]がまだ[[NCR (企業)|NCR]]にいた1908年、電気式のイグニッション・システムを開発しリーランドに売り込んだ。これにより1909年、同僚の[[エドワード・A・ディーズ]]と[[デルコ・エレクトロニクス|デイトン・エンジニアリング・ラボラトリーズ・カンパニー(デルコ)]]を創設できた。1910年12月、リーランドの友人であり、1906年に[[カーターカー・モーターカー|カーターカー]]を経営していた[[バイロン・J・カーター|バイロン・カーター]]がデトロイトの橋を通りかかったとき、婦人が[[エンスト]]して困っていたのをみて助けようとクランクを回したところ、クランクが逆回転(バックラッシュ)し腕と顎(あご)を負傷し病院に入院したが合併症で肺炎を併発し1908年に死亡した。これを悲しんだリーランドがキャディラック技術員に安全なスターターの開発を指示した。ケタリングは自身の開発した電動レジスター用の高トルクモーターをベースにセルフスターターを開発。さらに、自身のイグニッションとバッテリー、および電気式ヘッドライトを組み合わせていた。スターターは始動後は[[発電機]]として機能しバッテリーを充電するというものとなっていた。1912年モデルでキャディラックはこれらの装備を搭載する。それまで使われていた[[ボッシュ]]の[[マグネトー点火装置]]は世界初の電気式セルフ・スターターとなり、当初は女性ドライバーのための装備として販売された。ケタリングは、のち[[GM]]の研究所を率いるようになる。
 
[[Category:自動車技術者|りいらんとへんりい]]