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それは、[[日本の警察]]の項目の記述をみるとわかるとおり、[[1933年]](昭和8年)より、[[1948年]](昭和23年)迄の間、すなわち岡田茂吉教祖が逮捕されたとする昭和10年代は、警察以外に[[憲兵 (日本軍)]]が一般人に対する逮捕や尋問などを行っていた時代でした。
 
当時の[[憲兵 (日本軍)]]が行っていたことは、思想の徹底的な抑圧であり、天皇を神とする思想に反する言動を行うものは思想犯などとされ、投獄や拷問を含めた弾圧行為が国家によってていた時代でした。現代の我々が当たり前に享受している「信教の自由」「思想の自由」といったものは、戦前、戦中にはまったく存在しなかったのです。そのため、その時代は多くの思想家や宗教家がぬれぎぬを着せられ、不当な投獄を蒙ったり、拷問によって発狂や死亡にまで至った例まであるという、現代人からみると想像を絶するような時代でした。また、警察内にも、思想犯専門の部署である[[特高]](特別高等警察)という部署があり、日本軍同様、一般人の思想言動を厳しく監視し、思想犯の検挙を行っていました。([[特高]]は敗戦と共に廃止されました。)
 
すなわち、岡田茂吉を逮捕したとするのは警察ではなく当時の日本軍または特高と呼ばれる思想犯専門の警察部署であり、これは、現代人の考える「(警察による犯罪者の)逮捕」とは、まったく事情が異なっているのです。
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