「ダーウィンフィンチ類」の版間の差分

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== 生態 ==
食性は、完全に昆虫食のムシクイフィンチを除けば雑食である。地上フィンチは植物食が中心で、花や地面に落ちた種子を拾って食べるが、コガラパゴスフィンチはイグアナの皮膚の古い角質層や寄生虫も食する。サボテンフィンチはサボテンの実や葉を食べ、虫の代わりにサボテンの花粉を媒介する。樹上フィンチのうちキツツキフィンチやオオダーウィンフィンチは昆虫を中心に食べる。キツツキフィンチは小枝を道具のように使い樹木の中に住む昆虫の幼虫を捕食する事で知られる。
ハシボソガラパゴスフィンチは'''吸血フィンチ'''としても知られる。ただし吸血するのは一部の島に生息するグループで、カツオドリを視覚に入らぬように背後からつつき、流れ出た血液を飲んだり、卵をつついて食べる。血液を常食する唯一の鳥類と言われる。そのほかの吸血しないグループは主に植物の花や葉を食べている。
 
近年では観光客や住民の排出する生ゴミを食べるものが増え、生態の破壊が危惧されている。