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[[Image:Flgraphic.png|200px|thumb|NACO Flight Level graphic]]
'''フライト・レベル'''は、[[航空]]で用いられる[[航空機]]の標準の名目上の[[高さ]]である。
フライト・レベルは、必ずしも[[航空機]]の平均海面上の真の高度と同じではなく、世界的に平均海面気圧の1013.25 [[バール (単位)|mbar]]及びこれと等価な29.921 [[水銀柱インチ|inHg]]の固定値に基づいて表わされる。
==背景==
フライト・レベルを使う理由を述べる前に、高度を測定する手段について説明する。
歴史的に、高度を測定する最も容易な方法は、高度の増加とともに減少する[[気圧]]を測定する、本質的に補正された[[気圧計]]である圧力[[高度計]]を使用することであった。
海面からの真の高度を表示するためには、パイロットは、気圧が時と場所により自然に変化することを考慮して、時々刻々、その地点の気圧を用いて、圧力高度計を補正しなければならない。
この作業がうまく行われないと、2機の航空機が、それぞれの高度計が異なる高度を示しているにもかかわらず、同じ高度を飛行してしまう可能性がある。
これは安全上の重大な問題となる。
そこで、フライト・レベルは、1013.25 mbar(米国とカナダではこれと等価な29.921 inHg)の標準の圧力に基づいて高度を定義することにより、この問題を解決する。
フライト・レベルを使用する航空機はすべて、実際の海面圧力にかかわらずこの共通の値で圧力高度計を補正する。
そして、フライト・レベルはこの名目上の高度(「[[圧力高度]]」[[:en:pressure altitude|pressure altitude]])を[[フィート]]で表わした数を割り当てる。
したがって、例えば32,000 フィートは「フライト・レベル320」と呼ばれる。
注意してもらいたいのは、フライト・レベル320で飛ぶ航空機の平均海面上の実際の高さは通常32,000 フィートと異なることである。
しかし、他のすべての航空機が標準の圧力に高度計をセットするので、衝突の危険は減少する。
2機の飛行機間の衝突を回避するために、実際の高さは重要でない。重要なのは、高さが異なることだけである。
高さが異なるためには、両方の飛行機での気圧が違えば十分であり、その地点での地上の気圧についての知識は必要でない。
フライト・レベルは通常FLxxxと表記される。ここで、xxxは100フィート単位で圧力高度を示す1桁から3桁の数である。
航空無線では、ほとんどの管轄地域でFL290を「フライト・レベル2 niner 0」と発音する。
「フライト・レベル」というフレーズは、これが標準化された圧力高度であることを明示する。
==遷移高度==
[[:en:Template:Mergefrom]]<!-- {{Mergefrom|Transition altitude|date=February 2007}} -->
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* Track 180 to 359° - odd flight levels (FL 430, 470, 510, etc.)
==メートル法に基づくフライト・レベル==
China, Mongolia, Russia and many [[独立国家共同体|CIS]] countries use flight levels specified in metres. Aircraft entering these areas normally make a slight climb or descent to adjust for this.
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==関連項目==
* [[飛行計画
[[
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[[da:Flyvehøjde]]
[[de:Flugfläche]]
[[en:flight level]]▼
[[it:Livello di transizione]]
[[nl:Vliegniveau]]
114 ⟶ 129行目:
[[sv:Flight Level]]
▲[[en:flight level]]
<!-- Wikipedia 翻訳支援ツール Ver0.72、[[:en:flight level]](2007年6月3日 17:05:46(UTC))より -->
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