「ロシュミット数」の版間の差分

'''ロシュミット数（Loschmidt'''（'''Loschmidt's number）constant'''（number））<math>N_L </math>とは 0℃、1気圧の気体 1cm³ に含まれる分子数を言う。　その数値は[[アボガドロ定数]] <math>N_A </math>と <math> N_L = N_A / V_m </math> の関係にあり、 2.6868×10¹⁹ となる。　ここで<math> V_m </math>は、0℃、１1気圧の理想気体１1モルの体積で、 2.2414×10⁴ cm³ の値を持つ。

気体中の分子数は最初、[[ロシュミット]]によってこの形で求められたが。しかし、科学分野の発展と共に、現在では定義が明確な[[アボガドロ定数]]の方が、より基本的な定数として採用されている。　しかし

物理学では１、1[[モル]]の気体よりも単位体積中の気体の分子数を問題とすること場合が多いのであり、ロシュミット数がよくも用いられている。